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2019.4.21[アカデミー]

【U-15深川】フランス遠征5日目

フランス遠征5日目

大会2日目となる本日。
今日の予選リーグ2試合の結果で、この先上位リーグに入れるか、下位リーグにまわるか決まってきます。

そんななか、勝てば上位リーグ進出が決まる第1試合の対戦相手はモナコ。
引き締まった緊張感のある展開。


前半は0-0で折り返し、後半も一進一退のゲームが続くなか25分。
相手の突破からシュートを打たれるも、齋藤が好セーブ。しかしそのこぼれ球を押し込まれ失点。
その後、点を奪いに積極的に攻めチャンスを作るも、決めきることができず、そのままタイムアップ。悔しい敗戦となりました。


第2試合の相手はリヨン。この大会屈指の強豪チームです。
ここまでの結果で、勝利すれば上位リーグに勝ち進めることがわかり、選手も気合を入れて試合に入っていきました。


第1試合同様引き締まったゲームとなり、攻守に激しい球際の争いが続きました。
前半は0-0。後半も引き続き激しいプレーが続いているなか、お互いに交代選手が投入され、後半途中から出場した宮﨑が大仕事をしました。

35分、右サイドの坂口からのパスをブライアンが競合い、そのこぼれ球を拾った宮﨑が左足を振り抜き、待望の先制点を挙げました。
その後、相手の猛攻を受けるも耐えきって、予選リーグ突破、しかも1位での通過を決めました。

宮沢監督から「全員の力で掴んだグループリーグ1位。これからもっと強いチームと当たるが、総力戦で勝ち上がっていこう」とコメントがあった通りに、全員がスタメンでプレーするなかでのグループリーグ突破は、結果だけではない、大きなものを得た経験でした。


休む間も無く、第3試合は上位リーグ1試合目。予選リーグで負けたモナコとの試合です。
上位リーグは3チーム中2チームが決勝トーナメントに勝ち抜けるレギュレーションとなっており、1試合の重みが増します。
またモナコには1度負けているので、今度こそは必ず勝利すると、全員がリベンジに燃えて試合に入りました。

ただ本日3試合目の疲れは拭えず、開始早々の3分に失点。
その後は持ち直し、チャンスは作るものの決定力の課題がこの試合でも露呈しました。
後半も攻め続けているものの、相手のDFにことごとく跳ね返され、得点を挙げることができずにいた39分、カウンターから2失点目を喫し万事休す。
同じ日に同じ相手に2度負けるという、とても悔しい結果となりました。

試合後には宮沢監督から「ここからは本当の戦いの始まりだ。チームの為にどれだけ戦えるか、チーム一つになって頑張ろう」とのコメントがあり、全員顔を上げて明日に向かっています。

予選リーグを勝ち抜いた喜びとその後の同じ相手に敗戦の悔しさ。1日でどちらも味わい良い経験をしています。
明日の上位リーグ第2戦に必ず勝利して、決勝トーナメントに進出したいと思います。