沖縄キャンプレポート DAY11

INTERVIEW2026.1.22

沖縄キャンプレポート DAY11

1/22 トレーニング


沖縄糸満キャンプ11日目は、午前午後の二部練習で汗を流した。午前は西崎陸上競技場で全体練習を非公開で行い、午後はグループ別のトレーニングとなった。



午前練習は、主に守備のトレーニングに時間を割いた。昨シーズンから持ち越された課題の一つであるクロス対応のトレーニングでは原則を再確認。続く、ビルドアップの確認もかねて行われた実戦形式の練習では、選手間で声を掛け合いながら立ち位置の修正も図った。

そして、この日の午後も、それぞれに合わせたメニューに取り組み、22日のトレーニングは終了した。


CAMP VOICE vol.5  アレクサンダー ショルツ選手


Q、2026シーズンは立ち上げからチームとともにスタートを切りました。
A、全員で一緒にスタートできることはメリットだと感じています。新加入の選手もいるので、2025シーズン同様にチャレンジしなければいけないこともあると思います。チームがより良くなるために、キャンプでこうして時間を掛けて作り上げることは良いことだと感じています。

Q、新加入の稲村隼翔選手はショルツ選手から多くを学びたいと話していました。
A、自分とプレースタイルが似ている選手だと思います。同じようにボールと一緒にプレーすることが好きな選手だと思っていて、左利きでドリブルやパスもできてサイドチェンジもできる。もしかしたら自分よりも森重真人選手から学ぶことが多いと思うよ(笑)。

Q、今シーズンも良い競争ができていると思います。
A、それぞれの選手にはそれぞれの特長やクオリティがあって、松橋力蔵監督にとっては違ったクオリティの中から選手を選べることは良いことだと思います。重要なことは全員がレベルを高く維持できることで、ここまでのトレーニングで全員が怪我で抜けることなくフレッシュにプレーできている。互いに背中を押し合うことができていると思います。

Q、ここまで多くの時間を割いてきたビルドアップへの手応えはいかがですか。
A、明確に答えることが難しい質問ですね。もっとポゼッションを高めることは、昨シーズンからクラブが求めていたプランだったと思っています。ただ、試合でうまくいかない時にそれを変えることも必要だと思います。昨シーズンは同じようなミスを繰り返し、避けられた失点も多く存在した。例えば、サンフレッチェ広島との練習試合は、つなごうとしたがなかなかうまくいかず、違うやり方を見つけることもできませんでした。ただ、縦への意識は東京の特長だと思うので、そこは失わずにできたらと思っています。

Q、リーグ開幕までの残りの期間は、どういうところに力を注いでいきたいですか。
A、それぞれの選手が最高のコンディションに整えられるように意識していくことができれば、言い訳はできないと思います。キャンプのトレーニングの負荷はコーチ陣が本当に良い仕事をしてくれています。それによって選手それぞれに身体を作る機会を与えてくれました。自分としてはフィジカルのレベルも限界まで近付けたい。それと同時にクオリティが合わされば、チームとして良いリズムが生まれ、リーグ開幕戦に勝つ確率も高まると思っています。

Q、チームとして優勝を目標に掲げています。
A、以前のインタビューでも答えたことですが、20チームあるなかで何チームが優勝をめざしていると話しているのか。その言葉だけでなく、その裏側にある自分たちのパフォーマンスや行動が大事です。自分自身はこのチームを助けていきたいし、どこまでいけるかを見てみたいと思っています。


FOCUS ON  -今日の1枚-


オフィシャルカメラマンが撮影した、その日の写真からセレクトする『FOCUS ON』。本日は、プロ21年目のシーズンに挑む森重真人選手を捉えた1枚を選んだ。

歩んできた道のりは振り返らず、今と向き合う姿勢は今シーズンも変わらない。鼻息荒く挑んでくる後輩たちの挑戦を大歓迎し、エクボを作って言う。

「オレはそれ以上に鼻息荒いから」。

いつだって挑戦者だった男は、遠く遠く離れゆく“モリゲライン”に希望の轍を残し続ける。



Text by 馬場康平(フリーライター