REPORT 2026.8.26

8/26 長野戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW

マッチレビュー

プロ、アマを問わず、すべての日本サッカー協会第1種加盟チームが参加できる日本一決定戦。前回大会で準決勝敗退という悔しさを味わったFC東京にとっては、再び日本の頂点をめざし、アジアへの扉を切り拓いていくための新たな戦いのスタートとなる。

先週末、明治安田J1リーグで今シーズン初の勝点3を手にし、U-21 Jリーグで連勝を収めた青赤としては、さらにチームを勢いづける勝利を手にして前に進みたいゲーム。試合前日にフレッシュなメンバーの起用を示唆していた松橋力蔵監督は、リーグ戦前節の千葉戦から全選手の入れ替えを決断した。

ゴールキーパーに田中颯選手が入り、最終ラインは右から長友佑都、大森理生、森重真人、橋本健人の4選手が並んだ。開幕戦当日に東京との契約延長を発表した長友選手にとっては青赤でのリスタートの一戦となった。ボランチはU-21で抜群の存在感を見せた永野修都選手がトップチームでプロデビューし、キャプテンマークを託された常盤亨太選手とコンビを組んだ。アタッカーは右に安斎颯馬、左に俵積田晃太の両選手が入り、2トップは仲川輝人選手と山田楓喜選手の組み合わせに。また、後藤亘選手、小柏剛選手が明治安田J1百年構想リーグのプレーオフラウンド第2戦以来となる公式戦ベンチ入りを果たし、リーグ戦で出場機会が多かった選手も“ゲームチェンジャー”として数多く名を連ねた。

対戦相手のAC長野パルセイロは、2017シーズンの天皇杯2回戦でPK戦の末に敗れた苦い記憶がある相手。もう“ジャイアントキリング”は絶対に起こさせてはならない。森重真人選手は「天皇杯は優勝を狙っていかなければならない。ここまでリーグ戦に絡んでいない選手がかなりモチベーション高くプレーできるはずなので、良い競争のなかで良い結果につながれば」と気持ちのこもった戦いを誓った。 

1st―盤石の試合運びで3点をリード

その気迫が立ち上がりからピッチに現れる。開始3分、安斎選手が右サイドのポケットを突いて決定機をもたらすと、その後も主導権を握って戦い続ける東京。前半9分には衝撃の先制ゴールを叩き込む。

常盤選手の縦パスを安斎選手がワンタッチで横につなぐと、ボールを受けて持ち上がった山田選手が自慢の左足を一閃。30メートルはあろうかという長距離砲を豪快に突き刺し、早い時間に青赤が先制点を奪う。まさに「左で決めろよ」というチャントどおりの一撃だった。



攻撃の手を緩めない東京は続く前半14分、橋本健選手の右コーナーキックを森重選手が頭で合わせて追加点。頼りになるベテランが攻撃面でもしっかりと結果を出して長野を突き放した。



昼間の強烈な暑さと湿度が残るピッチ。リードを広げた東京は無理にボールを追いかけることなく、最終ラインと中盤でコンパクトに2列のブロックを形成して対応。守っては長野にスペースや自由を与えないサッカーでアタッキングサードへの進入を許さず、攻めてはじっくりとボールをつないで崩しどころを探りながら冷静に時計を進めていった。

前半27分にはカウンターから持ち上がった橋本健選手が縦関係に入った左サイドの俵積田選手につなぐと、相手が33番にダブルチームでマークした隙を突いて内側へ入り込み、再びボールを受け直してクロスボール。中央に走り込んだ仲川選手にはわずかに合わなかったが、それぞれの持ち味が組み合わさった攻撃だった。

時間とゲームをコントロールしながら一瞬の怖さを出していく“力蔵トーキョー”。前半30分にはカウンターから仲川選手がロングレンジのドリブルでペナルティエリア内へ進入。ゴール前で混戦となったが、これは惜しくも押し込むことができず。同32分には安斎選手の横パスを内側のレーンで受けた橋本健選手が相手の虚を突く鋭角のスルーパスを中央へ供給。これを山田選手が受け、左足で狙いすましたシュートはわずかに枠を外れてしまう。

前半アディショナルタイムにはペナルティエリアでボールを受けた安斎選手がドリブルを仕掛けたところで倒されてPKを獲得すると、これを背番号7が自ら突き刺して追加点。良い時間帯のゴールと冷静な試合運びでゲームを進め、3-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。 


2nd―怒涛の6ゴールで完封勝利。安定した試合運びで3回戦進出を決める。

ハーフタイムに両サイドのアタッカーを二枚替えしてきた長野に対し、東京は選手交代なし。前半と同じメンバーで後半に臨んだ。

リードを広げたこともあり、落ち着いた展開に持ち込んでいく青赤。相手にボールを持たせながら要所を締めて的確に奪い返し、ピッチを広く使ったポゼッションで時間を進める。そして機を見たスピードアップで鋭く仕掛け、長野ゴールに襲いかかるシーンを生み出していった。

待望の追加点が生まれたのは後半13分のことだった。相手ボールに厳しく寄せた安斎選手のカットからカウンターを発動させると、常盤選手のパスを受け直した安斎選手が前方につなぎ、抜け出した山田選手が左足のアウトサイドで巧みに流し込んで4点目。再び「左で決めろよ」というチャントが鳴り響き、青赤がさらにリードを広げた。


後半18分には最初の選手交代。長友選手、俵積田選手に代えて石原広教選手と小柏選手をピッチへ送り出す。試合前の選手紹介から大きな拍手を浴びていた背番号11を、味の素スタジアムが大声量のチャントで迎え入れた。この交代で東京は小柏選手を最前線に置き、山田選手を右アタッカーに、安斎選手を左アタッカーにポジションチェンジ。石原選手はそのまま右サイドバックに入った。

続く後半22分には橋本健選手の左コーナーキックに中央の安斎選手がヘディングで合わせて5点目。リーグ戦前節の千葉戦後に「チームに勢いを与えられるように頑張りたい」と話していた安斎選手が、この日2得点2アシストの大活躍を見せ、東京がリードを5点に広げた。



後半35分には殊勲のプレーを見せた安斎選手、最前線で奮闘した仲川選手に代えて本間至恩選手、長倉幹樹選手を投入。本間選手は左アタッカーに、長倉選手は2トップの一角に入った。

その両選手が青赤に6点目をもたらす。後半39分、相手のスローインを長倉選手がチェイシングで奪うと、背後に抜け出したボールに鋭く抜け出した本間選手が冷静に流し込んでゴール。途中交代の二人がフレッシュさを活かす形でゴールを陥れることに成功した。


試合は大量6ゴールを奪ってクリーンシートで締め、ゴール裏から「さあ行こう!世界めざして」というチャントが鳴り響くなかでタイムアップ。元日に“俺たちの国立”で行われる決勝、その先に広がるアジア、そして世界への旅路に向けて、青赤軍団が味の素スタジアムで最高のスタートを切った。

松橋力蔵監督インタビュー

Q、試合の総括をお願いします。
A、まず、次のステージに進められたことを嬉しく思います。ゲームも開始早々から、自分たちのリズムではないなかでも得点を重ねることができて、それは前後半ともに言えたことだと思いますけれども、良いゲームをしてくれたと思っています。

Q、昨日、新しく出番を得る選手にも「自分が何者なのかを示してほしい」という言葉がありました。結果的にフレッシュな選手たちが活躍した試合でしたが、監督はどのように見ていますか。
A、自分に何ができるのかというところで、全員が貢献してくれたと思いますし、それぞれの良さというものをしっかり出してくれました。また、チームとしての方向性というところでも、なかなかいつも組んでやっているようなメンバーではないなかでも、時間とともに少しずつ自分たちのリズムを作り上げていった部分でも、評価できるポイントでした。

Q、J3リーグの相手との試合で先制点は重要だったと思います。良い時間帯に山田楓喜選手の得意な形から得点が奪えたことが大きかったと思いますが、改めて先制点の意味と、結果を残したという部分をどのように捉えていますか。
A、選手の特長をどれだけ活かせるかというところはとても大事なことです。エゴというわけではなく、このゲームを勝たせるために自分の良さというものを積極的に出していくということは、ゲームを作る上でも非常に重要なポイントです。その意味で言うと、山田選手の先制点というのは本当に“らしさ”が出た部分もありますし、チームを少し落ち着かせる良い先制点でした。その後の流れのなかで、課題も当然ありますが、そのなかからまた追加点を奪えたことで、ゲーム自体がどんどん落ち着いていった部分が、このゲームのなかで最終的には見えた部分だったと思います。

Q、長友佑都選手は今日、ワールドカップ後初めての公式戦出場でした。以前は少しずつコンディションが上がってきていると話していましたが、現在のコンディションと、今日のプレーをどのように見ましたか。
A、本人とも話しながら、現状がどのあたりにあるのか。トレーニングもしっかり積んでいますし、トレーニングマッチも試合数は少ないですけれども、しっかり積み上げてきているなかで、昨シーズンは左サイドバックで勝負していたところを、今日は少しメンバーの関係もあって、2025シーズンのように右サイドに配置しました。当然、右も左もできることが彼の特長ですし、そういうパフォーマンスもしっかり出してくれました。もう少し時間をかけた方が良いかな、という部分もあるんですが、彼のトレーニングのなかでのパフォーマンスであったり、今日のゲームでのパフォーマンスを考えると、こちら側が少し勇み足じゃないですが、勘違いしてしまいそうなところがあります。ですが、そこは慎重に本人とも、もちろんフィジカルグループとも相談しながら、今シーズンをしっかり戦い抜いていけるだけのコンディションを、この期間を含めて、このゲームにどういうふうに絡みながら作り上げていくかというところは、しっかりやっていかなくてはいけないと感じています。

本人に聞けば「もう、すぐいきます」と言ってくれる選手なので。そこはもちろん信用もしています。信頼もしていますし、必ず彼の力は必要になってくると思うので、良い状態でしっかりとパフォーマンスを発揮できるところまで慎重にやっていかなくてはいけないと思っています。

Q、課題だったセットプレーから二つのゴールが生まれました。森重真人選手が決めたことも含めて、どのように見ていますか。
A、トレーニングのなかでやっていること、もちろん狙いがすべて当てはまったわけではありませんが、しっかりと決めることは非常に大きな部分です。ポジティブに捉えたいと思いますし、セットプレーで得点する機会が少ない現状ですので、今日は決められたことでフィーリングも合ってくると思いますし、すべてポジティブに捉えてやっていきたいと思っています。

Q、永野修都選手は先週U-21の試合で前半のみの出場でした。そのパフォーマンスも踏まえて、今日の起用と、今日のプレーをどのように評価していますか。
A、U-21リーグの出場を半分にしたのは、このゲームのスタメン出場をすでに考えていたというところもあったので、そういう意味ではちょっと今日の序盤は硬かったなというところがありますけれども、時間の経過とともに自分の役割であったり、そういうものはしっかりと発揮できたと思います。本来はセンターバックでずっと勝負してきた選手が、今日はボランチで出場しましたが、もちろん彼にはその潜在能力があるというのは分かりつつも、難しさは当然あったと思います。その難しさを時間とともにしっかり乗り越えて、良いパフォーマンスに切り替えていけたというのは、彼のポテンシャルの高さだと思います。

選手インタビュー

山田楓喜選手

Q、まずは最初のゴールを振り返ってください。大きな先制点になりました。
A、あの時間帯に決められたから、この大差で勝てたと思いますし、あれが入っていなかったら結構難しい試合になったと思うので、あの時間帯で自分がゴールを決めたことでチームを勢いづけることができたと思います。今までずっとシュート練習をしてきたので、それが成果として出て、とりあえず良かったと思います。

Q、キャンプでも同じシーンを狙って取り組んでいたと思います。打った瞬間の手応えはどうでしたか。
A、もう打った瞬間、入ったと思いました。

Q、ボールを受けた時点で、シュートのイメージはできていましたか。
A、受けた瞬間にそのイメージができていたので、そのままいきました。

Q、2点目は少し泥臭い形から、最後は冷静に流し込みました。
A、2点目はファーストタッチで少しミスをしたんですが、それが良い具合に抜けて、最後はゴールキーパーと1対1になりました。思い切り打つというよりは、ゴールキーパーを見ながら冷静に決められました。1点目を決められたから、あの冷静さがあったのだと思います。1点目を決められていなかったら、多分ゴールキーパーにぶち当てていたのではないかと思うんですが、1点目のお陰で2点目をとれたかと思っています。

Q、結果が欲しかったなかで2ゴールを決めました。週末にはすぐにリーグ戦を迎えますが、次の試合に向けて良いきっかけになったのではないでしょうか。
A、今シーズンが始まって調子が良かっただけに、2戦目、3戦目に出られずに悔しい思いをしましたし、出たら絶対に結果を出したいと思っていました。そのもどかしさが今日出て、結果に表れてすごく良かったと思います。点はとりましたが、まだ修正しなければいけないところもあるので、とりあえずこのゴールと勝利は喜んで、次はすぐ中二日でアウェイのV・ファーレン長崎戦があるので、切り替えてリーグ戦に向けて準備をしたいと思います。

Q、終盤はミドルシュートを打ったり、カウンターでも走り切るなどかなり疲れているようにも見えました。体力的にはどうでしたか。
A、多分、公式戦で90分プレーしたのは2、3年ぶりぐらいだと思います。久しぶりにきつかったですが、楽しかったです。 

森重真人選手

Q、優勝しなければいけないと話していた大会ですが、まずこの勝利をどのように捉えていますか。
A、トーナメントはもう勝つ以外のことは必要ないので、まず勝てたことが良かったですし、内容もしっかりみんなそれぞれのポジションでアピールしたいという気持ちも出た試合だったと思います。

Q、良い時間帯に先制して、2点目は森重真人選手のヘディングでのゴールでした。試合の流れを引き寄せる得点になったと思いますが、ご自身のゴールを振り返ってください。
A、ボールも良かったですし、練習と同じパターンで決められたので、練習どおりでした。久しぶりに決められて良かったです。

Q、セットプレーからの得点はこのチームでの課題でもあったと思います。
A、良いキッカーがいるので、中に入る選手としては合わせやすいです。今日はセットプレーから2ゴールがとれたので、キックの質と中に入ってくる選手のタイミングが合ってきたのだと思います。

Q、前半終了間際には、ボールを失ったところから森重選手が奪い返してカウンターにつなげる場面もありました。
A、今シーズンを通して自分自身、調子も良いですし、そういう姿を出場した試合で見せられていると思います。もちろん普段の練習からも見せられていると思うので、これを続けて、リーグ戦につなげていきたいと思います。

Q、あの場面では、どのような判断をしていたのでしょうか。
A、あれはよくある場面というか、あそこでふっとアタッカー陣も気を抜く瞬間があるので、そこをうまく寄せられたと思います。今シーズンは良いプレーができていると思うので、これを続けていきたいと思っています。

Q、トップチームがジェフユナイテッド千葉に勝ち、U-21も東京ヴェルディに勝って、そして今日の天皇杯も勝利しました。チームにとっては良い競争になり、強いチームになるために「誰が出ても」という状態が必要だと思いますが、今後にどのようにつなげていきたいですか。
A、いまJ1リーグに出ていない選手たちがそれだけ増えているので、それをうまくリーグ戦の結果につなげていきたいですし、みんなリーグ戦に出たいという気持ちが強いと思うので、それが良い影響としてプレーにも表れているのかなと思います。やっぱり東京でリーグ戦に出る選手というのは厳しい競争を勝ち抜いていかないといけないですし、そういった競争は当たり前にあるものだと思っています。

永野修都選手

Q、久しぶりの味の素スタジアムでの試合となりましたが、振り返っていかがでしたか。
A、まずはしっかり90分出られたことと、結果的にチームが勝てたというところが一番なので、そこが本当に良かったかなと思います。個人としては良いプレーもあったと思いますし、守備の部分、攻撃の部分で自分の良さを出すことができました。ただ、試合をやっていて、まだまだ攻撃の部分でミスもありましたし、守備でももっとできる部分がありました。今回こうして高いレベルで試合をして、課題もしっかりと出て明確になったので、今後につながると思います。

Q、FC東京U-18の時には、90分間ボランチでプレーすると最後はかなり疲れている姿もありました。プロになって、今日の試合では、その部分の改善も感じられたのではないですか。
A、もちろん最後のほうはきつかったですが、そのなかでもしっかりと集中を切らさずに、結果として失点ゼロで終えられたというところは良かったです。個人としても最後までプレーできた部分は良かったかなと思います。

Q、今日コンビを組んだ常盤亨太選手とはピッチ上でどのような話をしていましたか。
A、練習の時だったり、それ以外のところでも結構コミュニケーションをとってくれています。先輩ということもありますし、年齢も比較的近いので、試合前から距離感や立ち位置の部分を話し合いながらやっていました。実際にこうやって試合で一緒にプレーする機会はそこまで多くないので、課題もありつつ、話しながら改善してプレーできたかなと思います。

Q、FC東京U-18の頃から見てきた味の素スタジアムで、プロの選手としてプレーしてみて、当時とはどのように感じ方が変わりましたか。
A、もちろん自分自身の立場が違います。U-18の時の試合では、チャレンジするというところがメインだったと思うのですが、今回はプロの選手としてプレーしました。自分自身に求められることがあの時とは違うので、そこは意識してプレーしましたし、結果にもつながったので良かったかなと思います。

Q、ここからJ1リーグの舞台で出場するために、どのように取り組んでいきたいですか。
A、まだJ1リーグの舞台ではプレーできていないので、個人としても悔しい思いがあります。今回、こうしてしっかりプレーできたので、今回出た課題を練習から意識して取り組んでいけば、出場機会ももらえると思います。自分の今置かれている立場を理解して、練習からしっかり取り組んでいきたいです。まだまだですけど、こうやってしっかりと試合の経験を積んで、自分の良さもどんどん見せていけたらいいなと思います。

Q、アジア大会のメンバーにも選ばれ、9月16日に初戦があります。そこまでどのように過ごしていきたいですか。
A、代表にいけば、もちろんメンバーも違えば、ポジションも違うかもしれません。そんななかでも、国を背負って戦う責任というところは本当に自分自身強く感じています。

小柏剛選手

Q、久しぶりの公式戦出場となりましたが、試合を終えていかがですか。
A、正直に言うと、とてもきつかったです。まだまだ、ここからコンディションを上げていかないといけないと思っています。

Q、試合前から小柏剛選手へのコールが鳴り響いていましたが、聞こえていましたか。
A、もちろん聞こえていました。試合中も何回も応援してくれていたのが聞こえていましたし、とても力になりました。今日の試合では得点を奪うことができなかったですが、この先、得点という形で恩返ししたいです。

Q、多くの期待を寄せられていると思います。
A、その期待に応えるには、まだまだコンディションを上げていかないといけないと思いましたし、今日の試合ではシュートも打てていません。もっとゴール前で仕事をするところを意識して、コンディションを上げていきます。

Q、小柏選手らしい速さや、一瞬で抜け出す動きもありました。そのあたりの感覚はどうでしたか。
A、ここで出てきたらいいな、という動きは何度か出せましたが、もっと味方と合わせていきたいです。自分自身もタイミングだけではなく、ここからコンディションが上がれば、もう少し相手をスピードで置き去りにする特長を出せると思っています。まだ少し怖さを感じる部分もあるので、そこを払拭していきたいです。イメージや感覚としては80パーセントぐらいです。スピードに乗れている感じはまだないですね。

Q、ここからという試合になったと思います。あらためて今後に向けた意気込みをお願いします。
A、今日は天皇杯で勝ちましたが、リーグ戦で結果を出せるように良い準備をしたいと思いますし、チームとしては天皇杯もルヴァンカップもJ1リーグ戦も全て優勝をめざしているので、しっかり一つひとつ勝っていきたいと思います。