[リザーブ]
GK:16高瀬和楠
DF:
MF:
FW:22今村涼一

○試合レポート
【Challenge to the next stage】
第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)3日目。
悪天候により、試合当日の朝にキックオフ時間が変更となるなか、チームは集中力を切らさず準備を進める。
グループ内で唯一2連勝を収めている東京はグループステージ突破を決めている。
対戦相手の京都サンガF.C.U-18はこの試合で勝たないとノックアウトステージへの進出が難しく、モチベーション高く挑んでくる。
昨日もしっかり、トレーニングと休息をとり、コンディションの回復に努めた東京は3連勝を目指しこの一戦に挑む。
佐藤監督は試合前に「勝負は細部に宿る。自分たちの基準で80分戦おう。守備は奪う力と消す力が大事になる。しっかりとゲームに入ろう。」
と、改めて気を引き締め、選手をピッチに送り出した。

【前半】
京都のキックオフで始まった前半、ボールを支配したのは京都。ただ、主導権は東京が握り続けた。
京都は、GKを含め丁寧なビルドアップから攻撃を仕掛けてくる。
これに対し東京は、ツートップの原と小林(幹)を先頭に、前線から連動したプレスで自由を奪い自陣に相手を入れさせない。
最初のチャンスはCKから。
6分、右CKを品田がニアに飛び込んだ横山の頭に合わせるも、相手守備陣がゴールライン付近でブロック。
京都も11分に、左CKをファーサイドに送るが、今大会初スタメンの大本が冷静にパンチングで対応。
14分、21分と右サイドからゴールに迫られるも、守備陣が対応し得点を与えない。
迎えた28分、左PA内深くに蹴りこんだロングボールに品田が追いかけ、身体を入れ替えると、相手に倒されPKを獲得。
これを小林(幹)が冷静に左へ蹴りこみ先制。
主導権を譲らない東京は33分にも左サイド奥深くへ送ったロングボールに坂口が走り込みマイナスのクロス。
ニアで小林(幹)が左足で狙うも、GKの好守に阻まれる。
追加点を奪ったのは前半終了間際の40分。
小林(真)から大きく右サイド裏に走りこんだ岡庭につなぐと、縦にドリブルを仕掛けニアへライナー性のクロスを供給。
原が難しい体勢ながらヘディングで合わせ2-0で前半を折り返す。

【ハーフタイム】
佐藤監督
「後半、相手は相当なパワーで向かってくる。これを受けるのではなく、覆い被せるくらいの気持ちで向かっていこう。2点リードしていることを忘れずに集中して入ろう。」

【後半】
前半同様にボールポゼッションで京都が優位を保とうとするも、東京は4人を入れ替えポゼッション率を高める。
前線の小林(幹)と杉山が相手のパスコースを限定し、中盤に入ってきたボールに対しては寺山と平川が激しくアプローチ。
また、ロングボールに対しても、篠原を中心に制空権を譲らず、チャレンジアンドカバーを繰り返し相手にチャンスを作らせない。
東京はボールを奪うと、縦に素早く攻め込む場面と、ゆっくりとつなぐ場面を使い分け、相手のプレスに対してはショートパスでかわしながら試合を進める。
64分、小林(幹)に代えて久保を投入し、変化をつける。
70分、左裏にボールを送ると小林(真)が追いかける。相手DFが身体を入れるも、上手く入れ替わりボールを奪うと久保へ。
サポートにきた杉山に預け左PA内深くからシュートを放つと相手DFがブロック。
このこぼれ球を久保が拾いドリブルで仕掛けるも、ラインを割ってしまいゴールキック。
続く72分、杉山が左からドリブルで中に切れ込むと久保が裏に飛び出す。これをオトリにし右から入ってきた横山に出すもシュートはGK正面。
京都も76分、中央から強烈なミドルを放ってくるが、大本が右に横っ飛びでセーブ。
最後まで集中力を切らさず、危ない場面は作られるも守備陣が身体を寄せ、自由を与えなかった東京はこのまま試合を終わらせ勝利。
グループステージを3連勝で終えた。

この結果を受け、グループステージ1位突破を決め、ラウンド16に駒を進めた。

本日も選手への温かいご声援誠にありがとうございました。
引き続き、FC東京U-18への熱いご声援を何卒よろしくお願いいたします。

【その他試合】
松本山雅FC U-18(勝点0) 0 - 3 FC町田ゼルビアユース(勝点4)

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