match 試合日程・試合結果

2015年U-18試合結果

7/22(水) 前橋市宮城総合 運動場陸上競技場 (キックオフ 09:00)
第39回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 グループステージ

FC東京U-18

2 - 0

ファジアーノ岡山U-18

FC東京得点者

10,佐藤 亮(9分)、8,大熊 健太(64分)

FC東京出場選手

GK 21,波多野 豪
DF 25,鈴木 喜丈、23,岡崎 慎、5,柳 貴博
MF 3,小山 拓哉→15,半谷 陽介(76分)、34,品田 愛斗→17,伊藤 純也(60分)、7,安部 柊斗、2,相原 克哉
FW 20,生地 慶充→24,内田 宅哉(53分)、8,大熊 健太→9,西元 類(68分)、10,佐藤 亮→14,南 大輔(73分)

寸評

[リザーブ]
GK:1,山口 康平
DF:13,渡部 卓
MF:
FW:

○試合レポート
【積み上げの継続と歴史の継承】

「また、ここに帰ってきた。去年の悔しさをはらす舞台に立った」試合前のミーティングで佐藤監督はこう切り出した。

第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会が群馬県前橋市で始まる。
準々決勝までは群馬県で行い、準決勝からは舞台を神奈川県ニッパツ三ツ沢球技場へと移す今大会。
昨年は惜しくも決勝戦で敗戦し準優勝。
選手・スタッフ、そしてサポーターの誰もが昨年の悔しさを晴らしたいと意気込む。

東京は、関東予選を連覇し、直近のプレミアリーグEAST第10節で首位に立つ鹿島アントラーズユースに勝利し勢いを持って群馬県へと乗り込んだ。
グループステージ初戦の対戦相手は中国地区決勝リーグを2位で通過したファジアーノ岡山U-18。

佐藤監督は「少しでもスキを与えたら厳しい戦いになる。大会を通して積み上げをしていこう。」と声をかける。
選手達からも「ここに来ていない選手たちの分も・全員で勝つぞ!」と声が上がる。

グループステージは40分ハーフといういつもより時間が短いレギュレーション。
気温が朝の9:00にも関わらず32.4℃という高温のなか試合は岡山ボールでキックオフされた。

《前半》
大会初戦という独得の緊張感からなのか少し硬い動きの東京。
対する岡山は鋭い出足で序盤の主導権を握る。
東京はシンプルにDFラインからのロングボールを中心にFWをスペースに走りこませ、チャンスを伺う。
7分、右サイドのスペースにロングボールを入れると相原が走り込みゴール前にアーリークロスを入れる。
そこに生地が飛び込むが防がれる。
「自分の特徴の一つでもある前線からのプレス」と試合後に語った佐藤が自身の特徴を出した先制点を奪う。
9分、相手DFラインがゆったりとボールを繋ぐと佐藤はすかさずプレスをかけ相手のミスを誘発。
そのままボールを奪い、追いすがる相手DFと競り合いながら、前に詰めてきたGKの股を射抜く技ありのゴール。
これで少し落ち着いた東京は12分にもDFラインでボールを持つ柳が、岡崎にボールを下げるとダイレクトで左サイドに張っていた小山にサイドチェンジ。
小山はドリブルで進みながらチャンスを演出。
23分には相手守備陣のクリアーしたボールを相原が拾うと、左サイド深くにポジションをとっていた鈴木にロングパス。
鈴木はそのまま単独で切り込みシュートを放つ。
追加点を奪いたい東京はセットプレーからもゴールに迫る。
28分、左CKを得ると品田はニアサイドにボールを送る。これを柳が合わせ、相手GK前にいた生地が詰めるもゴール上に。
32分には右サイドペナルティエリア角外あたりでFKを獲得するとキッカーは品田。鋭いグランダーのクロスを入れるが僅かに合わない。
その後、中盤での攻防が続き、前半は1-0で折り返す。

《ハーフタイム》
佐藤監督は「初戦の難しさはあるが流れは悪くない。前半のまま続けていこう。次の1点が大事になる。自分達の流れを作ろう。」と選手に声をかけた。
両チーム選手交代もなく後半に挑んだ。

《後半》
立ち上がりの42分、東京らしい攻撃を見せる。
左サイドを小山・大熊・生地が絡みパスワークで突破すると最後は生地が深い位置からニアにやわらかいクロスを入れると、そこに佐藤が詰めるも僅かにあわない。
対する岡山は47分、左サイドを崩しグランダーのクロスをマイナス気味に入れシュートを放つが枠を外れる。
この時間帯、岡山はボールを繋ぎながら両サイドを使いチャンスを作る。
徐々に流れを取り戻した東京は54分、DFラインで岡崎の積極的なインターセプトでボールを奪い、これを品田が拾うとドリブルで持ち上がる。
品田は右斜め前を走る大熊に繋ぎドリブルで仕掛けるとCKを獲得。
このCKを中央で柳が合わせるが枠の上。
待望の追加点は64分、右サイドペナルティエリア外で佐藤がボールを持つと相手DFを2人引き付ける。
佐藤は2人のDFの間を切り抜けシュートを放つが相手DFがブロック。このこぼれ球が中央にいくと内田が詰める。
これもDFが防ぐと、「小林コーチからもっと中に入るように言われていた」という大熊がこぼれ球に素早く反応しヘディングで押し込んだ。
追加点を奪った東京はフレッシュな選手をピッチに送り込む。
すると68・76分と途中出場の西元がゴールに迫る。
68分、DFラインで奪ったボールを安部が中盤で受け前を向くと、西元が裏に走り出す。そこにボールを通すが僅かに届かない。
さらに76分、左サイドでのスローインをライン際で受けると相手DFを背負いながら中に入り込み、浮き球をロングシュート。
南もゴール前でチャンスを演出するなど、チームをより活性化させる。
岡山は長身FWを投入しパワープレーに出るが、岡崎を中心とするDFラインは制空権を渡さず、ボール際でも相原や小山が強さを見せる。
また、78分には相原のクリアーボールを拾った岡山DFに対して、西元がプレスをかけると、同じく途中出場の伊藤が連動したプレスを見せ相手のミスを誘発。
岡山にチャンスを作らせない。
ロスタイムは3分。
東京は西元が中央でポストプレーで安部に落とすと右サイドを走る相原に繋ぐ。
相原はタテに仕掛け、ゴールライン際からニアに鋭いクロスを入れるが相手GKがキャッチ。
得点は奪えなかったが最後まで得点への意欲を見せた東京は初戦を2-0で勝利した。

明日はグループステージ突破をかけてサンクFCくりやまと戦う。

【選手・スタッフ 試合後コメント】
佐藤監督
「大会の初戦はとても難しい。その初戦を2-0で勝てたことは大きい。ここから良い流れを掴んで大会を通して成長していってほしい。選手もスタッフも去年の雪辱を晴らしたいというモチベーションを持っているので一つずつ勝っていきたい。朝の9:00という早い時間の試合にも関わらず多くのサポーターに来て頂いていることに感謝しながら、サッカーに対して謙虚に真摯に向き合っていきたい。」

大熊選手
「初戦なので絶対に勝ちたかった。早い時間に得点できたが、その後はなかなか得点できなかった。危ない場面もあったなかで得点できてよかった。初戦という事もあって固い部分もあったがシンプルにプレーをしてゲームに入ることも大事だった。(得点シーンは?)小林コーチからもっと中に入るように言われていたので中で待っていたらボールがこぼれてきた。予選を突破するには次の試合に勝たなければいけない。試合内容も良くしながら勝っていきたい。」

佐藤選手
「全国大会初戦という事だったが、試合への入り方は悪くなかった。ここ数試合は最後まで闘いきることもできているし、今日の試合も集中してやれたと思う。初戦という難しい試合だったがロングボールとショートパスをうまく使い分けた攻撃ができたと思う。(得点シーンは?)自分の特徴の一つでもある前線からのプレスで相手DFのミスを逃さず得点できたし、GKの動きも良く見て決める事ができた。明日の試合に勝てば決勝トーナメント進出に大きく前進する。ここに来れていない選手の気持ちも含めてプレーをしたい。」

波多野選手
「無失点で抑える事を強く意識した。暑い試合だったのでDF陣の集中力が切れないように声をかけ続けた。相手のセットプレーでの意表を突く攻撃は予想していたので準備はできていた。明日は今日以上に良いプレーをしてチームの勝利に貢献したい。」

本日も選手への温かいご声援誠にありがとうございました。
引き続き、FC東京U-18への熱いご声援を何卒よろしくお願いいたします。