match 試合日程・試合結果

2014年U-18試合結果

7/25(金) 前橋市石関公園サッカー場(キックオフ 09:00)
第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会第1日目

FC東京U-18

3 - 0

ヴィッセル神戸U-18

FC東京得点者

14,大熊健太(5分)
9,蓮川雄大(8分)
11,渡辺龍(68分)

FC東京出場選手

GK 1,伊東倖希
DF 2,高田誠也、3,山岸瑠→18,柳貴博(73分)、4,大西拓真、13,渡辺拓也、27,小山拓哉→24,相原克哉(61分)
MF 6,高橋宏季、7,長澤皓祐→25,南大輔(69分)、9,蓮川雄大→11,渡辺龍(55分)、15,安部柊斗
FW 14,大熊健太→10,佐々木渉(51分)

寸評

[リザーブ]
GK:30,松嶋克哉
DF:33,岡崎慎
MF:-
FW:-

○試合ダイジェスト
夏の全国大会、「adidasCUP2014第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」1次ラウンド第2日目。東京は、前日のA.C AZZURRI YOUTH戦を10-0で下し、勢いに乗る。本日の対戦相手は、予選グループの山場となるヴィッセル神戸U-18。今シーズンプレミアリーグWESTで6位につけるチーム。神戸の第一日目は、引いて守りを固める愛媛FCユースを最後まで崩すことができずにスコアレスドロー。本日の東京戦で勝利し勝ち点3を積み上げないと予選突破が難しくなる状況だ。対する東京は、初戦を10得点と大量得点で勝利し、2戦目を迎える。東京は本日の神戸戦で勝利すれば、勝ち点が6になりグループ2位以内が確定する大事な試合となる。

キックオフ前のチームミーティング、佐藤監督から「俺たちはチャレンジャー。相手はプレミアリーグに所属する各上のチーム。自分たちが今までやってきたことが通用するかチャレンジしよう」「泥臭く、したたかにプレーしよう」と選手たちを鼓舞しピッチに送り出した。

キックオフ時の気温は36.4度。試合は神戸ボールでキックオフされた。試合は序盤、神戸がボールを丁寧につないで東京陣内に攻め込む。しかし東京は組織的な守備で、相手に縦パスを入れさせない。神戸は初戦をスコアレスドローとしている為、前半から積極的にゴールを狙ってくる。オーソドックスな4-4-2を基本布陣に、攻撃時にはCB2枚を残して2-4-4気味に攻撃を組み立てる。

相手の攻撃を冷静に対応する東京は、5分にセットプレーから先制点を奪う。MF高橋が相手のパスをインターセプトして、素早く前線の左サイドのMF蓮川にパスを通す。蓮川はドリブルで持ち込み深い位置からクロスを上げる。このクロスは相手DFの足に当たってCKを得る。このCKをキッカーのMF長澤が低いボールで蓮川に通す。蓮川のシュートは枠を捉えきれないが、タッチライン際で攻め残ったDF高田が中央に折り返すと、FW大熊がフリーでシュートを放ちネットを揺らす!!

幸先よく先制した東京は、この3分後の8分に追加点を奪う。先制を許した神戸は、早い時間帯に追いつこうと、再び攻撃を仕掛けてくる。しかし前がかりになり、神戸のDFラインとGKの間に大きなスペースが生まれてしまう。このスペースをDF大西は見逃さなかった。相手のボールをDFラインで奪いきると、大西が相手の背後に素晴らしいロングボールを通す。このボールに反応した蓮川がドリブルで抜け出し、エリア内に進入すると相手DFがたまらずファールで倒してしまいPKの判定。このPKを蓮川が豪快にネットへ突き刺し2点目を奪う!!

2-0とした東京は優位に試合を運ぶかと思われたが、前半はこの後、神戸にボールを保持される時間帯が続いてしまう。しかし東京は粘り強い守備で落ち着いて対応して相手に得点を許さない。14分には自陣左サイドを相手選手にドリブルで持ち込まれるも、DF渡辺拓也がしっかりとスライドしてピンチを防ぐ。21分には、エリア中央で与えてしまったFKを直接狙われるが、これはGK伊東がしっかりとボールに反応して得点を許さない。神戸の時間帯が続いたが、飲水タイムを挟み、東京は奪ったボールを簡単に失わないように、ツータッチ以内で丁寧にパ
スをつなぎ自分たちの時間帯をつくる場面も見られた。

しかし、この試合で勝ち点を積み上げないと後が無くなる神戸は、前半の内に1点を返そうと攻め込んでくる。25分にはCKからカウンターをくらうが、これはDF山岸がしっかりとカバーリングして対応する。30分過ぎには、中央をスルーパスを中央に通されゴール前まで持ち込まれるもDF高田が粘り強く対応する。この直後には、自陣左サイドから相手選手にコースをついたドリブル突破をゆるし、中央に持ち込まれフリーでミドルシュートを打たれてしまうが、枠をそれる。この後も立て続けにCKを与えてしまうが、GK伊東のパンチングやDF陣の集中した
守備で得点を許さない。このまま前半を2-0で折り返すと思われた40分に、相手に決定機を与えてしまう。自陣左サイドから中央にクロスを上げられる。このクロスボールにGK伊東が飛び出すが、相手選手に一歩先に触られシュートを打たれてしまう。無尽のゴールにボールが転がっていくが、これをゴールラインぎりぎりでかき出したのはキャプテンの大西。

前半は、このまま2-0で折り返す。ハーフタイム。選手たちはベンチで前半で見えた修正点を話し合う。佐藤監督からは「もう少し、自分たちの時間帯をつくろう」「熱さ、冷静さ、賢さをバランスよく保ち一体感をもって戦おう」と声をかけ後半のピッチへと送り出す。

後半は、キックオフ時よりも太陽が高く昇り、日差しが照りつけてくる。立ち上がり42分に、高橋が相手からボールを奪い、そのままドリブルシュートし、流れを引き寄せる。44分には高橋が中央で蓮川に縦パスを通す。蓮川はシンプルに左サイドの小山にはたくが、これはオフサイドの判定。対する神戸は5分、東京のDFラインの裏に一本のロングボールを通す。相手FWが反応するもGK伊東が出足の良い飛び出しでピンチを防ぐ。続く46分にもクリアボールを高い位置で拾われ、左サイドの角度のないところからニアサイドに強烈なシュートを放たれてしまうが、GK伊東が好セーブをみせ相手に得点を与えない。

相手にリズムを掴まれた東京は、51分に先制点を奪った大熊に代えてMF佐々木を投入する。すると直後の53分に前線の長澤・蓮川・佐々木がコンビネーションから決定機を作る。左サイドで大西が相手ボールホルダーに素早く寄せ高い位置でボールを奪いきると、そのまま前線に持ち込み中央へクロスを送る。中央の佐々木がこのクロスボールをスルーして、右サイドの長澤へ。長澤はシュートも打てたが、左サイドからカットインしてきた蓮川にラストパスを通す。このボールをフリーで蓮川が狙うも、ボールがイレギュラーして足にミートせず。決定機を作り出したが、枠を捉えきれない。

東京は55分、PKで今大会2試合連続4得点目を奪った蓮川に代えてMF渡辺龍をピッチに送り出す。東京は佐々木が前線でしっかりとボールをキープしてタメを作り、主導権を握り始める。

56分には交代で出場した佐々木と渡辺龍が前線で縦の関係になりボールを出し入れして中央で起点をつくり、サイドへボールを展開するが決定機にはならず。東京は相手陣内でプレーする時間が増えるが、シュートまで持ち込めずに相手にボールを奪われて逆襲を受けそうになる場面も見られたが、ボランチの高橋と安部が互いに良い距離感を保ちつつボールホルダーに素早くプレスを掛けて相手のチャンスの芽を摘み続ける。

この後東京は、試合を決定づける3点目を奪う。3点目は渡辺龍の個人技。安部から左サイドでボールを受けると、渡辺龍は迷うことなくドリブルで仕掛ける。渡辺龍の細かいタッチのドリブルを相手DFは止めることができずにGKと一対一に。相手GKも飛び出してきたが、渡辺龍は落ち着いてコースに流し込みネットを揺らす。

残り時間約10分で3-0とリードした東京だが、神戸も最後まであきらめずに一点を奪いにくる。しかし、東京も高田・大西拓真・渡辺拓也を中心に粘り強く守り抜く。途中交代で出場したDF柳も試合にスムーズに入り込み、相手の攻撃を冷静に対応。アディショナルタイムにCKからフリーでヘディングシュートを放たれてしまうが、最後まで集中していた東京はGK伊東がファインセーブをみせネットを揺らさせない。試合はこのまま無失点でおさえきり、3-0で東京が勝利を収めた。

厳しい暑さの中で主導権を握られた試合であったが、セットプレーからの得点と決定機をしっかりとものにした東京。これで勝ち点を6にし、3日目を待たずに決勝トーナメント進出が決定。明日(26日)は大会休息日。栄養と休養をしっかりととり、3日目の愛媛FCユース戦と決勝トーナメント1戦目に向けしっかりと調整したい。本日は、暑い中試合会場に多くのみなさまにご来場いただき、選手たちへ温かいご声援をいただき誠にありがとうございました。今後とも、FC東京U-18へ温かいご声援をよろしくお願いいたします。

≪Eグループ戦績(7/25時点)≫
1位FC東京U-18
(勝ち点6/得点13/失点0/得失点差+13)
2位愛媛FCユース
(勝ち点4/得点9/失点0/得失点差+9)
3位ヴィッセル神戸U-18
(勝ち点1/得点0/失点3/得失点差-3)
4位A.C.AZZURRI YOUTH
(勝ち点0/得点0/失点19/得失点差-19)