8/19 横浜FM戦 MATCH PREVIEW & INTERVIEW<br />
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INTERVIEW2023.8.18

8/19 横浜FM戦 MATCH PREVIEW & INTERVIEW
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<前節・京都サンガF.C.戦のレビュー>

チームを鼓舞し、時には臆せずにチームメイトにも要求し、その分全力でチームメイトのサポートにも走る。

アンカーという新しい役目を与えられれば、求められていることを即座に吸収し、自分の持てる力を生かして順応してみせる。身体を張った守備をいとわない泥臭さも東京の「10」に新たなイメージをもたらした。

ここ数シーズンでは、どちらかというと黒子に近い役割が多くなっていたところがあるかもしれない。もちろん攻撃の組み立てでもそのテクニックをいかんなく発揮しているが、球際での厳しさや戦う姿でチームを牽引しているようにも見えた。

ピーター クラモフスキー監督就任後はプレーする位置が1列高くなり、ボランチよりもトップ下で起用される機会が増えてきた。そうなれば、そのなかで求められる役割を発揮するのが東慶悟選手の真骨頂だ。

「相手が捕まえにくいポジションにうまく移動すること、攻撃のリンクマンとして繋ぎ役として組み立てること、ボックスに進入することの三つを意識しました」

より攻撃に関わる役割を求められるなかで、意識した仕事を発揮し、1点目はゴール前に侵入してきて絶妙なポジションをとると、相手を欺くパスで渡邊凌磨選手のゴールをお膳立て。そして、2点目もセットプレーの流れでペナルティエリア内に残る中で、密集を避けてニアサイドにポジションをとり、豪快なボレーシュートでリーグ戦では1624日ぶりとなるゴールを決めた。

「10」に求められる役割はさまざまだが、これほどまでに広い役割を求められ、また四苦八苦しながらもそれに応えてきた「10」はそう多くあるまい。青赤の「10」とはこういうものだ、と見せつけられた真夏の夜の快勝だった。



<試合プレビュー>

お互いにキーマンを出場停止で欠く。東京はエンリケ トレヴィザン選手が、横浜F・マリノスはエウベル選手がピッチに立つことができない。

特にエウベル選手は、前節のガンバ大阪戦で決勝点となるペナルティキックを獲得しており、横浜FMの攻撃のキーマンであることは間違いない。前線の顔ぶれをどう揃えてくるのか、ケヴィン マスカット監督の采配が気になるところだ。

一方で東京は、ピーター クラモフスキー監督がエンリケ選手の代わりに誰をチョイスするのか、横浜FMの強烈なアタッカー陣を止めるための布陣に注目だ。

クラモフスキー監督にとっては日本でのキャリアをスタートさせた古巣との対戦となる。アンジェ ポステコグルー監督(現トッテナムホットスパー監督)の右腕として来日し、2019シーズンには東京との優勝争いを制してリーグタイトルの獲得に貢献している。その際に横浜FMに植え付けた攻撃的スタイルがクラブに根付いており、マスカット監督も同じ路線を継承して攻撃的なチームを作り上げている。

東京でも着々と自身が思い描く攻撃的サッカーの浸透を図っており、自らのエッセンスが残るクラブとぶつかり合う格好となる。前半戦の対戦時には一時逆転しながら再逆転を許す非常に悔しい敗戦となった。今節は、その借りを日産スタジアムで返したい。

もう一つの注目点は、こちらも古巣対戦となる仲川輝人選手だ。前節、負傷から復帰して途中出場し、コンディションとパフォーマンスは右肩上がりの曲線を描く。かつての本拠地である日産スタジアムにアウェイチームの一員として臨むのは初めての機会。“青赤のテル”の存在感を存分に発揮してもらいたい。



[ピーター クラモフスキー監督インタビュー]


Q、前節の京都サンガF.C.戦は良い連携から先制ゴールが生まれました。
A、自分たちが描く攻撃の形、ここで作り上げていることや、やろうとしていることを含め、多くの選手がプレーに絡んでくれました。チームのパフォーマンスを分析すると、そのような部分が多く表れています。ポゼッションでボールを持った時に、相手の裏をとる自分たちの狙いが脅威となり、京都も嫌がっていたように見えました。得点シーンをはじめ、良い場面が作れていました。今までやってきたこと、作り上げているものを出せたと思いますが、まだチームとしての課題はあると思っています。

Q、今節対戦する横浜F・マリノスにも同じような狙いで攻撃を仕掛けたいですか。
A、そうですね。どのチームも我々の手の内は分かっていると思います。京都もそうだったと思います。今回もどこにスペースができるかを理解し、相手の裏をとり得点を奪いにいきます。相手も同じようなことを仕掛けてくると思いますが、それは自分たちにとって良い戦いになるということです。両クラブのファン・サポーターが立ち上がって座ることのないようなゲームをお見せしたいと思います。

Q、昨シーズン王者の横浜FMについて、印象を教えてください。
A、私にとって特別な場面、特別な人々と過ごしたクラブです。ただ、試合に関しては東京がやらなければいけないことに焦点を当て、クラブのため、そしてファン・サポーターのために勝点3を奪います。我々にとって、本当に大きなチャレンジとなる一戦です。昨シーズンのチャンピオンであり、今シーズンも強さが結果に表れています。ベストを尽くすだけです。

Q今節の横浜FM戦、次節はヴィッセル神戸戦と上位との連戦になります。クラモフスキー監督にとってどのような位置付けをされていますか。
A、まずは目の前の1試合にそれぞれに集中することです。ですが、両試合とも大きなチャレンジになると思っています。クオリティの高い2チームに対してどれだけチャレンジできるかを図る、良い機会だと思います。ただ、先を見過ぎず、まずは横浜FM戦の準備をして、良いパフォーマンスを出せるようにしたいと思っています。それが良い結果に近付くために重要なことです。



[選手インタビュー]
<仲川輝人選手>


Q、日産スタジアムでの一戦です。良いイメージを持っているのではないでしょうか。
A、慣れ親しんだピッチなので対戦は楽しみですし、良いイメージはあります。横浜F・マリノスが対戦相手になるイメージや東京の一員として日産スタジアムで戦うイメージは湧かないので何とも言えないですが、横浜FMのファン・サポーターの熱量や会場の雰囲気も僕は力にしたいと思いますし、何よりも勝ちたいです。

Q、前節は途中出場でしたが、久しぶりの公式戦出場でした。
A、30分くらいの出場でしたが、良い形で試合に入ることができましたし、身体のコンディション、状態も少しずつ良くなってきています。

Q、あらためて、どのようなプレーを意識していますか。
A、まずはスピード感を持ったプレーを大事にしていきたいですし、守備の部分ではしっかりとチームの規律を意識したいと思います。攻撃の時は多少の自由度は必要だと思いますし、相手を押し込んだ時のボール保持率を上げていきたいと思っています。

Q、古巣との一戦です。どんな点を楽しみにしていますか。
A、対戦は本当に楽しみです。攻撃力のある横浜FMを相手に、無失点の試合が多くなっている自分たちがどれだけ抑えられるかが大事ですし、相手よりも点を取って勝ちにいく試合にしたいと思います。

Q、リーグ前半戦で対戦した際には悔しい敗戦となりました。
A、逆転されてしまったことが一番悔しいですし、数的不利でも勝点1は欲しかった試合でした。その悔しさを晴らす意味でも、日産スタジアムで勝点3をとりにいくことが一番大事です。その責任も僕にはありますし、チームとしてもあると思っています。同じ相手に二度負けてはいけない、という責任感を持ってプレーしたいと思います。



<ディエゴ オリヴェイラ選手>


Q、リーグ前半の横浜F・マリノス戦ではディエゴ オリヴェイラ選手の2ゴールもありました。
A、リーグ前半の対戦では非常に残念な結果となりました。あの試合では、開始早々に失点し、一度は逆転できたものの退場者も出てしまい、悔しい試合内容になってしまいました。明日の試合は両チームにとって難しく厳しい試合になると思います。アウェイゲームには難しさがありますが、先日のセレッソ大阪戦では難しい試合内容のなか、結果を残すことができました。次の試合も結果をしっかりと残したいと思います。

Q、リベンジを果たすために大事になるポイントを教えてください。
A、先ほどもお話した通り、リーグ前半戦は悔しい結果になりました。しかし、過去の試合は一度忘れて、明日の一戦に臨むだけです。相手のチーム状況はとても良いように見えていますが、私たちも上り調子の過程にいます。高い集中力と強い気持ちで試合に入りたいと思います。

Q、ここからチームとして調子を上げていくためにも、明日の勝利が重要になるかと思います。
A、今シーズンの開幕から振り返ると、それほど悪い入りではなかったように思っています。その後、勝てない時期が続き、苦しく厳しい想いをした期間もありました。そのなかで、リーグの中断期間に新加入選手も合流し、チームのために戦ってくれています。現状、厳しい状況にあることは理解していますし、残りの試合でしっかりと勝ち進んでいきたいと思います。

Q、古巣対戦となる仲川輝人選手も復帰しました。リーグ前半戦では仲川選手とのコンビネーションから得点も生まれていたので、横浜FM戦でも期待されていると思います。
A、仲川選手は非常に素晴らしく私たちにとって欠かすことのできない大切な選手です。チームに新たな勢いをもたらしてくれています。古巣との対戦となる仲川選手が活躍して、勝利を掴み取ることができれば良いと思っています。