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【山本英人】グッズ売上2019.11.06

こんにちは。マーチャンダイジング部の山本です。
今回はファン・サポーターの方々からも質問をいただくマーチャンダイジング部の売上についてお話したいと思います。

ここ数年、JリーグよりJ1~J3全チームの営業収益が発表されており中身を見ればグッズ売上をはじめチケット収入、広告収入などすべての収入状況が一目で把握できます。そんな中、東京のグッズ売上が他チームと比較して少ないという指摘を受けることがございます。事実、東京のグッズ売上はトータル収入の5%~6%、他チームでは平均10%位であり、グッズ売上の特に高いチームに至っては15%ほどになります。現在の東京のグッズ販売については構造的な問題もあり収益が少なく見えている部分もございますが、それを抜きにしても他チームと比較して売上が少ないことは否めません。

さて、グッズ売上で一番比重の大きいアイテムは一体何でしょうか?
おわかりの方も多いと思いますが、それはレプリカユニフォームとなります。すなわち、レプリカユニフォームを沢山売っているチーム=グッズ売上の高いチームということにもなります。では東京ではどれくらいの枚数を販売しているのでしょうか?

残念ながら年間6,000枚~7,000枚程度しか売れておりません。沢山販売できているチームですと15,000枚~20,000枚となります。1枚当たりネーム&ナンバーを付ければ15,000円位にはなりますからレプリカユニフォームだけで200百万以上の売上となり、それに加えここ数年サマーユニフォームと称し3rdユニフォームを販売するチームも増えておりますのでさらにレプリカユニフォームの売上は膨らみます。

9月に実施いたしましたファンミーティングでもお話したのですが、現在ユニフォームをサプライ頂いているumbro様とは2015シーズンから契約しており、それまではadidas様と契約していましたが、たとえば先週の大分戦でadidasのレプリカユニフォームを着用し応援されている方がいらっしゃいます。また、2000年の前半に作ったレプリカユニフォームの廉価版である11番アマラオ選手のプロコンシャツを着用されている方もいらっしゃいます。

さらに、ここ数年東京では先着○○名様にTシャツプレゼントなどの企画を実施していますが、そのTシャツの着用率も高いです。恐らく、他チームではあまり見受けられない光景ではないかと思います。

マーチャンダイジング部の一番の課題はどのように沢山のレプリカユニフォームを販売していくかであり、2020シーズンはそのための施策を検討、実施していくことが必要であると強く感じております。

まずは、販売目標10,000枚です。


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