match 試合日程・試合結果

2015年U-18試合結果

10/24(土) 時之栖スポーツセンター裾野B1 グラウンド(キックオフ 13:30)
2015Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会

FC東京U-18

2 - 1

大宮アルディージャユース

FC東京得点者

44,岡庭 愁人(4分)、5,柳 貴博(110+1分)

FC東京出場選手

GK 1,山口 康平
DF 23,岡崎 慎、4.渡辺 拓也、5,柳 貴博
MF 3,小山 拓哉、7,安部 柊斗、25,鈴木 喜丈、44,岡庭 愁人
FW 20,生地 慶充→24,内田 宅哉(68分)、10,佐藤 亮、8,大熊 健太

寸評

[リザーブ]
GK:30,高瀬 和楠
DF:27,蓮川 壮大
MF:14,南 大輔、17,伊藤 純也、32,小林 真鷹
FW:43,長谷川 大貴

○試合レポート
【積み上げの継続と歴史の継承】

「最高の舞台を東京らしいサッカーで楽しむ」佐藤監督は試合前、選手達にこんな言葉をかけた。

2015Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会3回戦はセントラル開催。
静岡県にある時之栖スポーツセンターにて2日間(24・25日)に分けて開催された。

東京は2日目の第二試合に登場。
今回の対戦相手は夏の日本クラブユース選手権(U-18)準優勝、プレミアリーグ3位につける大宮アルディージャユース。
GKからボールを繋ぎ、パスワークでチャンスを演出できるチーム。
プレミアリーグでは1-1と引き分けている。

東京は柳がスタメンに名を連ね、今シーズン積み上げてきている3-4-3で挑む。
対する大宮は4-3-3のアンカーを中盤の底に置くシステム。

佐藤監督は「お互いに手の内が解る相手。自分達のやってきたことに自信を持とう。冷静に熱くゲームに入って、立ち上がりを意識するように。」と指示。

少し肌寒いなか、多くのサポーターに見守られ、東京のキックオフで試合は開始した。

《前半》
試合はスコアがすぐに動く展開となった。
先制したのは東京。
4分、左サイドで小山がスローインを投げ、一度はクリアーされるが岡崎が拾い再び小山へ。
小山はアーリークロス気味に中央ややファーサイドにクロスを上げると「思ったところにボールがきたので合わせるだけだった」と試合後に話した岡庭が飛び込みゴールネットを揺らす。
先制した東京だったが、ボールを保持したのは大宮。
しかし、「相手に回されているのではなく、回させる」という意識統一をしっかりと持っていた東京。
大宮がDFラインから丁寧にビルドアップしながらチャンスを伺うが、東京は渡辺を中心にラインを高く設定し全体をコンパクトに保つ。
FW佐藤等前線の選手がプレスをかけ、コースを限定し中盤にボールが入ると激しい寄せをみせショートカウンターで反撃をする。
序盤は右サイドから攻撃をしかけ、20分頃からは左サイドでも基点を作り大宮ゴールに迫る。
時間と共に東京はプレス位置を徐々に下げ、試合を落ち着かせゲームをコントロールする。
33分には柳、38分には佐藤がカウンターでそれぞれ単独で突破を計るが防がれる。
大宮がボールを保持する時間が長い中でも東京ペースで前半を1-0でリードして終える。

《ハーフタイム》
いつも通り選手間でポジショニングやマークの確認を行う。
「相手にボールを保持されているが自分達の時間を上手く作ることを考えよう。総力戦で前線の選手はキツイと思うが行けるところまで行こう。」と選手を鼓舞した佐藤監督。
両チームとも選手交代を行わずに後半に挑む。

《後半》
前半同様大宮がボールを保持する時間が長くなるも、東京もボールを保持すると、カウンターやゆっくりとビルドアップからチャンスを伺うなど緩急をつける攻撃を見せる。
51分、左サイドを安部と小山がパスワークで崩すと佐藤がタイミング良く裏に抜け出すがオフサイド。
さらに54分、右サイドを柳と岡庭で突破すると柳が柔らかいアーリークロスをニアに入れる。
これを生地が佐藤に繋ぐと佐藤は左に流れながら左足でのシュートは枠の上。
追加点を奪えないでいると徐々に流れは大宮へ。
58分、右サイドからアーリークロスがそのままゴールに流れると山口が素早い反応で弾く。
さらにそのこぼれ球を大宮が拾いシュートを放つも、山口がビックセーブ。
62分にも強烈なミドルシュートを左に横っ飛びでセーブ。
しかし、64分に左サイドから右サイドにサイドチェンジされると、ゴール前中央にクロスを上げられ失点。
1-1の同点とされてしまう。
ここで東京は生地から内田に切り替える。
お互いに中盤での激しい球際での攻防が続く。
80分、右サイド深くから岡庭がロングスローをゴール前に投げると内田がシュート。グランダーのボールはファーへ流れ、そこに佐藤がスライディングで飛び込むが合わず。
89分には右CKの流れからこぼれ球を拾い、鈴木がファーサイドにクロスを入れると佐藤がヘディングで合わせたが枠の外。
試合は10分ハーフの延長戦へ。

選手からは「全員で勝つぞ!」「気持ちで負けるな!」「相手より走るぞ!」と気持ちをさらに高める声が飛び交う。

《延長前半》
東京は左サイドからゴールに迫るが相手DF陣が身体を張る。
98分、左サイドに大きくサイドチェンジをすると小山が1対1を仕掛け左CKを獲得する。このCKは相手DFがクリアー
100分には中央やや左サイドで安部が倒されFKを得ると渡辺と佐藤がボールをセット。
このボールを渡辺が右足でシュートを放つが枠の上に外れる。

《延長後半》
大宮キックオフで始まると大宮が延長前半より迫力をもって東京ゴールに迫るがDF陣が隙を与えない。
103分、東京は左サイドで佐藤が中央にいる安部に繋ぐと大きく右サイドへサイドチェンジ。
これを柳が受けると、ドリブルで突破しゴール前に入り込んだ佐藤に預けるが、ゴールを奪えない。
109分には、右サイドで複数の選手が絡み小刻みにパスを繋ぎ左サイドに流れる。最後は小山がゴールに迫るも得点できず。
ロスタイムは1分。
PK戦が頭をよぎった110+1分に東京は劇的な決勝ゴールを奪う。
左サイドから鈴木がニアにクロスをあげると、大熊が懸命にヘディングで後ろに繋ぐ。
「自分もなぜあそこにいたのかわからない」と試合後に話した柳が胸トラップから泥臭く押し込み110分間に及ぶ試合に決着をつけた。

【選手・スタッフ 試合後コメント】
佐藤監督
「自分達スタッフも感動した試合だった。得点を奪った後に守備の時間が長くなってしまい、自分達でボールを保持する時間を作れなかった。ゲーム運びに関してはまだまだ伸びしろがある。サッカーに110分間真摯に向かい合ってくれた。(準々決勝に向けて)トーナメントなので1試合ずつ成長してほしい。この勢いを持続して、去年長居で負けてしまったが、先ずはそこにたどり着きた。」

山口選手
「自分が東京のゴールを守らないといけないと思っていた。自分の特徴であるビッグセーブを出して勝てたことが大きい。個人もチームとしても相手にボールを持たせるイメージだった。ボールを回されているということではなく、回させているという意識だった。(準々決勝に向けて)1戦1戦勝ちにこだわって目の前の試合に向けて気持ちを高めていきたい。」

柳選手
「大宮はボールポゼッションの上手いチーム。回されているというのではなく回させるという感覚だった。慌てずにゴール前をしっかりと守って、隙を作らないようにしていた。(今回は岡庭選手との縦の関係だったが?)岡庭選手の調子も良く岡庭選手を信じてしっかりとやれた。岡庭選手の特徴がクロスだと思うので、その特徴を出せるように意識をしていた。(得点シーンは?)練習で自分はファーに入る意識をしていた。ニアで大熊選手が潰れてくれた。自分もなぜあそこにいたのかわからない。胸トラップをした時にはイメージができ、今シーズンで一番嬉しい得点だった。(準々決勝に向けて)関西のチームと試合を出来る機会は少ないので絶対に負けたくない。」

岡庭選手
「大宮はプレミアリーグでは引き分け、夏の大会でも実績を残したチームだった。ただ、自分はあまりAチームで試合に出ていなかったので、上手く試合に入れた。ボールを持たれる時間は長かったがボールを持たせる感覚だった。(得点シーンは?)中の枚数が少なかったので、入りこんだら思ったところにボールがきたので合わせるだけだった。(準々決勝に向けて)一週間しっかりと積み上げていきたい。」

本日も選手への温かいご声援誠にありがとうございました。
引き続き、FC東京U-18への熱いご声援を何卒よろしくお願いいたします。