7/14 トレーニング

北海道・白老キャンプが、白老桜ヶ丘公園陸上競技場でスタートした。初日となったこの日は、午後3時から歓迎セレモニーが行われた。天気はあいにくの雨となったが、白老町の熱い激励に松橋力蔵監督も感謝の言葉を惜しまなかった。
「あいにくの天候ですが、このような温かい歓迎をいただきありがとうございます。我々がここでキャンプを行うことに際し、多くの時間と、多くの方々のご尽力をたまわり、このような環境を整えていただいて本当にありがとうございます。我々はここで良いキャンプ、トレーニングをしてしっかりと積み上げて、優勝という結果をみなさんのご尽力への恩返しとして報告できるように精一杯頑張っていきたいと思います。短い期間ではありますが、みなさんと限られたなかで交流を結びながら良いキャンプにしていきたいと思います。みなさんのお世話になると思いますので、ぜひよろしくお願いします。本日はどうもありがとうございます」

そして、セレモニー後にはウォームアップ、パス&コントロール、ロンド、ラントレーニングの順で練習メニューを消化し、初日のトレーニングは終了となった。
練習後には2023シーズンまで北海道コンサドーレ札幌に在籍した小柏剛選手が地元メディアの取材に応じ、「しっかりとシーズンに向けて良い準備ができればいいと思います。(移籍後は)あまり試合に出場する姿を見せることができていなかったので、元気な姿を見せていきたいし、今シーズンはやってくれそうだという姿を見せていきたい」と、抱負を口にしていた。
自然豊かな北の大地からリーグ制覇に向けた本格的なチームづくりが始まった。
CAMP VOICE vol.1 松橋力蔵監督
Q、あいにくの雨となりましたが、北海道・白老キャンプがスタートしました。
A、想定していた環境とは違っていたかもしれませんが、今いる環境で何ができるかが大事になると思います。暑熱のところは次に置いておいて、まずは良い環境を整えていただけたと思っています。期間は短いので、あれもこれもとならずにテーマを攻撃と守備で一つもしくは二つぐらいに絞って過ごしていきたいと思います。練習試合も何試合か組まれているので、そこでそうしたことが色濃く出せるようにしたいと思います。
Q、言える範囲で、その攻守それぞれのテーマを教えてください。
A、我々は中央の意識が高いチームだと思います。裏を返せば、そのリスクを承知の上でプレーしているチームです。相手が我々を攻略していく上で、中央をうまく経由させないようにしてくるケースが多く想定されます。サッカーのゴールがどこにあるかを考えれば、サイド攻撃を洗練してカタチだけにならず一人二人と選手が関わっていく攻撃をうまく築くことができればいいと思っています。守備に関しては我々が押し込んでいることを前提にして、どうハイプレスでボールを奪いにいけるかだと思います。フィジカル的な要素も関わってくるので、コンディションアップの上でも採り入れていきたいと思います。相手ゴールの近くでボールを奪い、それをいかにゴールに結びつけられるかがテーマになると思います。時崎悠コーチとも話しながら、そこはやっていきたいと思います。
Q、練習試合もうまく活用していきたいですね。
A、練習時間を長くとらないので、あれもこれもとならず何かをフォーカスすることに重きを置きたいと思います。東京に戻ってからも開幕まで2週間あるので、自分たちがこれまで積み上げてきた強みの部分とうまく融合させていきたいと思います。
FOCUS ON – 今日の1枚 –

シーズン移行に伴う初めて尽くしの夏季キャンプ初日は肌寒さもあった。松橋力蔵監督は練習前の円陣で選手たちに熱く語りかけた。
「常に何かにこだわってしっかりやろう。もう一回言うよ、意識の高い集団になっていかないといけない。人数ではない。少なくたっていい。高い意識を持ってやっていきましょう」
今シーズンを戦う上で「監督である僕自身が、やっぱり誰よりも絶対に『優勝する』という気持ちを強く持たなければいけない」と言葉にした指揮官の熱が、北の大地で放った言葉からは伝わってきた。

