match 試合日程・試合結果

2014年U-18試合結果

12/15(月) 広島広域公園第一球技場(キックオフ 13:30)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プリンスリーグ関東1部第4節

FC東京U-18

2 - 0

清水桜が丘高校

FC東京得点者

14,大熊健太(26分)
9,蓮川雄大(35分)

FC東京出場選手

GK 1,伊東倖希
DF 2,高田誠也、4,大西拓真、33,岡崎慎
MF 6,高橋宏季、15,安部柊斗、27,小山拓哉、7,長澤皓祐
FW 9,蓮川雄大→38,半谷陽介(90分+2)、11,渡辺龍→10,佐々木渉(46分)、14,大熊健太→5,田宮碧人(90分)

寸評

[リザーブ]
GK:21,山口康平
DF:13,渡辺拓也、
MF:32,生地慶充
FW:22,佐藤亮

○試合ダイジェスト
前日に行われたプレミアリーグ参入戦1回戦を1-0とものにし、2回戦へと駒を進めたFC東京U-18の対戦相手は静岡県の強豪清水桜が丘高校(旧:清水商業高校)。2011年以来のプレミア参入をかけ試合は広島広域公園第一球技場にて13:30キックオフ。試合前佐藤監督から選手たちに「相手の嫌がるプレーをし、持てる力の全てをかけて戦おう」「簡単に失点しないように、割り切ってプレーする事も必要」「色々な方の想いを背負っていることを忘れずにプレーしよう」と声がかけられた。短期決戦の大会であり、良い流れを壊したくないという事もあり、スタメンとリザーブは前日の1回戦と変更なしの東京。

清水桜が丘ボールでキックオフ。1回戦の徳島市立よりも実力のある清水を相手に立ち上がりは互いに譲らずに一進一退の攻防が続く。東京は5分にこの試合最初のチャンスを迎える。MF小山がエリア内に斜めに走り込み相手DFを振り切ったFW渡辺龍にパスを通す。渡辺龍は思い切りよく左足を振り抜きシュートを放つが、枠を捉えきれない。続く6分にはFW蓮川がドリブルで深い位置まで持ち込み、最後はFW大熊がミドルシュートを放つが、これも精度を欠きネットを揺らせない。対する清水も15分に、東京の右サイドをスピードに乗ったドリブルで崩しにかかるが、これはDF岡崎が相手選手に喰らいつき身体を張って守り抜く。

試合は徐々に東京がボール保持率を上げて、主導権を握り始める。ピッチの幅をフルに使い、相手を左右に揺さぶり縦パスを通すコースを作り出すと26分に先制点が生まれる。DF高田がエリア付近にいたMF安部にボールを付けると、安部→渡辺龍→大熊とワンタッチプレーで流れるようにエリア内でボールをつなぎ、最後は大熊が得意の左足でダイレクトシュートを放ちネットを揺らす!!

先制した東京は前半の内に、先制点と同じような形で追加点を奪う。35分に、相手エリア内で小山→大熊→渡辺龍→小山と抜群のコンビネーションで相手DFを切り崩すと最後はFW蓮川が右足で流し込み2-0とリードを広げる!!これで勢いに乗った東京は、直後の37分にも相手エリア内に進入した安部が右足でシュートを放つが、これはポストに嫌われる。2点差とした東京は、落ち着いてボールを保持し、試合を優位に進める。相手が焦れてボールに食いつくまで、パスを回し攻撃を組み立てていくが、3点目を奪うことができずに前半を終える。

ハーフタイム。佐藤監督は「前半は凄く良い流れを掴んでいるが、残り45分隙を見せず真面目に、そして謙虚にサッカーと向き合って戦おう」と選手たちに声をかける。後半のスタートから、渡辺龍に代え1回戦で決勝点を奪ったFW佐々木をピッチに投入する。

後半立ち上がり早々の46分、清水桜が丘にCKを与えてしまうが、このCKのクロスボールはGK伊東が冷静にキャッチする。49分にはMF高橋が高い位置で相手選手からボールを奪い取り、左サイドの蓮川に素早くボールを預けショートカウンターにつなげる。蓮川はドリブルで切り込み中央の佐々木にパスを送るが、わずかにタイミングが合わずフィニッシュまで持ち込めない。56分には、大熊の巧みなポストプレーから佐々木がシュートまで持ち込むものの、相手DFの粘り強い守備にブロックされてしまう。

ビハインドをおっている清水桜が丘は、時間経過とともに徐々に攻撃の圧力を高めてくる。63分にFK、65分にCKと立て続けにセットプレーから東京のゴールに迫ってくるが大西・高田・岡崎・安部らが身体を張って簡単にシュートを打たせない。

残り時間が短くなるにつれ、ボールを失わないように丁寧にパスをつなぎ時間を使う東京は83分に小山が倒されて右エリアでFKを獲得する。キッカーの長澤はインスイングのボールをエリア内に送る。これを相手DFを振り切って走り込んだ大西がヘッドで合わせるも、相手GKの正面に…。3点目を奪えない東京だが、その後もボールを保持して時間を使い試合をクローズにかかり試合終了のホイッスル。2-0で勝利を収め、来シーズンのプレミアリーグ参入資格を獲得した!!

選手たちは、遠く広島まで駆け付けたファン・サポーターたちと喜びを分かち合う。試合終了後、佐藤監督は声に詰まりながら選手たちに賛辞を送り「週末にはJユースが控えている。気持ちを切り替えて日本一のタイトルを獲りに行こう!!」と。次戦まで中4日だが、良い準備をして最高の結果を掴みたい。

◆佐藤一樹監督コメント
FC東京U-18は3年前にプレミアリーグから降格し、そこから毎年、選手たちは「昇格」という目標をもって戦ってきました。今年それが達成できたことは、チームとしても選手たちにとってもとてもすばらしいことだと思います。

(試合を振り返って)
昨日の一回戦も同様ですが、自分たちの力を素直に出すことが難しく、プレッシャーのかかるゲームとなりました。その中で、選手たちには「中途半端なプレーをするのではなく、プレミアに上がりたいという気持ちの強さが勝負を分ける。3年間持ち続けてきた思いをぶつけてほしい」と話しました。

(今年のU-18はどういうチームだと?)
球際が厳しくハードワークをして“しぶとい”チーム。夏のクラブユースでも、負けそうでなかなか負けない。相手に簡単に勝たせないチームでもあると思います。私自身も、選手たちにこの場に連れてきてもらったようなもの。ありがとうと言いたいです。この結果を受け、さらにシーズンをよい形で締めくくるためにも、Jユースカップに賭けるモチベーションは高いです。選手たちの思いや気持ちを後押ししながら、あと2試合を戦い抜きたいです。そして来年はさらにレベルの高いチームが揃う場で、自分たちらしい、FC東京U-18らしいサッカーをしていきたいと思います。ご声援をありがとうございました。

◆大西拓真選手コメント
今年のチームの立ち上げから、プレミアリーグへの参入を目標にしてきたので、素直にうれしいです。この2試合に向けて、練習から緊張感のある雰囲気が続きましたが、僕たちが失うものはなにもない。だから全力で楽しんで戦うことを考えていました。個人的にはチームのためにプレーをして、そして後輩たちに残したいという気持ちもありました。Jユースが残っていて、何かを達成したという実感はあまりないのですが、うれしさはあります。一つの目標を果たし、あとは、これもシーズン当初からの目標だった「日本一」に向けて、心身を切り替えて頑張りたい。何が何でもタイトルと獲るという気持ちで戦います。

(後輩たちに向けて)
FC東京は(トップの)プレミアでやるべきチームだと思うし、ここからが本当の勝負。ぜひ、しっかりと戦ってリーグ戦で日本一になってほしいと思います。

◆蓮川雄大選手コメント
今年の目標としてプレミア参入があり、それを勝ち取ることができ、いまはホットしたいう気持ちが強いです。昨日もそうですが、引いて守られた相手にどう攻めていくかが、ここのところの僕たちの課題でもありました。今日も自分たちがボールを持つ時間が長くなり、どうこじ開けていくかを考えつつプレーをしていましたが、前半のうちに2点を取ることができました。また、僕たちは無失点にこだわっているチームですが、今日もDF陣が失点を抑えてくれて。攻守両面が上手く噛み合ったことが、この結果につながったと思います。3年生としてはホッとした気持ちが強いですが、後輩たちにはより高いレベルで優勝をめざし、プレミアでもチャンピオンシップでもタイトルを獲ってほしいと思います。

(得点について)
自分が決めることができたのも、周りのサポートがあったから。特に、連係をとって小山からよいパスがきたので、彼に感謝をしています。縦に突破する形も意識をしていますが、そればかりを狙って一本調子になるのではなく、幅を広げることも意識してきました。安部や小山との連係が増し、良いパスが出てくる場面や、自分もくさびを受けてそこから細かい崩しができる場面が増えてきていると思います。

今年のU-18は、みんな個性があってキャラが濃い。その、みんなの特徴を活かし合うことを、シーズンを通して取り組んできました。シーズン当初より深みが出たし、一体感が高まることで昇格までたどりつけたと思います。中4日でまた厳しい戦いが続きますが、そこに向けて切り替え、優勝をするためにも良い準備をして大阪に乗り込みたいと思います。