「もしもサッカー選手になっていなかったら・・・」 森村昂太2007.9.28

もし、サッカー選手になれていなかったら、いくつかやってみたいと思い当たる事があります。

1つは、学校の先生で、これはワリと皆さんが一度は思った事があるのではないかと思います。小学校・中学校・高校ととても良い先生方にめぐり合う事ができて、その先生方に憧れる気持ちがあってそう考えました。

2つ目は、これもありがちな夢なのですが、サッカーの指導者です。人に好きなサッカーを教える事にとても魅力を感じますし、何よりもいつまでもサッカーに関わっていきたいという気持ちが強いからです。好きな事をずっと続けていく事は、簡単な事ではありませんが、とても素晴らしい事だと思います。

最後の3つ目は、僕は自然が大好きで、その自然に関係のある仕事ができればと思う事がありました。よく遠征などで地方に行く事がありますが、バスに乗って高速道路を走っている時は、バスの大きな窓の外を見て、森や畑や田んぼを見て、動物がいないか探したりしています。そんな時、音楽を聴きながら窓の外をボっーと眺めていると、非常に体も癒されるし、なんだか気が休まる気がします。
しかも時々、動物を発見できたりもします。いつも見つける事ができるわけではないのですが、北海道での遠征中にはリスを見つけたし、ヘビも見つけた事があります。それが、凄く楽しくて、自然も好きだし、動物も好きだしサッカーをやっていなかったら、自然の世界と関わる世界に進んでいたかもしれません。

ただし、プロ1年目の僕としてはもしサッカー選手になれていなかったら、サッカーの次に好きな事をできれば良いのでは?と今はまだ漠然と考えています。
でも、やはりサッカーがダントツに好きだし、素晴らしいスポーツなので、誇りを持ってプロサッカー選手として頑張っていければと思っています。

「もしもサッカー選手になっていなかったら」 吉本一謙2007.9.20

小さな頃からプロを目指してサッカーに取り組んでいたので、サッカー選手以外でなりたいと思う職業は今までなかった。
だから、サッカー選手を引退した後も、指導者などでサッカーに関わった仕事を続けていきたいと思っているが今回は、「もしもサッカーというスポーツがなかったら・・・?」という前提で、職業について考えてみたい。

最近、とても格好良いと思う仕事がある。それは、車のメカニックの仕事だ。プロサッカー選手になる少し前から車にすごく興味が出てきて、試合を観に行く時など、チームの先輩の格好良い車に乗せてもらうのが、楽しみのひとつだった。バスで移動する際も、時間があって暇な時間はすれ違う車を見て、将来自分が買う車を想像して楽しんでいた。

昨年、念願の免許を取り、自分で運転するようになれてからは、嬉しくて嬉しくて、目的もなく車で出掛けたりもしていた。
今年の初めにプロになれて、やっと自分の車を購入する事ができた。先月、その車を点検に出し、そこで車の内部の事が分からない自分にメカニックの人がとても親切に丁寧に、分かりやすく教えてくれた。その時、車の事ならなんでも知っているメカニックの人がとても格好良くみえ「こういう仕事もいいな!自分もなってみたい」と思った。
車を修理して、お客さんが喜んでくれたら嬉しいと思うし、自分は、スーツを着て仕事に行くよりも作業着を方が似合うかな?とも思う。

でも、やはり一番好きな事はサッカーで、これかも子供の頃からの夢だったプロサッカー選手になれた事を誇りに思い、これからも頑張っていきたい。最初にメカニックになりたいと書いたものの、エンジンルームさえ、ろくに開けた事がないのは、内緒です・・・

「もしもサッカー選手になっていなかったら」 小山泰志2007.9.10

もしもサッカー選手になっていなかったら、と考えると
今はサッカー選手としての生活を当たり前のように送っているので、
正直言って、なかなか良い発想が浮かんでこない・・・

ただし、僕も高校時代、将来を考えていた時に目標としている事があった。それは高校生の頃、ある時期がくると教育実習生が学校にやってきた。決まって実習生は、人気者になる。その時、思った事は自分も学校の先生になる事を目指せして教育実習に行けば、ちやほやされるのではないか?と甘い考えをしてしまった事がある。そんな理由で先生になれるわけはないと思ってはいたが・・・

でも、先生になるのだったら、やはり体育の先生が良いと思った。
体を動かすのは当然好きだし、教える事も嫌いではない。
保健体育のテストも得意だった。初めは、安易な気持ちで考えていたが、だんだん本当に先生になりたいと思ってきた。プロ入りが決まるまでは、先生になるのか、サッカーの世界で生きていくのか悩むほどだった。

学校の先生は、とても魅力的だったが、やはり今まで好きでやってきたサッカーの世界で生きていこうと決意した。プロサッカー選手になれるなんて、とても素晴らしいチャンスをもらった事を感謝し、チャンスを与えてくれたチームのためにも、自分のためにも、できるだけ長い間、選手として生活できるように頑張っていきたい。
何十年と続けていけるように努力し、引退した後には、子ども達にサッカーの楽しさや仲間との信頼関係を伝えられる指導者になれるよう、色々な経験をしたい。楽しい事だけでなく、辛い事、苦しい事を乗り越えていきたい。

とにかく今の僕には目の前にある事を精一杯やっていく事が大事だと思う。それは、練習は常に全力で取り組み、皆に認められるような選手となり、試合に出場して、今まで支えてくれた家族やファンの皆さん、スタッフの皆さんに報いるため、そしてチームのために全力を尽くし結果を出したいと思う。
指導者になるのは、それからだ・・・

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