明治安田J1百年構想リーグを4位で終えたFC東京。地域リーグラウンドEASTグループでは首位の鹿島アントラーズに追いすがったが、開幕前に目標として掲げた優勝には届かなかった。だが、チームは就任2年目を迎えた松橋力蔵監督の手腕によって多彩な攻撃力を培い、攻守に魅力的なスタイルを展開。2026/27シーズンへの期待を感じさせる充実のハーフシーズンとなった。
2025年度の決算では、年間売り上げで過去最高を更新する72億1000万円を記録。ビジネス面で右肩上がりの成果を示したなか、7月1日付での川岸滋也社長の退任が発表された。今回は2022年2月から約4年半にわたる在任期間を総括してもらいながらのインタビュー。まず前編では2025年度の経営状況とハーフシーズンの戦いに関して話を聞いた。
取材・構成=松岡祐司(中日スポーツ)
──5月28日の退任発表に驚いたファン・サポーターも多かったと思います。まずは退任の経緯と、その受け止めについて教えてください。
「個人的な思いとしては、もう少しやるつもりでした。練習場の移転を発表して、その利用開始がちょうど2年後くらいの想定ですから、そこで(オープンを祝う)テープカットをする予定でした。ただ、MIXIから『こちらの事業をやってほしい』という話があり、話し合いを重ねたなかで、このタイミングになったということです。私自身としても、後ろ髪を引かれる思いがあります。まだやりかけのこと、これからやりたいことがたくさんありましたが、これは話し合いのなかで決まったことなので、受け止めています」
──社長に就任されたのは、コロナ禍の影響が強く残る最中。MIXIグループ体制への大転換でした。難しい舵取りだったと思います。
「MIXIとしてスポーツ事業を進めており、すでにBリーグの千葉ジェッツを経営していました。FC東京についてもメインパートナーとして関わりがあり、私もそこに参画して、このプロジェクトを預かりました。『首都にふさわしいクラブに発展させていく』という経営プランを書き、東京ガスさんと協議したのがコロナ禍の真っ只中だった2021年頃でした。自分が書いた事業計画で東京ガスさんと握手することができて、『大切なバトンを受け取った』という思いでプロジェクトに取り組んでいきました。
東京ガスさんを中心とした形での経営では、多くの株主に支えていただく市民クラブとしての形をめざしていたと聞いていますが、コロナ禍の影響を受けるなかで、その経営形態では乗り越えられないのではという懸念もあり、MIXIにバトンタッチしていただいたところもありました。ただ、その一方で東京ガスサッカー部時代から長い歴史を持ったクラブの想いをどのように受け止めるかも大切にしていました。そういう意味でも、東京ガスさんを筆頭にいろいろなパートナー企業、自治体との関係をすごく重視しながら進めてきました。MIXIがどうしたいというよりは、FC東京のために何ができるか、今までサポートいただいた方々と一緒にどう進めていくかという視点で歩んできた4年半だったと思います。社長として、その役割を全うできたかどうかは自分で判断することではありませんが、経営体制が変わった最初の社長として、少なくとも道を拓くことはできたのではないかと思っています」

──ビジネス面で飛躍的な成長がありました。2025年度の決算報告では過去最高の売上を更新しています。
「売上が72億円、費用については71億円で、利益としては1億円に届かないくらいですが、2年連続の黒字で着地できました。2022年に売上40億円台半ばで預かったところから、コロナ禍の凹みも含めて、しっかりと伸ばせたと思います。ただ、売上の伸びが若干穏やかになってきたという認識もあります。
支出面については、昨年夏にチーム状況が苦しいなかで大型補強を組んだことが大きなトピックでした。大きな補強をしたことで、費用の伸びは概ねチームの人件費になっているのが実態です。当初予算は収支均衡で組んでいまして、この補強によって、大幅に赤字になるかもしれないという話をMIXI側にも確認して進める形になりました。結果としては営業努力やコストコントロールで夏の補強費を捻出できたため、MIXIから追加支援を受けずに乗り切ることができました」
──その営業努力、コストコントロールの部分をセクションごとにお聞きしていきたいと思います。まず全体感としてはいかがでしたか。
「この4年半、各事業がかなり一直線で伸びてきました。ただし、先にもお伝えしましたとおり、ビジネス側の伸び代については、今のクラブの実力値やブランド価値からすると、そろそろ一直線に伸びるのは難しく、実際にそういったところが見え隠れしていると思っています。昨年対比で見て、横ばいの事業も出てきました。これは以前の経営レポートでも触れているとおりで、今後はフットボールの成績による牽引が必要になると考えています」
──数字の内訳を見ていくと、広告料収入で大きなインパクトがありました。この理由について教えてください。
「広告収入は32.2億円となり、大きく牽引したと思っています。トピックスとしては、京王電鉄さんとJALさんにビッグパートナーとして参画いただけたことが挙げられます。良い関係を築いてきたニューバランスさんとは改めて長期の契約がまとまり、非常に力強いご支援をいただいた部分が大きかったです。また、新規のパートナーとして複数社が加わり、広告収入は全体的に底上げできて大きく伸ばせたと思います。毎年、パートナー向けのプログラムやサービスを改善して満足度を上げていくことに取り組んでいます。

付け加えると、中核企業に京王電鉄さんが加わったことも大きなトピックだと考えています。京王電鉄さんはユニフォームパートナーでもありますが、『経営も含めて一緒に進めていこう』ということで、今年から役員を派遣していただき、経営に参画していただいています。FC東京にとって非常に重要なパートナーになっていただいたので、長期的に良好な関係を築いていきたいと思っています」

──その一方でチケット収入に関しては、大きく伸ばすことができませんでした。その理由について、どのように分析していますか。
「チケットの収入は前年度と同水準の14.4億円で横ばいという形でした。シーズン序盤は天候不順が響き、2024年度に比べて国立競技場での開催が1試合少なかった部分も大きかったと思います。また、チームの厳しい成績も影響して、観客数を伸ばし切れませんでした。ホームの味の素スタジアムでなかなか勝てなかったことも響いたと考えています。
ただ、チケットの価格に関して常にリバランスを行っているなかで、U-12のチケット施策は効いていると見ています。スタジアムで目にする景色もそうですし、実際のデータでもファン・サポーターの平均年齢を抑制できている。このあたりは狙いどおりです。もちろん新規層は常に開拓していかなければいけませんが、今後重要になってくるのはスタジアムに何回来ていただけるか。ここはオフィシャルメンバーシップの特典といったメリットを増やしながら、スタジアムに足を運んでいただく回数を増やすリピーター施策を強化していきたいと考えています」
──かなり順調に伸びている物販収入については、どのような施策が影響を及ぼしているとお考えでしょうか。
「グッズ収入については、計上方法を変更したので数字上での単純な比較はできませんが、手元の計算では10%ぐらい伸びて7.2億円になっています。一昨年、スタジアム販売のパートナーを変更した影響で、店舗を充実させることができ、この効果がしっかり数字に出ていると思います。かなりの在庫リスクを抱えながらアグレッシブに取り組んできたユニフォーム販売も成果が出ていて、コロナ禍前と比べて販売数では2倍くらいになっています。実際、スタジアムで青赤のユニフォーム着用率が目に見えて増えたと感じていますし、非常に嬉しく思っています。


ただ、8月1日のボルシア ドルトムントとのプレシーズンマッチに関連して、ユニフォームの販売数について先方と情報交換をしたところ、販売数が1桁違う数字で驚き、世界は全く違う戦いをしていることを痛感しました」
──スクール事業を順次拡大しています。狙いと今後の見通しについてはいかがでしょうか。
「スクールも順調に拡大をしています。私がFC東京の経営を手掛けてから、スクール事業にはかなり注目していました。以前はスクール数、スクール生が減少傾向でしたが、これを逆転させて、拡大傾向に持っていくことができた4年半だったと思います。2025年に烏山と国立市、2026年には南砂と蒲田に新しく開校しましたし、4年間で新たに6校を開校できたことでスクール生はすごく増えてきています。

当然、東京都でも少子化の波は感じています。キンダークラス(未就学児クラス)については少し反応の悪さを感じているので、大人向けのクラスを開校するなどの対応をしながらスクールを拡大しています。小学生のクラスは順調に増えているので、全体の人口動向に合わせて、事業形態を考えていかないといけないと思いますし、自治体ごとに『どこを攻めていこうか』と戦略を練っています。そのなかで各エリアの小学校世代の人口分布を見ます。それに加えて、どんな競合がいるかを分析しながら、事業の可能性、フィジビリティ(実現の可能性)を確認してやっています。ここ数年、もともと経営課題でもあった23区内に開校していく取り組みをやり始めていて、今年は東側エリアの南砂、南側エリアの蒲田に開校できたことが、その表れになっていると思います。


スクール生はFC東京ファミリーの一員で、スクールそのものが青赤の、FC東京の普及拠点だという考え方を持っています。立地できていないエリアがまだ多いので、引き続き積極的に開校を進めていきたいと思っています」
──移籍に関する違約金(移籍金)収入は前年度に引き続きインパクトがありました。どのような印象をお持ちでしょうか。
「移籍金収入については、前年が6億円で、今回は5億円になりました。野澤大志ブランドン選手(ロイヤル アントワープFC)、木村誠二選手(KVCウェステルロー)を含めて、5億円という数字を作ることができました。これは最終的に夏の補強予算に回すことができて、先ほどお話ししたとおりMIXIからの追加支援を受けずに済んだことにつながっています。この数年は数億円レベルで移籍金を獲得できていますが、現在の強化部は選手の価値を見て、タイミングを見計らって移籍金に変えていくことにしっかりと取り組んでいるので、その成果が出たと評価しています。


ただ、もっと高く売れる可能性はあります。これはJリーグ全体の課題でもありますし、クラブとしても選手を獲得する際の条件交渉で、移籍金をかなり低めに設定するケースが多いのが実情で、私たちもそういう部分に引きずられている面があります。移籍金を設定せず、その都度、話し合いで決めるのが最も理想的。ヨーロッパでは普通ですが、日本ではそれがスタンダードになっていません。クラブとしてできることはやっていると思いますが、リーグ全体で考えていかなければ、一つの移籍で20億円というような数字が出てくる未来はすぐにはこないと感じています」
──ヨガ、BBQなどイベント運営にも積極的に取り組んでいます。ここの成果としてはいかがでしょう。「試合というイベントを運営している強み、ノウハウを活かしていこうと考え、味の素スタジアムさんとも協力しながら新しいイベントに取り組んでいます。昨年はランニングイベント、ヨガ、バーベキューという新しい領域に取り組み、1000人以上が参加するようなイベントになりました。 多くのFC東京のファン・サポーターの方々にお越しいただけましたが、一方で新しい出会いも多くありました。特にヨガのイベントでは既存のファン・サポーターは少なく、8割以上が新規層でした。新しい人たちにFC東京を知ってもらうために、このようなリアルな接点づくりができるということをすごく実感したので、ここはチャレンジしてやっていきたいと思っています。


過去の取り組みで言うと、ISEKADO(伊勢角屋麦酒)さんと共同開発した『ペールエール』をイオンさんや京王ストアさんに置いてもらったりして、FC東京を日常から触れてもらう機会を作っていきたいと考えてきましたが、今回のイベントも新しい顧客層へのアプローチとして有効なので、こういう接点づくりは常に仕掛けていきたいです」

──明治安田J1百年構想リーグについてもお伺いします。この特別大会はビジネス、フットボールの両面で、次につながる手応えをつかむ半年間になったのではないでしょうか。
「数年前にシーズン移行を議論してきた当時から、各クラブとはこの大会のフォーマットや位置付けなどについて、いろいろと議論してきました。各クラブの社長もビジネスサイドのことを気にしていて、『赤字で立ち行かなくなるのではないか』と危惧している方もいらっしゃいました。J1クラブの中でも『年間チケットの保有者が離脱してしまうのではないか』、『この半年をきっかけにスポンサーさんが離脱してしまうのではないか』と懸念する声が挙がっていたことは事実です。
ただ、Jリーグも非常に盛り上げを作ってくれて、FC東京としては大きな赤字も覚悟していたのですが、大きく縮小できまして、黒字化も可能性があるところまで見えています。なかでも大きかったのは、ファン・サポーターのみなさんやパートナーのみなさんに特別大会を通常のリーグ戦と同じように受け取っていただけたことです。降格がないことで最後まで優勝争いをしてなければ緊張感を保てません。開幕前からしっかりと優勝を目標に掲げ、タイトルには届かなかったものの、FC東京は最後まで緊張感のある戦いを続けることができたため、青赤に携わるみなさんの気持ちを最後まで張り詰めた状態でキープし、熱量の高い時間を過ごすことができました。フットボールに引っ張ってもらったことでビジネス側にも好影響が出ています。相当な赤字計画で組んでいたなかでチケット収入が計画を大きく上回り、営業も頑張ってくれたおかげでクラブの収益に良い効果がありました」
──フットボール、競技面の成果が着実に出ています。チームが成長、好転していった理由についてお聞かせください。
「先般、契約延長を発表した松橋力蔵監督が良い形でチームを成長させてくれていると思います。もちろん編成においてもマルセロ ヒアン選手、長倉幹樹選手を完全移籍に切り替えることができて、松橋監督がイメージしやすい選手を獲得できたことも大きかったと思います。


クラブのコンセプトに沿って、『攻守で主体的に仕掛ける』ということをかなりの試合で示すことができたと考えています。ハイプレスからカウンターで決めたゴールの印象が強く残りますが、よく見ていくとビルドアップから得点を決めているシーンも多くありました。ショートカウンター、ロングカウンターなどさまざまな攻撃を繰り出していて、相手のゴールに迫るパターンが増えたと感じています。ビルドアップで相手のプレスに引っかかっていた昨シーズンからすると、非常にチームの成熟が見られています。ゴール期待値の高さと被ゴール期待値の低さのギャップがJ1リーグ全20チームの中でナンバーワンだったという数字から、客観的に見ても良いサッカーができていたのではないかと思います。本当にシュート数が増え、あとは決めるだけというシーンも多かった。EASTグループで1位になった鹿島アントラーズとの差はそこだと思うので、この点が今後のチームの課題だと思います。
選手と話していても、『ストレスなくできている』、『自信を持って取り組めている』いう声が聞かれますし、チームとして進む方向が間違っていないことを感じています。今やっているサッカーの熟成が進み、自信を持って取り組めていると思います。2026/27シーズンに向け、新社長とも確認して、松橋監督の契約延長を決定しましたので、チームとしてコンセプトを継続してやっていきたいと思います。
昨夏、今冬は編成や強化に関して大きく動きましたが、基本的にチームのキーコンセプトは変わらないため、新シーズンに向けて選手を大きく入れ替えることはありません。必要な選手を維持しながら、ピンポイントの補強をしていく形でチームの熟成をさらに進められると思っているので、2026/27シーズンもみなさんにはぜひ期待をしていただきたいと思います」
──特別大会の経営面について具体的に教えてください。先ほども少しは話題に出ましたが、ビジネス面では厳しいやりくりがあったのでしょうか。
「正直、ビジネスとしては苦しいシーズンと捉えて、何とか繋いで、次に向けて我慢するという考えでした。実は3億円くらいの赤字予算を組んでいましたが、実際には赤字は大幅に縮小、黒字の可能性も出てきました。これは本当にビジネスサイドが頑張ってくれたお陰です。フットボールとしての位置付けは『優勝をめざす』と明言したことが大きかった。昨シーズンの状況を踏まえた時に、シーズン中に苦しくなってから動くのではなく、期初に大きく動かなければ厳しいという感覚があり、松橋監督に存分に手腕を発揮してもらうために、要望を聞きながら最大限の予算を立てて結果を出すシーズンと位置付けていました。優勝には届きませんでしたが、クラブとしては手応えのあるシーズンだったと思っています」
──優勝にふさわしいチームになろうと、チームが日ごとに成長していったように映りました。社長としては、どのように感じていましたか。
「中位で戦っている時だと、おそらく『優勝』という言葉は上滑りすると思います。優勝に手が届くのか、届かないのかという感覚は全然違っていて、今年は戦いながら『手が届きそうだ』とみんなが感じていました。『優勝をめざす』という言葉を、選手たちが建前ではなく本音で言えていたと思います。これはかなり重要なことです。特別大会は選手全員が本気で優勝できると感じながら戦えていました。その手応えや言葉の強さ、重みが徐々に大きくなっていった印象があります」

──2026/27シーズンに向けて、具体的にはどのような展望を描いていますか。
「シーズン移行後の初年度で、Jリーグとしても非常に気合いの入ったシーズンになります。FC東京としても特別大会の流れをうまく引き継いで、一気に走り抜けていきたい。もちろん、新シーズンは新社長のもとで進めていくことになりますが、私が言えることをいくつかお伝えできればと思います。
フットボールとビジネスを両輪で回していくことが必要だと思い続けてきました。ただ、この4年半で言うと、ビジネスは回っていても、フットボールが回らないところがあったのは事実です。新シーズンはフットボールの車輪がグッと回るシーズンにできればと思いますし、クラブとして勝負の一年になるはずです。特別大会で車輪にトルクが掛かった状態になっているので、ここからさらに踏み込めるシーズンになることを楽しんでもらえればと思います。
また、新シーズン開幕前にはブンデスリーガ1部(ドイツ)のボルシア ドルトムントとのプレシーズンマッチがあります。FC東京が主催するという大きなチャレンジです。国際親善試合なので、通常のJリーグ公式戦と比べて考えることが多く、事業計画上もリスクをとってやっているので、ぜひチケットを購入して観に来ていただけたらと思っています。レベルの高い海外クラブとの交流を通じてプロフェッショナルな部分を感じ、クラブとしても貴重な学びの機会になっています。興行として成功したいのはもちろんですが、この経験自体がクラブにとって良いものになると感じています」
──『U―21 Jリーグ』も始まります。こちらはクラブとしてどのような方針で臨むのでしょうか。
「FC東京は最優秀育成クラブ賞を歴代最多となる5回受賞しており、ナンバーワンアカデミーであることがクラブのアイデンティティーだと感じています。ホームグロウンの選手数もJリーグの中では最多で、これはFC東京の強みです。若手選手がトップに上がったタイミングですぐに試合に出られないという課題に対して、『U-21Jリーグ』がラストピースだと思っています。他クラブに期限付き移籍させて経験を積ませなくても、自分たちの手元で成長の機会を与えられるようになります。チーム強化の根幹になる取り組みですし、今後もコンスタントに移籍金を獲得していくためにもクラブとして絶対に成功をさせたいところです。リーグとも協力して盛り上げていきたいです。
U-21 Jリーグは練習試合ではなく、プロリーグの位置付けになっています。すべての試合映像が配信され、試合会場には有料で観客を入れることになっています。FC東京としては都内で複数箇所のスタジアムを確保しながら試合を開催するべく調整していますので、都内の各エリアで青赤の戦士たちの躍動をお届けできるのではないかと思います。選手の編成面ではトップチームと連携を図ることもあって、多くの選手が重複してプレーすることになると思います。スカッドを少し多めに抱えながら、出場機会の少ない若手選手を中心に出場させ、U-18所属の有望な選手をひと足早くU-21 Jリーグでデビューさせるという形でチームを組んでいきます」
──昨夏に発表された練習場の移転については、進捗状況はいかがですか。
「練習場の移転の件も、調布市と協議を重ねています。順調にいけば、今シーズン中に着工となります。ただ、イラン情勢が工費にも影響してきますし、7月5日(日)に行われる調布市長選挙も気になるところです。FC東京の未来を占う選挙かもしれませんので、青赤なみなさんは、投票率100パーセントでお願いします」
◇これまでの経営レポートはこちら
2025シーズン総括積み上げた手応えと課題(前編)
2025シーズン総括積み上げた手応えと課題(後編)
2024年度決算報告とクラブの現在地(前編)
2024年度決算報告とクラブの現在地(後編)
2024シーズン総括 ビジネスとフットボール(前編)
2024シーズン総括 ビジネスとフットボール(後編)
2023年度決算報告とクラブの現在地(前編)
2023年度決算報告とクラブの現在地(後編)


