INTERVIEW 2026.7.02

永野修都選手 復帰インタビュー

Q、トップチーム昇格のリリースが出た後に、トップチームでプレーする前にすぐにガイナーレ鳥取へ育成型期限付き移籍し、明治安田J1百年構想リーグは藤枝MYFCに育成型期限付き移籍をしていました。どのような経験をし、どのように成長できたと率直に感じていますか。
A、まずはプロの世界に入った1シーズン目から、プロの基準のなかでトレーニングを積み、しっかりと試合に絡めたことは大きかったと感じています。練習のなかで得られるものももちろんありますが、実際に試合に出てプロの世界で戦い、対戦相手から得られるものも本当に多かったと思います。

Q、J3リーグ、J2リーグと、カテゴリーによって戦い方が若干違うなかで、鳥取と藤枝のそれぞれで得たものをもう少し詳しく教えてください。
A、鳥取ではシーズン当初は3バックの一人としてプレーしました。ユース時代もセンターバックと中盤の両方でプレーしていたので、鳥取で後ろのポジションを経験させてもらい、リーグ後半戦は中盤のポジションで出場することが多かったので、自分にとってすごく大きな経験になりました。藤枝に関しては、J2リーグというカテゴリーに上がったなかで、監督の槙野(智章)さんのように実際に第一線で活躍されていた方に直接指導していただきました。藤枝の時はセンターバックでプレーしていたので、同じポジションの方に指導いただいたことで得るものが多かったです。チームとしても本当に強度の高い練習ができていたので、よりプロとして成長できたのかなと思います。

Q、いざこのタイミングで東京に戻ってくるとなった時、率直にどう感じましたか。
A、決断にあたっては、今後の自分のことを考えた時に少し悩みもしましたが、東京から話を聞き、最後はしっかり「今シーズンは東京で勝負したい」という気持ちになったので、「やってやろう!」という思いで決断しました。

Q、稲村隼翔選手が完全移籍で加入し、ショルツ選手や森重真人選手もいます。壁が高いと思う反面、そこでも成長できるという想いもあるなかで、どう食い込んでいきたいですか。
A、ディフェンスラインもそうですし、中盤にも良い選手がたくさんいて、試合に出ることは決して簡単ではないと思います。ただ、練習からそういった偉大な先輩方のプレーを見てしっかり吸収しつつ、ベンチにいることや出られないことを当たり前にするのではなく、試合に出るために戻ってきたので、ポジションを奪う気持ちで日々の練習から頑張っていきたいです。

Q、U-23日本代表のアジアカップにも出場して、非常に落ち着いたプレーで貢献されていました。国際大会を経験することで得られたものはありましたか。
A、普段プレーしているなかで、海外の選手と対戦することはあまり経験できないことだと思います。真剣勝負の国際大会で同年代の相手と対戦できたのは、自分にとって本当に良い経験になりました。より世界をめざしていくためには『良い経験』で満足していてはダメだと思いますが、そこで知ることができた基準や、自分がもっとやっていかなければいけない部分を感じられたことは大きかったです。結果的に優勝できましたが、あの経験があったからこそ次に繋がるのかなと思います。

Q、永野選手の目に、明治安田J1百年構想リーグ期間のFC東京の戦いぶりはどのように映っていましたか。
A、試合はもちろん全部見ていました。本当に強度が高く、東京がやりたいサッカーを体現していると感じました。結果的に優勝には届きませんでしたが、見ていて本当に面白いですし、強度ややるべき部分を徹底してやれているなとすごく感じていました。

Q、永野選手のなかで東京がめざすサッカーが整理されていると思います。いざピッチに立って11人のメンバーに入った時に、自分の良さをどう出していきたいですか。
A、今のサッカーは、個人の強度が以前よりも求められていると思います。自分は守備に強みがありますが、攻撃もできることがストロングポイントです。攻守において、守備では自分のところでボールを奪い切る部分を徹底してやりたいですし、攻撃ではしっかり前線に繋げてチャンスを作る部分と、自分でゴールを決める部分にもこだわっていきたいです。

Q、一緒にプレーするのが楽しみな選手はいますか。
A、右サイドでプレーする室屋成選手と佐藤恵允選手は、映像越しでも伝わるほどの強度と技術、上手さを感じていました。チームメイトになったので、一緒にプレーするのも楽しみですし、練習から一緒にプレーできるのは自分にとって得られるものが多いと思っています。

Q、アカデミー時代から切磋琢磨してきた佐藤龍之介選手が移籍を前提とした調整のためチームを離れました。彼の姿や活躍を見て、率直にどのような刺激を受けましたか。
A、まずはJ1リーグの舞台でしっかり得点をとって結果を出しているのは、素直にすごいなという気持ちです。今シーズンは自分も東京でしっかり結果を残して彼に追いつけるような活躍をみせたいです。個人としては、駆け引きの部分や対戦して「嫌だな」と思わせられるディフェンダーになっていきたいです。誰もが見ていて分かるような絶対的な強さプラス、自分のなかでの守備のこだわりを、より突出させていけるようにしたいです。

Q、今シーズンの目標や意気込みを最後に教えてください。
A、カテゴリーもJ1リーグになりますし、より激しい競争のなかでやっていかなければいけないので、簡単にはスタメンを奪えないと思っています。自分自身でやるべきことをコツコツと積み上げていき、積極的にスタメンの座を狙っていきます。