【小学3~6年生対象】夏休みイベント「サッカースキルアップサマークリニック」開催!
今年も小学3・4年生、小学5・6年生を対象に「FC東京サッカースキルアップサマークリニック」を開催しました!

小学3・4年生は3日間、小学5・6年生は4日間の日程で実施した今回のクリニックのテーマは、「見て、決めて、プレーする」。映像を使った講義とグランドでの実技トレーニングを組み合わせながら、試合の中で必要となる技術と判断力を高めることを目指しました。
強度の高い状況でも自分でプレーを選ぶこと ───
そして、ミスをしても止まらず、次のプレーへ向かうこと ───
クリニック期間を通して、選手たちに繰り返し伝えていきました。

ゴール前の攻防
最初のテーマは「ゴール前の攻防」です。実技に入る前には実際のプレー映像を見ながら、
「ゴールを奪うために何を見るのか」
「どんなプレーを選ぶのか」
「守備ではどのようにゴールを守るのか」
といったポイントを、選手たちと一緒に考えていきます。
講義でプレーのイメージを持った後はグランドへ。シュート、パス、ドリブルの判断や、ゴール前での攻守の駆け引きなど、実際の試合につながる状況の中でトレーニングを行いました。
トレーニング中も、コーチが答えを一方的に伝えるのではなく、選手自身が考えることを大切にします。
「今、何が見えていた?」
「ほかにどんなプレーができた?」
自分のプレーを振り返り、考えたことを次のチャレンジにつなげる。そんなやり取りを繰り返しながら、一つひとつのプレーへの理解を深めていきました。
サイドの攻防
続いて取り組んだのは「サイドの攻防」です。ゴールへ向かって仕掛けることや、カットインと縦突破の使い分け、ボールを持っていない選手の関わりなど、サイドからゴールを目指すために必要なプレーをトレーニングしました。
守備では、「どこを守るのか」「相手をどちらへ追い込むのか」など、実際の試合で起こる状況を意識しながらプレーします。
また、選手一人ひとりの成長段階やプレーの状況を見ながらグルーピングを行い、それぞれが適切な強度の中でチャレンジできる環境づくりも大切にしました。日を追うごとに、仲間と声をかけ合う場面や、積極的にゴールへ向かうプレーも増えていきます。

このクリニックで大切にしているのは、プレーが成功したかどうかだけではありません。自分で状況を見て、考えて、プレーを選ぶ。うまくいかなかったとしても、すぐに次のプレーへ向かう。一つひとつのプレーに主体的に取り組む姿勢も、選手たちと共有していきました。
中盤の攻防 ※小学5・6年生のみ
5・6年生では、さらに「中盤の攻防」にも取り組みました。ゴール前やサイドの攻防へつなげていくために、どのようにボールを前進させるのか。反対に守備では、相手に前進させないためにどのようにボールを奪うのか。まずは映像を通してプレーのイメージを持ち、その後グラウンドで実践していきます。

攻撃では、ボールを受ける前のポジショニング、次のプレーの選択肢を増やすためのコントロール、パスの質など、一つひとつのプレーにこだわりました。
中盤は、ゴール前やサイドと比べても選択肢が多くなるエリアです。その中で適切な判断をするために、ボールだけでなく、相手・味方・スペースを認知しながらプレーすることを求めていきます。トレーニングを重ねるにつれて、連続したプレーの中でもテンポよくボールを動かす場面が増えてきました。
守備でも、ただボールを奪いに行くのではなく、仲間と連携しながら相手の選択肢を限定し、狙いを持ってボールを奪うプレーにチャレンジ。
攻撃、守備ともに「次に何が起こるのか」を考えながらプレーすることに取り組みました。

最終日:実戦と振り返り
▽小学3・4年生
最終日は、FC東京スクール選抜クラスとのトレーニングマッチを行いました。それまでのトレーニングで学んだことを、実際の試合の中でどこまで発揮できるか、ゴール前やサイドでの攻防はもちろん、ボールを持っていないときの準備や攻守の切り替え、最後までプレーを続ける姿勢など、選手たちはさまざまなことにチャレンジしました。
▽小学5・6年生
最終日予定していたFC東京スクール選抜クラスとのトレーニングマッチは、台風の影響による日程変更のため、実施を見送ることとなりました。
プログラム終了後には、選手と保護者のみなさまへ、一人ひとりの取り組みの様子や、できていたこと、これからさらに伸ばしていきたい部分についてコーチからフィードバックする時間を設けました。
また、その後フリータイムを設け、選手や保護者のみなさまとコーチが自由に話せる時間もつくりました。普段のスクールではなかなか聞けないことを保護者の方からご相談いただいたり、選手自身が気になっていたことを積極的にコーチへ質問したりする姿も見られました。
サッカーのことはもちろん、日頃感じている疑問や悩みについても直接言葉を交わし、選手・保護者のみなさまと多くのコミュニケーションを取ることができる時間となりました。

最後に
本クリニックでは、技術を身につけることだけでなく、自分の現在地を知り、次の成長につながる課題を見つけることも大切にしています。
より高いレベルを目指したいという同じ思いを持つ選手たちが集まり、普段とは異なる仲間や環境の中でサッカーと向き合った今回のクリニック。
ここで得た気づきや課題を、それぞれのチームや日々のトレーニングに持ち帰り、次のチャレンジにつなげてもらえればと思います。
ご参加いただいた選手のみなさん、そして活動を支えていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。
FC東京ではこれからも、子どもたち一人ひとりがサッカーを通じて成長し、さらに上達を目指すきっかけとなる機会をつくっていきます。