9/7 木本恭生選手インタビュー

INTERVIEW2022.9.07

9/7 木本恭生選手インタビュー

Q、この2試合で成長できている実感はありますか。
A、前節は0-2から追いつき、結果もそうですが内容もすごく成長していると感じる部分です。チームとしては成長していますし、いい方向に進んでいると思いますが、守備の選手としてここ数試合、複数失点が続いているので、個人的な部分で気になっている状況です。

Q、クロスからの失点の部分はどのように改善していきたいですか。
A、失点の大半がクロスからというのはみんな分かっているなかで、みんなで意見を出しながら練習に取り組んでいます。少しずつは良くなっていると思いますが、前節は、自分がニアにいたところで、クロスボールが味方に当たり軌道が変化したこともありましたが、少し判断に迷いが出てしまいました。そこは自分がコースを切らないといけなかったので、チームとしても個人としてもクロスの対応が課題として残っているかと思います。

Q、(横浜FM戦は)前後半でまったく違う試合展開だったと思いますが、試合のなかでかなり修正ができたからでしょか。
A、前半は相手の前線からのプレッシャーに自分たちが押されてしまい、ボールを持っているときの距離感も遠かったです。柏戦は前半すごく良くて、後半は相手が勢いよくきました。今回は逆のパターンで0-2で折り返し、やるしかないという状況のなかでホームでしたし、強い気持ちを持ち、戦術もそうですが気持ちの部分で、負けられないという気持ちで同点に追いつけました。逆転できそうなチャンスも作れたのでそういう意味では良かったと思います。

Q、G大阪戦に向けてどんなことに取り組んでいきたいですか。
A、継続するところはしていかないといけないですし、ボールを回す部分や、カウンターで得点がとれているので、攻撃に関しては続けていくことが大事だと思います。守備は結果のところで無失点で抑えたい気持ちがすごく強いです。順位では相手は下にいますが、選手のクオリティからするとその順位のチームではないと思うので油断せず、しっかりと勝点3をとれれば上位にまだいけると思いますし、この3連戦を1試合1試合大事に戦っていきたいです。

Q、残りの試合を勝ち続ければAFCチャンピオンズリーグ出場圏の3位以内も見えてくると思いますが、目標設定はどうしていますか。
A、勝っていけばACLが見えてくると思いますが、今までやってきた土台、これからやっていくサッカーを見失ってはいけないと思います。継続しながら結果を出していくということで、ACLは現実的な目標ではあるのですが、やはり今シーズンだけでなく、来シーズンに繋がるような試合を見せていきたいです。

Q、柏戦前に中断期間があったと思いますが、チームとしてどんなことが整理されましたか。
A、選手との距離感や、ボール保持者に対するサポートのポジショニングを清水戦後の中断期間で意識して選手と話しました。

Q、センターバックからのビルドアップでパスを出しやすくなりましたか。
A、柏戦の前半は選手同士の距離感も良く、ショートパスやロングボールを使いながらすごくプレーしやすかったのですが、横浜FM戦は距離感が悪く、ショートパスもロングボールもなかなか良いタイミングで蹴れない状態で悪循環になり、今シーズンの初めの方をイメージしてしまう形でした。やはりサポートや選手同士の距離感は大事だと思います。

Q、センターバックから見て塚川選手の存在はどう見えていますか。
A、塚川選手は川崎フロンターレでプレーしていたこともあり技術レベルが高いので、ボールをあてた後に戻ってくるパスや、出した後の展開ですごく助かっています。

Q、失点を恐れずに攻撃に重きをおいてどんどんゴールに向かっていく姿勢が基本的にあるのでしょうか。
A、より得点を取れば成功と言われるかもしれないですが、後ろの選手としては失点が増えることは勝ってもどこか嬉しくない部分があり、攻撃の選手と守備の選手で少し考え方が違うことがあると思います。ただ、得点がたくさんとれていることは良いことですし、良い方向に進んではいると思います。

Q、攻撃は点がとれているということで維持しつつ、守備の部分を磨いていけば最終的にめざしている所に近づけるということでしょうか。
A、攻撃も点をとりながら、カウンターの対応やクロスの対応など難しいなかでの守備も増えていると思います。そういうところをよりレベルアップしていけばどんどんめざしているチームになっていくかと思います。

Q、ピッチ内で相手の状況などを見ながら自分たちで判断してプレーの改善ができているのでしょうか。
A、監督の指示もありますが、ピッチのなかでプレーしている選手たちが微調整し、自分たちで考えながらできていることが結果につながっている部分もあると思います。

Q、めざしているサッカーはボールを保持しつつカウンターも武器にして両方をミックスしたイメージでしょうか。
A、やはりショートカウンターは相手からしたら嫌だと思いますし、自分たちの特徴でもあるカウンターでも攻撃ができ、ボールを回しながら攻撃もすることをミックスさせるような戦い方が自分たちの特徴でもあると思います。両方を高い水準に持っていくのがこれからめざすところかと思います。