COLUMN2022.4.05

4/6 神戸戦 MATCH PREVIEW

AFCチャンピオンズリーグ出場クラブとの3連戦の2戦目。東京は前節、横浜F・マリノスを相手にハイプレスからのショートカウンターがハマり、前半に決定的なチャンスを複数回作り出した。しかし、決め切れずに後半開始早々に勝ち越され、ビハインドを追い付けずに敗れた。

さらに、松木玖生選手が2枚の警告を受けて退場し、今節は出場停止となる。ルーキーながら開幕からリーグ戦全試合に出場してきた松木選手の不在をどうカバーするのか。過密日程での連戦が始まったばかりということも加味して、アルベル監督がどのようなメンバー選考をするのかに注目が集まる。

特に中盤は、経験も実力も申し分ない選手が揃う。髙萩洋次郎選手、三田啓貴選手、東慶悟選手は、今シーズンはまだ出場時間こそ多くないが、ルヴァンカップなどでアピールしており、この試合に向けて期すものがあるはず。前節、後半途中からの出場で右ウイングに起用された三田選手は、前線のスペースを見つけて上手く使い、相手ゴールに迫る場面を作り出した。東選手もルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦では決定的な場面に何度も絡むなど、攻撃センスをいかんなく発揮。ボールを保持して試合の主導権を握りたい東京にとって、彼らがこれまでとは違う攻撃のオプションをもたらすことは間違いない。

相手のヴィッセル神戸は、今シーズンはまだリーグ戦で勝利がない。指揮官が交代して初戦となる前節も、京都サンガF.C.に1-3で敗れた。とはいえ、選手の顔ぶれを見れば、Jリーグ屈指の戦力を持つことは明らかだ。セルジ サンペール選手が負傷で長期離脱したとはいえ、イニエスタ選手の輝きは色褪せず、スタメン出場でも途中出場でも危険な仕事をやってのける。

東京と同様にボールを保持する志向が強く、個の力の高さを生かしてボールポゼッションを高めて、相手チームを押し込んでいく。東京としては、ボールを大切にすることは前提として、失ったとしても素早く切り替えてボールを奪い返し、相手が攻撃へと切り替えた出端を突いてショートカウンターを仕掛けたい。

FCバルセロナの流儀を知るアルベル監督とイニエスタ選手やボージャン選手の対決も見逃せない。東京のスタイルを深化させるには、相手のキーマンのプレーがヒントになることもあるだろう。そうした一つひとつの経験を無駄にせず、アルベルトーキョーの成長を加速させる一戦にしたい。