Q、東京に加入後、ここまでの期間で準備してきたこと、クラモフスキー監督から求められているものがあれば教えてください。
A、高い強度で攻守に関わることが、東京のボランチとして求められていることだと思います。まずは、その強度に慣れることをこの期間で意識しました。攻撃面では、ボールに多く関わることを意識しています。チームにも徐々に慣れてきました。フルコートで相手がいるなかで戦ったのが練習試合の浦和レッズ戦だけなので、試合を重ねることでさらに良くなっていくと思います。
Q、自身の特長をどのようにチームに還元したいですか。
A、現在東京に在籍しているボランチの選手たちとは特長が多少違うと思っています。攻撃面でアクセントを出すことが自分のスタイルだと思います。そこを出しつつ、攻守においてチームとしてハードワークすることをボランチの仕事としてプレーしていきたいと思います。ボールを受けて前線にパスを繋ぐこと、前に出ていくこと、守備面では相手をしっかりと捕まえてボールを奪い切るプレー、守備のスイッチをチームに入れるプレーを見せたいです。より高い強度を求められているので、試合を重ねて、プレー強度に慣れていきたいと思います。
Q、先日のセレッソ大阪戦は契約の関係上出場できませんでしたが、原川選手からはどのような90分に映りましたか。
A、東京にとっては、イメージ通りの試合ではなかったと思いますが、まずは勝つことが大事だと思います。チームとして良い形が作れなかったとしても、勝ち切れるチームこそが強いチームだと思います。自分たちがやりたいサッカーができない時に、どのようにピッチ上で振舞うかが重要です。一つの勝ち方として捉えても、良い試合だったと思っています。
Q、京都サンガF.C.U-18を経てプロ生活がスタートしました。当時を振り返るとどのような選手でしたか。
A、僕が京都に在籍していた時はJ2リーグに所属していて、チームとしても苦しい時期を過ごしていたタイミングでした。僕のほかにも、ユースからトップチームに昇格した選手が多く、若い選手たちが多く在籍していました。年齢が近い選手たちと切磋琢磨してきたからこそ、ここまでプロ選手として続けることができています。京都でプロ生活をスタートできたことが良かったと思っています。在籍していた最後のシーズンに出場機会をもらいはじめ、難しい時期が長くありましたが、今振り返るとそのような期間が必要だったと思っています。
Q、原川選手から見た今の京都のプレースタイルに関する印象があれば教えてください。
A、セレッソ大阪に在籍していた時に、すでに数試合対戦しています。前半、後半それぞれの立ち上がりはマンツーマン気味でプレッシャーをかけてくる印象です。その時間帯に耐えること、うまく戦い抜くことが勝敗のポイントになると思います。