7/7 北原槙選手 プロ契約締結記者会見

INTERVIEW2025.7.07

7/7 北原槙選手 プロ契約締結記者会見

FC東京は、北原槙選手(FC東京U-18所属)とプロ契約を締結し、7月7日(月)に小平グランドにて記者会見を実施いたしました。北原選手のコメントを、同席した川岸滋也代表取締役社長と小原光城ゼネラルマネージャーのコメントと合わせてお届けします。


<北原槙選手>


会見冒頭あいさつ
このたび、FC東京とプロ契約をさせていただきました、北原槙です。小さい頃からの夢だった“プロサッカー選手になる”という目標を16歳の誕生日に叶えることができて嬉しく思います。人として、サッカー選手として未熟な僕ですが、努力を惜しまずに、東京の勝利のために全力を尽くしていきます。応援よろしくお願いします。

Q、16歳でプロ契約を結んだ、率直な今の気持ちを教えてください。
A、個人として今シーズンの目標を立てるなかで、プロ契約を結ぶことをめざしていました。ですが、誕生日と同じタイミング、自分が思っていたよりも速いタイミングでプロになれるとは思っていませんでした。お話をいただいた時は素直に嬉しかったですし、今日という日を迎えて、実感が湧き始めているところです。今までお世話になったJACPA東京FCの関係者のみなさんをはじめ、携わっていただいた方々、家族、未熟な僕に期待を込めてプロサッカー選手にしてくれたFC東京に感謝の気持ちで一杯です。

Q、クラブとして最年少でのプロ契約締結になりました。その点はどのように感じていますか。
A、そのような記録はあまり意識をしていませんが、最年少という形で契約できた嬉しさはとてもあります。プロサッカー選手になったことに満足せず、勘違いせず、向上心を持って日々努力していきたいです。


Q、これからどのような選手に成長していきたいですか。
A、プロ契約をしてくれた東京に対する感謝の気持ちがたくさんあるので、まずはFC東京がJ1リーグで優勝できるように貢献したいです。僕一人の力でプロサッカー選手になれたわけではありませんし、多くの方々への感謝を忘れずにプレーしていきたいです。これまで、プロの先輩方のプレーを観て“こういう選手になりたい”と思ってプレーしてきました。今度は僕自身が、サッカーを始めたばかりの小さい子どもたちに夢や希望を届けられるように頑張りたいです。

Q、新たに背番号が77になりました。どのような想いで番号を選びましたか。
A、僕自身の誕生日が7月7日で多くの方に覚えてもらいやすい番号であることが一つです。そして一番の理由は、7月7日の16歳の誕生日にプロ契約をFC東京と結ぶことができた喜びと感謝の気持ちを忘れないようにするために77番を選びました。

Q、北原選手の長所と、ここからプロサッカー選手としてどのようなプレーをみせていきたいですか。
A、攻撃で違いを出せるプレーを見せていきたいですし、得点や数字をしっかりと残すプレーを見てほしいです。プロの世界は数字や結果が何より大切だと思っています。しっかりとプレーで示していきたいです。

(記者会見より抜粋)


<川岸滋也 代表取締役社長>

このたび、FC東京は北原槙選手とプロ契約を締結いたしました。大変嬉しく思います。今後、彼が公式戦の舞台で活躍し、飛躍していくことを願っております。FC東京は、過去4回Jリーグ最優秀賞育成クラブ賞を受賞しており、クラブとしてアカデミーの活動に力を注いでおります。そのような意味でも、北原選手のプロ契約締結はアカデミー部門の日々の成果が表れた結果だと思っております。過去、世界で活躍する選手たちを多く輩出してきましたし、現在のトップチームにもアカデミー出身選手が多く在籍しております。FC東京として紡いできたエピソードに今回、北原選手が新たな物語を刻んでくれたと思います。

すでに北原選手はトップチームのメンバーとして公式戦に出場し、いわば飛び級という形で16歳という若い年齢でプロ契約を結びました。FC東京として北原選手と出会い、彼の成長に伴走できることを非常に嬉しく思います。

来シーズンからはJリーグのU-21リーグに参入し、アカデミーの選手をはじめとした若い選手たちの成長と育成ができる環境をさらに整備していくとともに、アカデミーの活動に力を注いでまいります。

今後はプロサッカー選手として、トップチームの一員として、活躍する姿、結果を残していく姿に期待しております。彼自身の大きな志が一つでも実現できるようにクラブとしても最大限のサポートをしてまいりたいと思います。


<小原光城ゼネラルマネージャー>

FC東京だけではなく、日本を背負って立つ可能性を秘めている北原槙選手とプロ契約を締結できたこと非常に嬉しく思います。

彼を育てていただいたJACPA東京FCの関係者のみなさま、小中高と彼の成長に関わってくださったみなさま、そして何よりご家族のみなさまがFC東京のアカデミー活動にご理解をいただけたことに感謝を申し上げます。

北原選手は小学4年生からJACPA東京FCの活動と並行して、FC東京アドバンススクールに加入いただきました。中学時代に彼のプレーを観た際には、技術と戦術眼に優れた選手という印象を受けておりました。クラブとして力を注いでいる各選手の成長プランニングやパスウェイを一緒に描いていくなかで、我々が想定していた以上の成長曲線を彼は描いていました。その成長速度には大変驚かされております。中学3年生の時には、飛び級でFC東京U-18の活動に参加し、他の選手たちと比べても遜色のないプレーを見せてくれていました。今シーズンにおいては、シーズン始動の沖縄キャンプにも帯同し、物怖じしない堂々としたプレーで良さを発揮し、松橋力蔵監督からも評価をいただき、公式戦の出場も彼自身、勝ちとっています。16歳の誕生日にプロ契約をしましたので、クラブとしても史上最年少で契約を結んだことになります。北原選手にとっても、今日がスタートラインだと思います。クラブとして彼とともに歩んでいきたいと思います。

(記者会見 挨拶より抜粋)




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