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【U-15深川】タイ遠征3日目

アカデミー

【早朝:タイの洗礼?朝食でのハプニング】 

本日は早朝キックオフということもあり、5時45分に起床して朝食をとりました。
今回もお弁当形式で、野菜が多めのご飯とスープ、そして果物。選手たちもタイの食事にずいぶんとなれてきた様子です。
野菜が多いメニューに少し苦戦している選手もいる中、遠くから耳を疑うような声が……。 

 「俺のごはん、木の枝が入ってる……!」 

 驚いたスタッフが確認に行くと、そこに入っていたのは『八角(香辛料)』でした。見慣れない食材、感じたことのない味など、初めての海外遠征は日常のすべてが貴重な経験となっています。 

JSE INTERNATIONAL FOOTBALL FESTIVAL 開幕 

本日より、いよいよ「JSE INTERNATIONAL FOOTBALL FESTIVAL」が開幕しました。
全9チームが集まり、2日間のリーグ戦を行った後、3日目に決勝トーナメントが行われます。
U-15深川は5チームのグループに入ったため、2日間で4試合というハードな日程をこなしていきます。 

【初戦:vs TS SOCCER SCHOOL】

初戦ということもあり、選手たちからは慣れない環境に対する緊張がうかがえました。
また、相手チームの学年が上ということもあり、身長や体格差へのプレッシャーも感じていたと思います。
日本では人工芝での試合が多く、今回は慣れない天然芝での試合で普段通りのプレーができず、積極的な攻撃をしかけられず、苦しい展開が続きました。
前半26分、サイドの少し距離のある位置で相手にフリーキックを与えてしまいます。クロスボールに合わせてくるかと予想していましたが、相手は直接ゴールを狙うシュート性のボールを蹴ってきます。ゴールキーパーは懸命にかき出そうとしましたが、無念にもゴールラインを割り、0-1でハーフタイムを迎えました。

ここで、チームの成長を感じる出来事がありました。


ハーフタイム中、太田コーチがミーティングを始めようとしたところ、選手たちが自主的に輪を作り、現状の課題と後半の進め方について話し合いを始めたのです。
3月末のチーム発足当初も話し合う姿は見られましたが、お互いに不満を言い合うだけで終わってしまうこともありました。
しかし、今回はお互いに要求はしつつも「どうすれば上手くいくか」を建設的に議論をしていました。チーム発足からまだ短い期間ですが、確かな変化と成長が見られ、非常に嬉しく頼もしく感じました。
 

後半は相手の徹底した守備を崩しきれず、結果は0-1の惜敗。
選手たち自身も、技術面での課題や、一つひとつのプレーの「質」を追求することの大切さを痛感した試合となりました。 

【第2戦:vs BUMBLE BEE AC】

初戦で流れや技術、コミュニケーション量など様々な不足を感じた選手たちは、第2戦の前に一つの部屋に集まり、自分たちだけでミーティングを行っていました。お互いに意見を出し合い、「次の試合でどんな成長ができるか」を話し合ったようです。今回はあえてスタッフは介入せず、選手たちに任せて見守ることにしました。 

いざキックオフ。
初戦でロングボールが多かった反省から、選手間では「丁寧にビルドアップしよう」と声をかけ合っていたようです。しかし、緊張が抜けきれていないのか技術的な粗さが出てしまい、前半2分、パスのズレをインターセプトされ、そのまま失点してしまいます。 

出鼻をくじかれる形になりましたが、選手たちは下を向くことなく戦う姿勢を見せ続けました!
相手のビルドアップに対しても、果敢にボールを奪いに行く姿勢を決してやめません。 

すると前半26分、コーナーキックのチャンス。和田全司選手が蹴ったボールは一度弾かれたものの、そこに渡辺龍馬選手が頭で押し込み同点ゴール!1-1で前半を折り返します。
ハーフタイム中も、「ゴールまでは迫ることができているからこのまま続けよう!」「積極的な守備をやめないようにしよう!」と、ポジティブな声かけが飛び交っていました。 

後半に入ると、積極的な守備と丁寧なプレーが見事に噛み合い始めます。
後半8分、丁寧なビルドアップから横川紘汰選手が中盤を運び、右サイドの裏へ抜け出した小暮慶翔選手へスルーパス。小暮慶翔 選手は一度追いつかれながらも、見事な切り返しで相手を外し、中央へ速いクロス!それを受けた村上眞大空選手が素晴らしいタッチから落ち着いてシュートを決め、見事逆転!2-1と勝ち越します。
このゴールで完全に勢いに乗り、後半15分に村上眞大空選手、後半18分に和田全司選手、後半30分には横川紘汰選手と立て続けにゴールネットを揺らし、終わってみれば5-1の快勝となりました。 

うまくいかなかった1試合目の反省から、選手たち自身でコミュニケーションを取り、見事に修正して「成功体験」を得られたことは、この遠征での非常に大きな収穫です。
夕食は食堂で全員で食べて、宿舎に戻り軽いミーティングを行って就寝となりました。
現在のグループリーグの状況は、1位が勝ち点4、そしてFC東京U-15深川を含めた2位・3位・4位が勝ち点3で並ぶ大混戦です。
翌日
、2勝することができれば決勝トーナメントへ進出できる見込みです。
全力で戦い抜きます! 

【試合結果】
1戦目 vs TS SOCCER SCHOOL
●0-1(0-1、0-0)

2戦目 vs BUMBLE BEE AC
5-1(1-14-0)
[得点者]
渡辺龍馬、村上眞大空 ×2、和田全司、横川紘汰 

選手コメント
服部幸志

タイ遠征も日程が進み、生活面では日本と違うことが多いですが、不慣れな中でも、チーム内でコミュニケーションをとって生活できていると思います。
今日の試合は1勝1敗と、思うような結果にならずストレスを溜めてしまう場面もありました。この遠征を通して、チームとしての勝負強さを身につけたいです。個人としては、ビルドアップやセットプレーでチームに貢献し、この夏休みで『世界で一番成長するチーム』になりたいです! 


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