match 試合日程・試合結果
2014年U-18試合結果
7/30(水) 前橋市宮城総合運動場陸上競技場(キックオフ 11:30)
第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会第1日目
FC東京U-18
1 - 1
ジェフユナイテッド市原・千葉U-18
FC東京得点者
▼FC東京得点者
9,蓮川雄大(90分)
PK戦4-2で勝利。
FC東京出場選手
| GK | 1,伊東倖希 |
|---|---|
| DF | 2,高田誠也、3,山岸瑠→18,柳貴博(101分)、4,大西拓真、13,渡辺拓也、27,小山拓哉→24,相原克哉(100分) |
| MF | 6,高橋宏季、7,長澤皓祐→11,渡辺龍(78分)、9,蓮川雄大、15,安部柊斗 |
| FW | 14,大熊健太→10,佐々木渉(HT) |
寸評
[リザーブ]
GK:30,松嶋克哉
DF:33,岡崎慎
MF:-
FW:25,南大輔
○試合ダイジェスト
「adidasCUP2014第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」は休息日を挟み、第5日目を迎えた。東京の対戦相手はCY関東予選でも戦ったジェフユナイテッド市原・千葉U-18。どのチームも準決勝・決勝が行われる三ツ沢とニッパツをめざし総力戦で挑んでくる。東京も2009年度大会(トップチームに所属している武藤嘉紀が2年生時)以来のベスト4進出をかけてチーム一丸となり、勝利をめざす。
試合は、第3戦で愛媛FCユースと戦った前橋市宮城総合運動場陸上競技場にて11:30にキックオフ。キックオフ前、佐藤監督からは「関東予選では5-3で勝利したが、決して楽な試合ではなかった。チャレンジャーの気持ちを忘れずに」「強い気持ちをもってハードワークしよう」「シーズン当初に掲げた日本一の目標に向って戦おう」と声がかけられた。
試合は、東京ボールで11:30にキックオフされた。この試合は、佐藤監督が声をかけた通りに苦しい試合となった。グランドコンディションが良いと言えないピッチで、立ち上がり両チームは互いに慎重な入りをみせる。ファーストシュートは千葉。東京は5分、スローインを深い位置で奪われると相手選手にミドルシュートを放たれてしまうが、これはGK伊東の正面。8分にも、パスミスを奪われ攻め込まれるが、シュートまでは打たせない。
グランドコンディションが悪い中、両チームともに中盤で不用意な横パスを奪われないようにロングボールで攻撃を組み立てる。東京は11分に前線からボールホルダーにプレッシャーをかけ、DF小山がボールを奪い取り、素早く攻撃を仕掛ける。小山は左サイドで縦関係のMF蓮川にボールを預け、最後はFW大熊がシュートを放つも相手DFに寄せられ枠に飛ばない。14分には、細かいパス回しから相手陣内に攻め込むも相手の集中した守備の前にシュートを打たせてもらえない。
16分に東京はピンチを迎える。自陣右サイドで相手にFKを与えてしまう。このFKをファーサイドの選手にクロスを送られ中央へ折り返されヘディングシュートされるが、GK伊東が素早く反応し、ファインセーブでピンチを防ぐ。千葉もボールを失わないように丁寧にボールをつなぎ東京の守備網をかいくぐろうとするが、東京DF陣も高田・大西・渡辺拓也を中心に粘り強く対応し、簡単にシュートを打たせない。
良い守備からリズムを作った東京は、24分にDFラインからパスを受けたMF長澤がドリブルでボールを運び、左サイドから斜めの動きで相手DFラインの裏に走り込む蓮川にラストパスを送るが、これはオフサイドの判定。続く25分にも、中盤でMF安部がボールを奪取し中央をドリブルで突破し、大熊にスルーパスを送るも、これもオフサイドの判定。攻め込む東京は、28分にミドルシュートで相手ゴールを脅かす。敵陣深い位置のスローインを安部が小山からボールを貰うと、すぐ横にポジショニングしていたMF高橋に送る。高橋は相手DFが寄せてこないのを見ると、思い切りよく右足を振り抜く。ボールは無回転気味でゴールに向かうが、惜しくもクロスバー直撃でネットを揺らせない。
先制点を奪えない東京は、34分に千葉に先制を許してしまう。自陣エリア中央付近でFKを与えてしまう。このFKを直接ゴールに決められ失点。リードを奪われた東京は、前線からMF長澤がボールホルダーにプレッシャーをかけ高い位置でボールを奪いに行くが、相手選手も簡単にはボールを失わない。東京はボールを奪っても、千葉の4枚のDFとFWの選手が中盤まで下りてきて作る5枚のMFの守備網を崩し切れない。前半はこのまま千葉にリードを許したまま終える。
ハーフタイム。佐藤監督は選手たちに「日本一になるんだろ?」と問いかけ、「今まで通り、ハツラツと思いきりの良いプレーをしよう」「チャンスは必ず来る、焦れずに戦おう」「悔いの残らないように走り切ろう」と声がかけられ選手たちを後半のピッチに送り出す。
東京は後半頭から選手を交代する。FW大熊に代えて、MF佐々木をピッチに送り出す。しかし、後半開始早々の46分に東京はミスから相手に決定機を与えてしまう。不用意なプレーから自陣深い位置でボールを奪われ、GKと一対一の場面を作られてしまうが、GK伊東が冷静に対応して追加点を許さない。反撃にでる東京は途中交代の佐々木が違いを見せる。中盤でボールを受けた佐々木は、相手DFに寄せられながらもボールをドリブルで前線に運び、蓮川にパスを送る。蓮川はクロスを送るが、ゴール前の選手には合わない。50分には、安部がふわりとしたボールで相手DFラインの裏にパスを通し、最後は蓮川がシュートを放つも得点を奪えない。
対する千葉も、後半からシステムを4-1-4-1に変更し、クサビのボールを入れさせないように守備ブロックをしいてくる。しかし東京は焦れずに、ボールを細かくつなぎギャップを生み出す作業を繰り返す。次第に主導権は東京に。ボールの保持率を上げた東京は、両ワイドのDF山岸と小山が高い位置をとり、相手を押し込む。しかし千葉も粘り強く守備をして東京にチャンスを与えない。
同点に追いつきたい東京は68分、佐々木が右サイドから中央にドリブルでカットインして右足を振り抜くも相手GKのファインセーブにあい同点に追いつけない。78分、東京は2枚目のカードを切る。長澤に代え、MF渡辺龍を。残り時間が10分を切る中、千葉もチャンスがあれば追加点を狙いに素早く攻撃を仕掛けてくるが、東京も最後まで食らいつき得点を与えない。試合終了間際の88分に試合は振り出しに戻る。高橋が相手陣地でボールを受けると前線の渡辺龍に浮き球のパスを送る。エリア内に進入した渡辺龍は相手DFの前に入り込み胸トラップでボールを収めると、相手選手にチャージを受け倒される。このプレーで東京は土壇場でPKを獲得する。試合終盤で迎えた同点のチャンス。キッカーは今大会4得点を挙げている蓮川。蓮川はこのPKを力強いキックでネットに突き刺し同点に追いつく!!
試合は仙台戦に続き、延長に突入する。延長戦前、東京の選手たちは「行けるぞ!行けるぞ!」と声をかけあい再びピッチに向う。延長戦は互いに勝利への執念がぶつかり合い、一進一退に。東京は延長後半の100分に左サイドの小山に代え、DFの相原を。101分には右サイドの山岸に代え、DF柳を投入し、両サイドをフレッシュな選手へと変え千葉を押し込むが、最後まで勝ち越し点を奪えずにPK戦へ。
PK戦前に、仙台戦と同様に佐藤監督は選手たちに「自信を持って楽しんで来い!」と声をかけリラックスさせる。東京は後攻。
≪千葉1人目≫
成功。
≪東京2人目≫
佐々木がぎりぎりのコースを突き成功。
≪千葉2人目≫
GK伊東が左に飛びシュートをはじき出す!!
≪東京2人目≫
高橋がサイドネットに流し込み成功し、リードを奪う。
≪千葉3人目≫
成功。
≪東京3人目≫
蓮川が気持ちのこもったシュートを突き刺し成功。
≪千葉4人目≫
GK伊東が右に飛び、ドンピシャのタイミングでボールをキャッチ!!
≪東京4人目≫
渡辺龍が落ち着いて決めて4-2で勝利!!
試合は、仙台戦に続き110分間でも決着がつかず、PK戦の末、東京が制した。東京は2009年以来のベスト4進出。対戦相手はJFAアカデミー福島U18。準決勝では、遠征に帯同できなかったメンバーたちも応援に駆け付けることができる。目標である日本一まであと2つ。チームは明日の大会休息日に横浜へと移動し、いい準備をして次戦に臨む。本日も暑さの厳しい中、試合会場まで足を運んでいただき、選手たちに熱い声援を送って頂きありがとうございました。