[リザーブ]
GK:21飯塚欣士
DF:
MF:
FW:41谷地田陸人

○試合レポート
【Challenge to the next stage】
高い気温と熱い陽射しのなか東京ガス武蔵野苑多目的グランドで開催された、第41回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会決勝トーナメント1回戦。
対戦相手はNPO法人杉並ソシオフットボールクラブU-18。
前年度の全国大会覇者として臨む今大会に対して佐藤監督は
「日本一に繋がるこの大会は総力戦になる。その第一歩が今日の試合。謙虚にサッカーに向き合いとにかく勝つ為のプレーをしよう。
気温は高いが、試合の入りからパワーをかけていくべきところはいく。ストロングでもあるセットプレーも活かして戦っていこう。」
と試合前に選手に伝え、13:30にキックオフされた。

【前半】
立ち上がりから、前線の吉田、今村を先頭に中盤の選手も連動したプレスで相手からボールを奪いにいく。
攻撃では品田、小林が左右にパスを散らし攻撃を組み立てる。
主導権を握りゴール前まで何度もボールを運ぶも、相手が身体を張って守りなかなか良い状態でシュートを打てない。
そんな状況が続いた24分、先制点が生まれる。
左サイドでタメをつくった荒川からパスを受けた杉山がクロスボールにを上げる。これを吉田が頭で上手く合わせゴールに流し込み先制。
勢いを得た東京は33分、品田のCKをファーサイドでフリーになっていた今村が右足インサイドで押し込み2点目が入る。
さらに34分、前線からの守備で奪ったボールを品田がペナルティエリア内に持ち込み相手に倒されPKを獲得。
このPKを品田が自ら蹴るも相手GKに防がれる、嫌な雰囲気が流れるかと思われた36分。
右サイドでボールを持った横山が上げた高いクロスを相手GKが弾きくと吉田が詰め3-0となる。
40分には、今村がドリブルから左足シュートを力強く決めると、43分には品田が蹴った右CKを草住が頭できっちり合わせ5-0。
前半を折り返す。

【ハーフタイム】
佐藤監督
「前半の5-0は関係なく、後半も相手のひずみを見つけ意図した攻撃を仕掛けよう。守備は後半もきっちりゼロで抑えよう。」

【後半】
開始と同時に芳賀、高橋、久保を投入する。
立ち上がりから高い位置でゲームを支配し、立て続けにシュートまで持ち込むもゴールには至らない。
すると57分、中央で品田とのパス交換からパスを受けた杉山が、ドリブルから左足を振り抜くと右ポストに当たって6点目。
攻勢を緩めない東京はこのゴールを皮切りに後半もゴールを積み重ねる。
62分、左サイドを突破した荒川がPA内で待つ久保に出すと1タッチでゴールへ決め7-0。
66分には品田に替え中谷を、79分には小林に替え鈴木を投入し勢いをさらに加速させる。
79分、中央でボールを保持した芳賀が久保とのワンツーから上手くファーストタッチで抜け出しゴール左の難しい角度からシュートを決める。
更に85分、横山が蹴った左コーナーキックをこの試合キャプテンマークを巻いた篠原が頭で押し込み9点目。
86分には久保が思い切りよく右足を振り抜きこの試合2点目となるゴールを決め10-0。
90+1分には、交代出場の鈴木が左サイドをドリブルで突破しゴール前の芳賀へ。
芳賀は、相手を上手くブロックしながらフリーになった久保へ落とし、落ち着いて決めた久保はこの試合ハットトリックを達成する。
試合再開してすぐ、中央で杉山が打ったシュートを相手ゴールキーパーが弾き、そのボールに上手く反応した途中出場の中谷が決め12-0となった。

大きく点差はついたが、何より勝つことが大事だったこの試合。
ディフェンスラインを統率した篠原やGK高瀬らを中心に最後まで全員で高い集中力を切らさず、2回戦へと駒を進めた。

本日も選手への温かいご声援誠にありがとうございました。
引き続き、FC東京U-18への熱いご声援を何卒よろしくお願いいたします。