2023 CAMP REPORT & INTERVIEW DAY14  東慶悟<br />

INTERVIEW2023.1.22

2023 CAMP REPORT & INTERVIEW DAY14 東慶悟

土曜日ということもあり、昨日は多くの方に練習見学にお越しいただきました。そして今日は、朝から時折雨が強く降る曇天。にもかからず、昨日より多くの方が来訪され、チームに良い緊張感を生んでくれていました。

午前中は、短い時間でしたが、集中した非常に密度の濃いトレーニングとなりました。メインメニューは、サイドでのボールポゼッションとサイドアタックからのフィニッシュ。サイドを大きく変えるという選択肢も持ち、複数のユニットでコンビネーションを試すなど、実戦を意識した内容になりました。

なかなかフィニッシュが合わないシーンが続くと、アルベル監督だけでなく選手たちの間でも容赦なく檄が飛びます。ボールを大切にするスタイルながら、フィニッシュに至るコンビネーションやフィニッシュ自体の精度を意識してトレーニングを積んでいることがよく分かります。


昨日のレポートでもお伝えしたとおり、本日も午後のトレーニングが公開され、午前中と同様に多くのファン・サポーターの方に見学いただきました。

オレンジ色の日差しに照らされた午後は、ハーフコートでゲーム形式のメニュー。複数のチームに分かれて、数分で区切ったゲームをフルパワーでこなしました。
通常の試合よりも狭いエリアでスピードも強度も高いなか、少しでも隙があればターンオーバーから失点に直結し、少しでも練度の高いコンビネーションがはまれば狭いエリアでもゴールをこじ開けられる。

ボールを保持する昨シーズンのベースを基に、ゴールに直結させる意識と筋道作りの蓄積が加わり、泥臭くもハイプレスからのゴールが生まれたり、複数の選手が連携しゴールが生まれる場面もありました。


確実にチームとして上積みをしている東京。トレーニングはラスト1日。24日の最終日は、今シーズン初めてJ1チームと対戦し、キャンプで積み上げたものを試します。


キャンプ13日目は、東慶悟選手にインタビューを行いました。
Q、第2子の誕生おめでとうございます。
A、ありがとうございます。

Q、キャンプは途中からの参加でしたが、チームの状態をどう感じましたか。
A、昨シーズンの流れといいますか、アルベル監督での体制も2年目なのである程度、やりたいことも明確で、練習メニューも良い意味で慣れてきた部分があるので、そこのクオリティを上げるというところで、みんな前向きに取り組めていると思います。

Q、新加入選手は、それぞれどんな特徴を持ち、それをどう活かしていきたいですか。
A、各々特徴があるなかで、それをもっと理解し活かしてあげたいと思います。テル(仲川輝人選手)や、ケイ(小泉慶選手)は経験のある選手なのですぐに馴染めると思います。うまくみんなで活かし、チームをよりアップデートしていければと思います。

Q、昨シーズンから東選手のアンカーが重要になってきていましたが、練習試合をとおして現時点でどう感じていますか?。
A、個人的にはすごく身体は動いていますし、オフでも良いトレーニングをしてきたので、それが良い形で出ている感覚はあります。チームとしてはまだまだレベルアップしていかないといけないので、練習や練習試合を通して各々コミュニケーションをとりながらアジャストしていくことが大事だと思います。

Q、キャンプではどのように調整していますか、急ピッチで上げているのか徐々にあげて開幕戦に合わせ、あげていますか。
A、練習は常にアピールの場だと僕は思っているので、良い練習をして良い試合が生まれるので、特定のどこに合わせるとかはなく、一日一日がすごく重要な世界だと思うので、そこはあまり意識せずにとりあえず毎日を全力で取り組んでいます。

Q、練習のなかでもフィニッシュの部分に多く取り組んでいるように見えます。
A、押し込んだ時間もありますが、最後のクオリティの精度は練習していかなければいけないですし、そこのコンビネーションは練習から積み上げていければと思います。そのために多く取り組んでいると思います。

Q、練習試合などや練習でもスムーズにボールポゼッションができていると感じました。
A、最後の空いているスペースの部分を誰がどう取るかや、とった後の中への入り方の部分にこだわってやっているので、そこはもっと上げていかなければいけないですし、そこが勝負になる部分なので回数を増やして質を上げることが必要だと思います。

Q、アルベル監督が求めるサッカーを熟知していると思いますが、何か今シーズンにかけて監督から声をかけられたり、求められたりすることはありますか。
A、特にないです。信じてもらえていると思いますし、日々の練習から取り組んでいる姿は嘘をつかないと思います。、昨シーズンは、前半戦はなかなか試合に出られなかったですが、アンカーというポジションで試合を出られるようになってからは信頼してもらえていると思うので、それをもっとチームのために還元できるようにやっていきたいです。

Q、今シーズンどんな目標を置いていますか。
A、目標はもう楽しむことですね。チームとしてはもちろん優勝などがありますが、まずは一人ひとりが自分のためにやることによってチームのためになると思うので、各々の意識を高く持って自分の目標に向かってプレーするというのが大事になると思います。僕も年齢を重ねなかなか万全の状態でプレーできる期間は少なくなってきていると思うので、しっかり噛み締めて練習からもそうですが試合も楽しんでやっていきたいです。