match 試合日程・試合結果

2013年U-15深川試合結果

8/23(金) 帯広の森球技場Bグランド(キックオフ 13:00)
adidas CUP 2013 第28回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 ラウンド32

FC東京U-15深川

1 - 0

ガンバ大阪ジュニアユース

FC東京得点者

19,長谷川 大貴(76分)

FC東京出場選手

GK 20,廣末 陸
DF 27,岡庭 愁人、5,蓮川 壮大、8,岡崎 慎、4,金田 佑耶
MF 7,武内 一輝、2,杉岡 大暉、14,内田 宅哉、28,品田 愛斗→17,小田 将大(80+2分)
FW 18,鈴木 郁也、11,半谷 陽介→19,長谷川 大貴(70分)

寸評

[リザーブ]
GK:1,山口 瑠伊
DF:33,長谷川 光基
MF:10,名倉 巧、34,荒川 滉貴
FW:9,山口 拓真、12,山下 幹、21,吹野 竜司

○試合レポート
FC東京U-15深川が北海道帯広の地にやって来てから、早いもので10日ほどが過ぎようとしている。結果によってはたった数日で帰路に着く可能性もあったわけで、しかもこの間にはいくつもの激闘を乗り越えたりと、本当に濃密な時間を北の大地で送っている。長い人生の中での10日間というのはほんの僅かなものだが、中学生の夏に過ごす日々というのは、1日1日がとても長く、そして大きな宝物だ。そんな熱い日々をあと1日、増やせるか否か。adidas CUP 2013 第28回日本クラブユースサッカー選手権大会。たった2つしかないファイナリストの座をかけて戦う準決勝は、帯広の森球技場Bグランドで13:00にキックオフされた。相手は前年王者のガンバ大阪ジュニアユースだ。

「自分を信じて。仲間を信じて。そして東京を、深川を信じて戦おう」試合開始直前に奥原監督にそう語りかけられた選手たちは、最高のテンションで試合に入り込む。球際では激しく戦い、個人能力の高い選手を数多く揃えるG大阪を相手に、グループで囲い込んで守備を行う好パフォーマンスを見せる。だが、やはりG大阪は簡単な相手ではない。1次ラウンドから準々決勝までの6試合で計30得点を挙げているその攻撃力は非常に高い。テンポよいパス回しにドリブル突破も絡め、ジワリジワリと深川に襲いかかってくる。そうした中でも、グループでの守備と岡崎を中心とした読みの鋭いカバーリングなどで応戦。奪ったボールはしっかりと前へと運び、2トップのアイデアを活かす。そして守備的MF杉岡やSB金田、岡庭が攻撃に関わる場面が多く、厚みがある。やはり深川の持ち味は、左右に幅広くボールを動かし、相手が守備を広げたタイミングで縦に仕掛ける攻撃。なかなか得点には繋がらないものの、持ち味はしっかりと発揮されている。深川とG大阪。ファイナリストを目指す双方の良さが存分に出た、好ゲームが繰り広げられる。26分、28分と立て続けに鈴木が好機を演出し、逆に37分には相手のヘディングシュートが深川ゴールを脅かしたりと、一進一退の攻防が繰り返されながら0-0のスコアで試合は後半へと折り返す。

後半に入ると、試合はさらにヒートアップしていく。深川は高精度なキックを持つGK廣末にボールを預ける場面が増え、GK廣末を起点に前後左右、さらに幅広く攻撃を展開。長短巧みに蹴り分けるキックでG大阪を翻弄する。それでもG大阪はマイボールになると手厚い攻撃を仕掛け、48分のシュートはGK廣末がなんとかセーブし、その1分後にもシュートを放たれる。一瞬でも隙を与えてしまえば、その瞬間、失点をするであろう厳しい攻撃で重圧をかけてくる。そうしたジリジリとした緊張感のある展開になればなるほど、深川のもうひとつの持ち味が発揮されてくる。そう、「粘り強さ」だ。今大会はG大阪のように大勝した試合はないが、すべての試合を粘り強く、我慢を続けて戦ってきた。60分には相手に鋭いシュートを放たれるが、これをGK廣末が見事にセーブ。その直後には右サイドから相手にクロスを上げられかけるも、蓮川が身を投げ出してブロック。随所で訪れる苦しい場面。それでも深川は一人ひとりが責任感を持ってプレーし続け、同時に、我慢も続ける。「この試合は色んな困難があると思う。でも、我慢を続ければ続けるほど、チャンスが来る可能性も増えていくはずだ」試合前のミーティングでの奥原監督の話。我慢を続けた。そしてチャンスが、来た。76分、内田からのパスを途中出場の長谷川大貴が受けると、そのままドリブルで飛び込む。そして相手DFの寄せを巧みにいなすと、右足で豪快に蹴り込んで見せた!!スコアボードに掲げられる1-0のスコア。残り時間は数分。さらに圧力を増してくるG大阪の攻撃。1試合平均5得点というチームの攻撃を、最後までゼロで凌げるのか?こぼれ球を味方が拾えば安堵し、相手が拾えば冷や汗を流す。そして、G大阪の蹴ったフィードをGK廣末がガッチリとキャッチすると、タイムアップ。好ゲームの末にファイナルへの切符を掴んだのは、深川となった!!

攻め、守り、走り、体を張り、声も出した。前年王者との激闘に、深川はこの日のすべてを出し切った結果、夏はあと1日、延びた。ベンチへと戻ってきた選手たちに、奥原監督はこう伝えた。「よし、明日に向けて、今から準備していくぞ」1次ラウンド突破を果たし、ヴェルディを倒し。この大会、深川はいくつもの目標を果たしながら、トーナメントを登ってきた。そしてついに、ラストステージである。次戦は明日(24日)の13:30分から帯広の森陸上競技場で、横浜F・マリノスジュニアユースと対戦する。舞台は決勝戦。目指す目標は「日本一」だ!!

本日も帯広や東京から熱いご声援をいただき、ありがとうございます。
明日の決勝戦につきましても、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。