7/21 練習試合 名古屋グランパス戦レポート

北海道・白老キャンプ8日目は、白老桜ヶ丘公園陸上競技で名古屋グランパスとトレーニングマッチ(45分×3本)を行い、2-1で逆転勝利を飾った。
1本目の4分、ロングボール一本で背後を突かれると、こぼれ球を押し込まれて先制を許してしまう。
だが、2本目の13分、相手のクリアボールを拾った室屋成選手が右足でミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。
さらに、迎えた3本目の38分だった。モンテディオ山形戦は、大学の試験で不在だったため、この日が今回のキャンプで初の実戦となる男がいきなり結果を残す。小湊絆選手が味方のシュートのこぼれ球に素早く反応し、右足で押し込んで決勝弾を挙げた。
また、期待のニコライ ヴァリス選手が合流後初実戦で上々の試運転を飾り、翌日はキャンプでは初のオフを設けて英気を養う。
選手コメント
ニコライ ヴァリス選手

Q、初の実戦でした。試合の振り返りをお願いします。
A、まだプレシーズンですが、良い試合はできたと思います。新しいチームメイトと試合でプレーできたことが、今日の何よりの収穫です。
Q、疲れはありませんか。
A、デンマークでも所属チームでトレーニングを積んでから日本にやってきました。日本に着いてから何日かオフがあって徐々にペースを上げている段階でしたし、今日は普通にプレーできたので、特に疲れは感じていません。
Q、試合時の天候も特に暑かったと思います。
A、確かに、暑かったです。デンマークよりも暑かったです(笑)。ですが、多くの選手から東京の方がもっと暑いよとも言われています。東京の温度や湿度には慣れていく必要があると思います。
Q、途中出場から良い連係もありましたね。
A、才能があって、技術力のある選手が多いと思っています。これまでデンマークでプレーしていた選手たちとは、また違ったタイプの選手たちだと思っています。そういった選手たちのゴールをお膳立てしたり、逆にゴールをお膳立てしてもらったり、できるだけ早く慣れて良いプレーをしていきたいと思います。
Q、チームにフィットするのも、時間は掛からないと感じていますか。
A、まだまだ学ばなければいけないことは多いと思います。いかに選手と関係性を作っていくかということが今後の課題です。チームコンセプトはおぼろげながら見えてきたところはありますが、まだまだ学ばなければいけません。
Q、明日はオフですね。ゆっくりできそうですか。
A、まずは回復に努め、明日のオフはアレクサンダーショルツ選手と何人かの選手とドライブをして、この辺りの散策をしようと思います。良いリラックスになると思います。
小湊絆選手

Q、決勝ゴールの場面を振り返ってください。
A、ボールがうまく前進したので、逆サイドにボールがある時は同じラインで入っていくことを試合中は意識していました。結果的に自分のところにこぼれてきましたが、しっかりと走り込んでいたからこそ、プッシュできたゴールだったと思います。
Q、松橋力蔵監督から試合前にしっかりと勝点3をとっていこうという話もありました。勝ち切るためのゴールを自分が奪えたことについてはどうですか。
A、前回のモンテディオ山形戦に自分は不在でしたが、勝ち切ることができず、松橋監督もミーティングでそこをかなり強調して話していました。何となく得点できる感覚を持ちながらプレーできていましたし、とれて当たり前ではないですが、『やっぱりな』と思えました。驚きはなかったです。室屋成選手が先制点を奪ったし、やはり青森山田高校出身の勝負強さが生きたと思っています。
Q、背後に落としたボールも良かったと思います。
A、ニコライ ヴァリス選手が走っているのも見えたので、少しタイミングが合わずにオフサイドになってしまいましたが、自分はあそこにも蹴ることができるので、そこはコミュニケーションをとっていきたい。深い位置からでも決定機を作ることができるのかなと思うし、ヴァリス選手は馬力もあって高さもあるので、ターゲットにもなれる存在。うまく連携していきたいと思います。
Q、キャンプの終盤でどうアピールしていきたいですか。
A、数字でアピールするところはもちろんですが、ポジション的に求められるところができたかというとそうではなかったので、結果オーライで目をつぶらずにちゃんとチームとして求められるところができるように個人のところにもフォーカスしてやっていきたいです。まだまだゴールを積み重ねられる期間はあるので、しっかり決め切ってリーグ開幕を迎えたいと思います。
FOCUS ON – 今日の1枚 –

オフィシャルカメラマンが撮影した写真から一枚を選ぶ『FOCUS ON』。
キャンプ8日目は加入後初の実戦に出場した、ニコライ ヴァリス選手をセレクトした。
この日のトレーニングマッチの2本目から途中出場すると、上々の試運転を見せた。ワールドカップの日本代表メンバーにも選出された鈴木唯人選手の元相棒は、シンプルで高いプレー精度を発揮。常に首を振って周囲とつながりながらゴールへと迫る姿や、長身を生かしたヘディングシュートも放った。
常に首を振りながら的確な判断を下す動ける司令塔は「ゴールをお膳立てしたり、逆にゴールをお膳立てしてもらいたい」と、青赤初ゴールに強い意欲を示した。

