GAME RESULT試合結果

第16節 2015/6/20(土)
観衆 16,871人 
天候 晴、弱 気温 26.1度 湿度 56% 
主審:高山 啓義 副審:相樂 亨/数原 武志 四審:池内 明彦

J1 1st 第16節

ベアスタ

HOME

サガン鳥栖

1-2

試合終了

前半1-0

後半0-2

AWAY

FC東京

サガン鳥栖 FC東京
17' 金 民友
得点者 69' 中島 翔哉
75' 森重 真人
62' 崔 誠根 → 谷口 博之
67' 白 星東 → 池田 圭
82' 高橋 義希 → 鎌田 大地
選手交代 51' 三田 啓貴 → 中島 翔哉
68' 東 慶悟 → 石川 直宏
78' 前田 遼一 → 橋本 拳人
7 シュート 8
4 CK 0
10 FK 24
74' 林 彰洋
警告
退場
サガン鳥栖先発
GK 33 林 彰洋
DF 16 崔 誠根
DF 36 菊地 直哉
DF 5 キム ミンヒョク
DF 23 吉田 豊
MF 8 水沼 宏太
MF 28 高橋 義希
MF 14 藤田 直之
MF 10 金 民友
FW 9 白 星東
FW 11 豊田 陽平
サガン鳥栖控え
GK 1 赤星 拓
DF 29 谷口 博之
MF 6 岡本 知剛
MF 20 菅沼 実
MF 24 鎌田 大地
MF 25 早坂 良太
FW 22 池田 圭
FC東京先発
GK 1 権田 修一
DF 2 徳永 悠平
DF 3 森重 真人
DF 29 吉本 一謙
DF 6 太田 宏介
MF 4 高橋 秀人
MF 10 梶山 陽平
MF 38 東 慶悟
FW 8 三田 啓貴
FW 14 武藤 嘉紀
FW 20 前田 遼一
FC東京控え
GK 13 榎本 達也
DF 5 丸山 祐市
DF 50 松田 陸
MF 37 橋本 拳人
FW 15 ラサッド
FW 18 石川 直宏
FW 39 中島 翔哉

【選手・監督コメント】

リーグ3連勝をめざし、競り負けずに戦う一戦


2週間のインターバルを経てリーグ戦が再開。第16節としてサガン鳥栖と対戦。1stステージアウェイでのラストゲームに臨む。松本戦は、出場停止の森重の不在を全員でカバーし、J1初出場の橋本が初得点を決めるなど、総力戦で勝利をもぎとった。暫定ながら順位も3位に浮上。1stステージ優勝の可能性は完全に消滅したが、マッシモ監督は「シーズンをとおした34試合に目標を置き、再び一戦ごとに全力を尽くし、結果を残すために戦う」と明言。

中断期間には権田、森重、太田、武藤が日本代表の活動に専念。そのため、鳥栖戦に向けてチーム全員が揃った時間は短いものとなった。しかしながら、ここのところの東京は、誰が出場してもチームの狙いや個々の役割を理解し、ピッチ上で表現し、チームとしての一体感も高まっているといえるだろう。今節に向けては代表メンバーを含め、それぞれの試合感覚にばらつきもあるが、再び全員でのハードワークや堅守をベースとして、“東京らしさ”を存分に発揮して勝利に向かいたい。

対する鳥栖は現在、勝ち点19で11位。ここまでの得点は19で東京と同じだが、失点は28。その中でも、直近の3試合で計14失点を喫している。しかし権田は「2週間のインターバルで、守備の修正を徹底してくるはず」と分析。鳥栖の持ち前の走力や出足の早さを取り戻し、立て直しを図ってくることは想像に難くない。

東京は、森重の出場停止が明け、先発に復帰。前田もスタメンに名を連ね、武藤とともに2トップ。中盤は高橋と梶山がダブルボランチを組み、両サイドを三田と東が務める4-4-2の布陣。また、ケガから復帰した石川が、4月22日ナビスコ鳥栖戦以来のメンバー入りを果たしている。

鳥栖は、FW豊田を最前線に、トップ下にFW白。両サイドにMF水沼とMF金を配する4-2-3-1。ハードワークと堅守速攻を武器とする鳥栖に対して、東京も運動量や出足の早さで競り負けず、よい守備からよい攻撃につなげていきたい。

蒸し暑さの厳しい鳥栖・ベアスタにて16時4分に鳥栖のキックオフでスタートした。

セットプレーから先制を許し、1点のビハインドを背負って後半へ


序盤は押し込まれる時間帯が続いたが、11分には相手陣内で、鳥栖の右スローインを三田がインターセプト。
すぐ前の前田につなぎ、そこから武藤が右エリアに進入するが、中央へのフォローが足りず。フィニッシュに持ち込むことができなかった。続く14分には中盤左サイドで、東・高橋がプレスをかけ、マイボールにしようとしたが、一瞬ルーズになったところを鳥栖MF水沼に奪われ、カウンターを受ける。右前線に走ったMF金→右エリアのMF水沼にシュートまで持ち込まれてしまう。枠を外れたが、危険なシーンだった。

16分には鳥栖・中盤からロングフィードに合わせ、FW豊田が左エリアに抜け出す。対応しようとした吉本が切り返され、シュートを打たれたが、わずかに東京が触ってCKに逃れた。しかし、17分のこの右CKから鳥栖MF藤田のキックを、MF金にドンピシャで飛び込まれ、豪快なヘディングから先制を許す。試合の入り方は悪くなかったが、東京は前線でボールが収まらず。徐々に鳥栖の速攻からリズムを作られ、セットプレーから先制を許すことに……。

24分、中盤左の高橋が前線へ。タイミングよく抜け出した三田が前に持ち出し、低いクロスをゴール前に。これを前田がトラップで落としてシュート。決定的な形を作ったが、ボールは枠を外れる……。

35分が経過したところで、鳥栖の厳しい守備に対して、東京も切り替えの早さを意識し、チャンスを作り始めている。
しかし鳥栖にセカンドを奪われる展開が続く。38分、東がファウルを受け、鳥栖陣内やや右寄り・26~7mの位置からのFKに。太田が狙ったシュートは、相手DFをかすめながらもきっちりとバーぎりぎりに飛んだが、GKがジャンプしてキャッチ。

慎重に立ち上がったが、鳥栖のカウンターからリズムを掴まれ、セットプレーから先制を許した。東京も慌てずに反撃に臨もうとしたが、チャンスは少なく。それを活かし切ることもできなかった。1点のビハインドを背負って前半を終了した。

苦しい展開だったが、逆転でリーグ3連勝を果たす!


後半に入り、51分には三田に代えて中島を投入。中島はそのまま左MFに入る。54分には武藤の落としたボールを太田がフォローし、左エリア手前の中島がグラウンダーで果敢にゴールを狙ったが、左に外れた。

その後、68分には東に代えて石川を投入。直後の69分には徳永の右クロスを、武藤がヘッドでそらす。ファーに抜けたボールを中島が追いかけて収め、左エリアから果敢に狙う。右足を振り抜き、キレのあるシュートは見事にゴール右上にゴール。中島がJ1初ゴールを決め、同点に追いつく。

続く74分には右エリアにこぼれたボールに武藤がフリーで詰め、ダイレクトで合わせたが、前に出たGKがセーブ。しかし、このこぼれ球に前田が素早く反応。エリアに走り込んだところでGKに倒され、PKを獲得。75分、このPKのキッカーは森重。森重は冷静に右上に蹴り込んでゴール。2-1と逆転に成功する。

78分、前田に代えて橋本を右MFに投入し、石川と武藤の2トップに布陣を変更。その後攻め込まれる時間帯も続いたが、後半は石川の出場を機に流れが変わり、勢いが出た。中島が果敢に狙い、自身のJ1初ゴールで同点。続いて前田がPKを獲得。森重が冷静に決めて逆転に成功する。終盤は、鳥栖の迫力のある反撃に押し込まれた。クリアしても、ミスが出てカウンターに持ち込むことができず、苦しんだが、しのぎきってタイムアップ。逆転で、リーグ3連勝を掴んだ。

【選手コメント】
《中島》
「ゴールはすごくうれしい。武藤選手のヘディングを良い形で受けることができた。状況を見て、スペースもあったので、フリーで中央に持ち込めた。前のディフェンスをかわすことができれば、シュートを打てると瞬間的に判断した。
練習でもよく決めている形なので、自信はあった。ただ、逆転してからは、チャンスがあれば前に運ぼうとしたが、なかなか上手くいかなかった。回数そのものも少ない。いま、振り返れば、もっとできることがあったかもしれない…と思う。

《森重》
「鳥栖は徹底して裏にボールを送り、そこにしっかりと走りこむ選手がいた。前半はそれに押し込まれ、苦しめられた。
ただし、あのスタイルは90分間は続かないはず。後半は相手の運動量や勢いが落ちることは予想していた。チームとして慌てずに戦い、逆転できたことはよかったと思う。PKは冷静に蹴ることができた」

【マッシモ フィッカデンティ監督の会見要旨】
「狙ったことができた試合だった。鳥栖はここ最近、結果が出ていない状況ではあるが良いチーム。今日も前半の内容は素晴らしく、我々は受け身になってしまい、セットプレーやロングボールの対応にバタついてしてしまった。その他、前半に関しては、前田のシュートや太田のFKなど我々にも惜しいシーンはあり、拮抗した内容だった。後半はブロックを作る相手に対して、フォーメーションの変更や選手交代で相手にターゲットを絞らせない策がはまったと思う。中島のゴールは素晴らしかった。同点に追いついた後も、選手たちは2点目を奪う力をしっかり残していた。徐々に後半の内容は良くなっていったと思う。鳥栖は手ごわい相手だった」

【鳥栖・森下 仁志監督の会見要旨】
「今日はたくさんのサポーターが来場してくれて、素晴らしい雰囲気を作ってくれた。選手たちはしっかりと全力でプレーしてくれたが、結果に結びつかなかったのは私の責任。勝利を届けることができず、申し訳ない。その中でも、チームとして良い兆しも見えたので、次の試合に繋げたいと思う」