10/6 バングーナガンデ佳史扶選手インタビュー

INTERVIEW2022.10.06

10/6 バングーナガンデ佳史扶選手インタビュー

Q、鹿島戦はチームとしてどんな手ごたえを感じた試合でしたか。
A、前節の鹿島戦では自分たちのやりたいサッカーをして良い試合ができました。残り5試合、1試合1試合を監督がすべて決勝のつもりでプレーしようと話をしていたなかで、鹿島戦に向けて1週間、本当に良い準備がチームとしてできていました。森重選手が累積で出場できないなかで、木村選手がでるという変化もありましたが良い練習ができていたので、試合前は絶対にいけるとチームで良い雰囲気がありました。

Q、ここ数試合ボールをうまく動かせる時間ができてきていると思います。
A、試合を重ねていくうちに自分たちがボールを支配しながら試合を進められていることが増えているのは自分も選手たちも感じていて、すごくチームとして良くなってきていると思います。ポゼッション時に自分のところで迷いがなくなり、周りの動きも分かってきました。周りの選手たちにも話したり伝えたりして、僕の動きを理解してくれるので、最初の頃は(相手の守備に)ハマること多かったですが、最近はテンポよくボールを回せたり、縦パスを付けられる回数も増えていると感じています。

Q、うまくできる試合とそうではない試合とではどんな違いがありますか。
A、チームとしてなかなか連動してプレーできていないと、どこのポジションもそうですがハマってしまいますし、どこかのポジションがハマると自分たちでボールを支配できないのでうまくいかない試合というのはそういう時に起きると思います。

Q、鹿島戦ですごく吠えているシーンやガッツポーズが印象的で感情が表に出てくるようになったと感じましたがいかがですか。
A、そうですね。鹿島戦は特に木村選手と一緒に出場していたので、いつも以上に失点はしたくなかったですし、勝ちたかったのでそういうのもあって、すごくモチベーション高く試合に臨めました。

Q前節・鹿島戦は、同期の木村選手と同じピッチに立ちました。
A、プロになってからの1つの目標でした。一緒に出場して良いサッカーをして試合に勝てたので、1つ目標が達成できて良かったです。

Q、試合前後でどんな話をしましたか。
A、「左サイドから失点してしまったら俺らじゃダメと言われてしまうから、絶対にやられないようにして、お互いに評価を上げよう」と話していました。試合後は、ホッとした気持ちが大きかったですね。

Q長友選手からどんなことを学んでいますか。
A、守備のポジショニングやピッチ外での準備のところを見て学ぶことがあります。聞いたら何でも答えてくれるので、いろいろと聞いていますが、そのなかでもクロス対応のところをよく聞きます。これまではクロス対応が悪くて、失点してしまうシーンが今シーズンありました。長友選手に、逆サイドにボールがあるときにどこにポジションを取るかなど、細かく聞きそれをもとに修正していました。

Q、長友選手の存在は大きいですか。
A、日本のトップ選手と同じポジションで、同じ環境で練習できているので、本当に良い環境でやらせてもらっていると思います。

Q、今シーズン試合に出場する機会も多いと思いますが良くなってきている感覚と今後成長するために必要なことは何ですか。
A、プロに入って今シーズンが一番試合に出ています。試合にどんどん出て、そこで出た課題を修正していくことが1番成長につながると感じています。そういう環境のもとでサッカーをできていることがありがたいですし、自分の感覚的にもどんどんチャレンジしてトライアンドエラーを繰り返せています。そうやりながら良くなっていると感じています。

Q、1番成長を感じている部分はいかがですか。
A、守備のところが一番大きいです。最初はポジショニングが全然だめでした。試合中は正直あまり気がつけていないですが、試合後にコーチ陣と一緒に試合の映像を見返すと、ポジショニングが以前と変わって良くなってきているなと。試合ごとに改善していくことで、自然と正しいポジションを取れるんだなと、少しは成長を感じています。

Q、もっと自分が成長しないといけない気持ちになりますか。
A、長友選手や中村選手は自分にないものをすごく持っていて、練習でも同じポジションの選手をよく見ているのですが、まだまだ自分に足りていない点が多いと感じるのでもっと勉強していきたいです。

Q、湘南戦のポイントはどこになりますか。
A、前回の対戦では強度が低くてやられてしまったので、まずはそこで絶対に負けないことと、そのうえでボールを支配して、決めるところで決め切れれば絶対に勝てると思います。鹿島戦と同じように決勝戦を戦うような気持ちで臨みたいです。

Q、サイドの攻防がカギを握りそうですか。
A、サイドでの1対1のところを湘南もポイントにしていると思います。そこを自分が抑えて、攻撃に出て、相手に攻撃をさせないくらいのプレーをすれば、自然と自分たちが有利なサッカーができると思うのでどんどんチャレンジしていきたいです。

Q試合に出続けるようになり、勝利の喜びや責任は高まっていますか。
A、試合に出ている分、勝ったら嬉しいですし、負けたらディフェンスラインにいる自分の責任だと思っています。そういう責任感は、最初に出始めたときよりも高まっていると思います。