COLUMN2022.5.07

5/8 鳥栖戦 MATCH PREVIEW

国立競技場でのJ1リーグ初開催となった第10節、ガンバ大阪戦で2-0と勝利を収めたものの、続くアウェイ福岡戦は1-5の敗戦。組織的な守備を得意とする福岡に先手を許し、前掛かりになったところにカウンター攻撃を浴びた。試合前に「最も難易度の高い試合の一つになる」と警戒を強めていたアルベル監督の言葉どおり、東京にとっては厳しい展開となった。

ただし、戦列に復帰したレアンドロを最前線に配置する新たなオプションが機能したことや、松木玖生のプロ初ゴールなどのポジティブな要素もあった。シーズンを戦うためには、敗戦からも未来への糧を見いだし、今後の成長に繋げることが重要になる。

今節は鳥栖を味スタに迎える。今シーズンから川井健太監督を新たに迎え、ポジショナルプレーを基軸としたサッカーを継続。昨シーズンと主力の顔ぶれは変わったものの、チームとしての成熟度は依然として高い。 

東京にとってはリーグ戦5連敗中の相手。苦手意識を払拭するためにも、そして前節の敗戦から流れを変えるためにも、強いメンタリティを示して勝点3をつかみに行く。

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5/8 鳥栖戦 北條聡(サッカーライター)プレビュー
「中盤の攻防を制しカモから脱却」


中盤3選手(青木拓矢・安部柊斗・松木玖生)の証言で紐解くアルベル流ポジショナルプレー【前編】

中盤3選手(青木拓矢・安部柊斗・松木玖生)の証言で紐解くアルベル流ポジショナルプレー【後編】