前半戦振り返りインタビュー<br />
#24 ヤクブ スウォビィク

INTERVIEW2022.5.26

前半戦振り返りインタビュー
#24 ヤクブ スウォビィク

Q、前半戦を振り返って、ここまでの戦いどう分析していますか。
A、新しい監督のもとで新しいスタイルにチャレンジするというシーズンが始まり、自分たちにとっても全てが新しい発見、気づきが多い日々でした。前半戦が終わろうとしていますが一番大事なのは練習で取り組む新しいことに自分たちが意欲的に積極的に取り組んで練習から日々自分たち自身で向上していくことだと思います。チーム戦術、個人戦術、その全てにおいて練習から少しずつ良くしていく意識を持って取り組むことが大事だと思うので、そういう意味では自分たちは間違った方向に進んでいない、良い方向に進んでいるという自分の想いがあります。

Q、新しいスタイルが自分自身にとっても新しい挑戦だとコメントされていましたが、試合のなかで新スタイルに適応する自分の成長は感じられていますか。
A、まず自分自身は日々の練習から昨日より今日、今日より明日、少しでも良くなるように取り組んでいます。ですので、新しいスタイルに関してはすごくポジティブに考えていますし、日々今も常に良くなるように取り組んでいるつもりですし続けていきたいです。チームとしてなかなか簡単には進まないのが新しいスタイルの難しさですが、ただ思い返してほしいのがシーズン当初のキャンプでの最初の1週間に比べると徐々に良くなっていますし、自分たちもそれは感じています。時間は必要だと思いますし、よりチームが成熟するために、より時間をかけて一人ひとりがもっと細かい部分にこだわって取り組んでいかなければいけないと思います。ただ、今シーズン戦うにあたって、良い部分も出てきているので前向きに捉えながら一人ひとりがタイトルをとるために試合に勝つために取り組んでいくことでチームもより成熟していくと思います。

Q、メディアの中には、前半戦のキーマンとしてスウォビィク選手の名前を挙げる方も多くいます。ご自身のパフォーマンスをどのように感じていますか。
A、自分としては、昨日より今日の自分が少しでも良いゴールキーパーに近づけるようにトレーニングしていますし、今日より明日がという気持ちで日々の練習に臨んでいます。もちろん今シーズン、自分がシュートを防ぐことで勝点をとれた試合もありますし、何度か決定的なチャンスを防いだこともありますが、自分一人だけの力だけではなくディフェンスの選手を含めたチーム全員の力の結集だと思います。ゴールも決めた選手だけでなくチーム全員の力の表れでもあると思うので、そういう意味ではチーム全体がより良い方向に進んでいるのではないかと思います。自分はチームの代表として試合に出ていますが、一緒にトレーニングをしている児玉選手や波多野選手などゴールキーパー陣の支えもありますし、試合を支えるコーチングスタッフを含めた色々な方々の支えがあり、今までの良い結果が得られていると思います。そうした一緒に戦うみんなに感謝の気持ちを持ちながら、しっかりとチームの代表としてピッチに立つ時は良いパフォーマンスができるように、これからもしっかり準備をしていきたいと思います。

Q、後半戦に向けて、今よりもチームが良くなるために必要なことは何ですか。
A、サッカーというのは少しのことで結果が変わってしまうスポーツです。やはり、良い結果を得るには今取り組んでいることを信じて続けること。時には我慢してそれでも続けることが大事です。そういった意味でも、近いうちに東京はいい結果を得ることができると確信しています。そして、次の試合に勝てるように頑張りたいと思っています。本当に自分たちの進むべき道は間違っていないので、今やっていることをチーム全員が信じてハードワークを続けること、これに尽きると思います。