match 試合日程・試合結果
2015年U-18試合結果
8/30(日) 時之栖スポーツセンター時之栖グラウンド(キックオフ 11:00)
高円宮杯U-18サッカーリーグ 2015プレミアリーグEAST
FC東京U-18
1 - 1
JFAアカデミー福島
FC東京得点者
10,佐藤 亮(13分)
FC東京出場選手
| GK | 1,山口 康平 |
|---|---|
| DF | 23,岡崎 慎、4,渡辺 拓也、5,柳 貴博 |
| MF | 3,小山 拓哉、25,鈴木 喜丈、7,安部 柊斗、2,相原 克哉 |
| FW | 24,内田 宅哉→42,吉田 和拓(84分)→20,生地 慶充(89分)、8,大熊 健太→15,半谷 陽介(74分)、10,佐藤 亮 |
寸評
[リザーブ]
GK:16,松嶋 克哉
DF:13,渡部 卓
MF:17,伊藤 純也、32,小林 真鷹
FW:
○試合レポート
【積み上げの継続と歴史の継承】
高円宮杯U-18サッカーリーグ 2015プレミアリーグEAST第12節は時之栖スポーツセンター時之栖グラウンドでの開催。
対戦相手は2勝9敗で10位のJFAアカデミー福島。前半戦での対戦は東京がホーム『東京ガス武蔵野苑多目的グランド』にて6-0と勝利している。
東京は前節、多くのチャンスを演出しながらも得点を奪いきれず0-1で敗戦し首位との勝点差は5。上位追撃のためにも勝点3を奪いたい。
対する福島も順位的には厳しい位置にいるが、ここ5試合は全て1点差という僅差での敗戦。プレミアリーグ残留をするためにも勝点3が絶対に欲しいところ。
「ピッチコンディションは良くはないが、この環境に適したサッカーをしよう。攻撃においては泥臭さ。守備においてはコンパクトに、迫力をもってやろう。勝ちにこだわっていこう!」と佐藤監督は試合前のミーティングで選手に声をかけた。
東京はキャプテンの渡辺が怪我から復帰し3バックのセンターで久々のスタメン出場。今シーズンのベースである3-4-3で挑む。
福島は4-4-2のオーソドックスシステム。しっかりと繋ぎながらチャンスを狙ってくる。
降り続ける強い雨にグランド内はいたるところに水たまりができる。
雨脚が強くなったり弱くなったりするなか、東京のキックオフで開始した。
《前半》
水たまりが多く見えるグランドコンディションという事もあり、序盤はお互いにシンプルな展開から、チャンスを伺う。
ロングボールを両サイド深くに蹴りこもうとするが、お互いに少し浅い位置に蹴り合いDFラインが跳ね返し、中盤が拾うという構図。
福島は鋭い出足で東京に圧力をかけてくる。
そんななかで、ファーストシュートを放ったのは東京。
6分、相手陣内中ほど左サイドでのスローインの流れから佐藤が浮き球を後ろにそらすと、小山が素早く反応し、中に切れ込み右足でシュート。これは相手GKにがっちりキャッチされる。
このプレーで流れを掴んだかと思ったが、福島に先制点を許す。
8分、カウンターを受けると中央やや左サイドを突破されDFが対応するもグランダーのシュートを放たれ、こぼれたところを詰められ0-1となる。
失点を機に東京は前線から激しいプレスをかけ、流れを掴み始める。
11分には鈴木が右サイド高い位置に鋭い出足でプレスをかけ、チームに勢いを与える。
すると13分、右サイドで奪ったボールを佐藤が中に切れ込み左足を振り抜きプレミアリーグ12得点目(EAST・WESTあわせて得点ランキング首位)を奪い1-1とスコアを戻す。
東京らしい複数が絡む攻撃を見せたのが17分、センターサークルそばで得たFKを相手の一瞬の隙を突き内田が左サイドから斜めに走ると素早くリスタート。
それを見た安部が2列目から飛び込むと相手DFが足を引っ掛け、ペナルティエリア中央外でFKを獲得。渡辺・大熊・佐藤の3人が並び蹴ったのは佐藤。
ボールはバーに弾かれ惜しくも追加点とならない。
試合前、佐藤監督はキーポイントとしてセットプレーをあげていたが24分にも、右CKをニアで一度潰れ、そのままファーサイドに流れると渡辺がヘディングを放つ。惜しくも相手DFがゴールカバーしこれも得点ならず。
東京は左サイドの内田を起点に小山・安部・大熊・佐藤等が絡みチャンスを作り続ける。
試合後「こういうピッチコンディションは自分の特徴であるハードワークを活かしやすい」と述べた安部。
35分、中盤の高い位置で安部がボールを奪い左サイドで複数が絡み突破を図る。一度相手に防がれるが、再び安部が奪い返しゴールに迫る。
この試合、安部は中盤でのセカンドボールへの反応と球際での強さをいかんなく発揮し、奮闘し続けた。
39分にも左サイド深くまで進入した小山がゴールライン際を中に切り込むなどチャンスを作るが決めきれない。
前半終了間際にも小山が左サイドを突破しゴール前にグランダーのクロスを入れるも合わず。
前半を1-1で折り返す。
《ハーフタイム》
冷静に選手同士でコミュニケーションをとり、一つずつプレーを確認。
佐藤監督は「内容は悪くない。ピッチコンディションを考えながらプレーを続けよう。絶対に勝ち切るぞ。」と短くシンプルに選手に伝える。
選手交代は行わず、後半に挑む。
《後半》
弱まり始めた雨がまたも強くなるなか後半戦が始まった。
後半最初のシュートは福島が放つも、49分にロングボールを内田が競り合い、こぼれたボールを佐藤が拾うと単独で左サイドからゴールに切れ込みクロスを入れるも弾かれる。
53分には中盤左サイドで安部から内田へと繋ぎ、その外を小山が追い越しゴールに迫る。
さらに佐藤が立て続けにゴールに迫る。60分には左サイドからカットインし右足で。61分には右サイドからのアーリークロスをヘディングシュートを放つが枠を捉えきれず。
65分には相手ロングボールを渡辺が競り勝ち、安部が拾うとドリブルで斜めに左サイドから中に潜り込む。
そこに相原と大熊がサポートし右サイドに流れると、最後は相原と安部がゴールに迫る厚い攻撃を見せる。
「セカンドボールを拾っていた方が主導権を握れていた」と試合後に佐藤監督が話したように、この時間帯は特にチーム全体でのセカンドボールへの反応が早く東京は主導権を握りゴールを目指した。
79分、山口のロングキックを内田がヘディングで後ろにそらすと、佐藤が抜け出しGKと1対1になるが防がれる。さらにそれで得た右CKをファーサイドに入れ、折り返した混戦のなかから最後は岡崎がシュートを放つも枠の外。
これを機に流れは福島へと移るが、ここでゴール前に立ちはだかったのが山口。
「チームを救えるセービングができてよかった」82分にゴール正面からの相手FKを右に横っ飛びで片手で掻き出すと、直後のセットプレーでもパンチングでセーフティーファーストなプレーを選択。
相手のミドルシュートにも鋭い反応で立て続けに防ぐと雄たけびを上げ味方を鼓舞。
常々「絶対に勝つぞ!」と、どんな試合でも大きな声でチームを鼓舞していた山口がプレーでもチームを鼓舞した。
東京は勝ち越し点を奪うべく、プレミアリーグ初のベンチ入りを果たした吉田をピッチに送り込むが直後相手DFとの競り合いで負傷。
すぐさま生地を投入し、交代出場した半谷とともにゴールを奪いにかかるもゴールできず、1-1の引き分けで試合を終えた。
上位陣がそれぞれ勝利し、順位は変わらず5位のままだが首位との勝点差が7へと広がった。
【選手・スタッフ 試合後コメント】
佐藤監督
「前節の試合結果から考えると、勝点1を取れたことはポジティブだが、勝点3を取りたかった。ピッチコンディションが悪く、立ち上がりは少し上手くいかなかったが、選手は徐々に順応していってくれた。ボールポゼッションが難しいなかで、理想を追求するだけでなく、前向きに勝ちにこだわってプレーを続けてくれたので次節が楽しみ。セカンドボールを拾っていた方が主導権を握れていたのでその辺は泥臭くやってくれた。守備陣も粘り強く闘ってくれた。次節は勝点3を取れるように、サッカーに対してブレずに真摯に向き合っていきたい。」
山口選手
「立ち上がりの失点後にすぐ得点できたが、前節からの課題だった決定力という部分が残ってしまった。決めるべきところを決め切らないと上にはいけないと思う。雨のなかで、いつものサッカーというよりはノーリスクのサッカーを考えていた。(自身のプレーは?)自分の苦手な部分が目立ってしまったが、チームを救えるセービングができてよかった。FKは駆け引きなどはせず、きたボールに対してしっかりと反応できた。ミドルシュートに対しても自然と身体が反応できた。日頃の練習の成果だと思う。チーム全体として決め切るところを強く意識する事。個人としては2試合連続で失点してしまっているので0で抑えたい。次節に向けて1つの得失点に対して練習からこだわってやっていきたい。」
渡辺選手
「前節の敗戦を受けて、今日の試合は上位に付いていくためにも内容より勝ちを目指して戦った。早い時間に失点をしてしまったが、追いついた後の2点目を奪えないところが勝負弱かった。(自身のプレーは?)久々のスタメン出場という事で緊張したし、CBでキャプテンということで、みんなの先頭に立って闘いたかった。あまり納得のできるプレーができなかった。もっとやれると思うし、個人としてもチームとしてもより成長したい。優勝するためには勝ち続けないといけない。試合に出る出ないに関わらず、チーム全体でより良い練習をして一丸となってやならいといけない。それが相乗効果にも繋がる。先ずは次節柏レイソルU-18戦に向けてしっかりと準備したい。」
安部選手
「前節負けてしまい、首位との差が開いてしまった。今日の試合は絶対に勝つという事を意識して挑んだが決めきれないと勝てない。(自身のプレーは?)こういうピッチコンディションは自分の特徴であるハードワークを活かしやすい。自分自身もシュートを打たないといけない。綺麗に決める意識が強いので、相手を完全に抜かなくても、シュートを打つようにしたいし、シュートへの意識を高めたい。勝点1を取れたことはよかったが、次はホームなので先ずはしっかりとハードワークして勝点3を取りたい。」
佐藤選手
「早い時間に失点してしまい、今まではそのまま崩れていくこともあったが、すぐに追いつくことができた。ただ、2点目を奪う事ができなかった。チームとして何本もシュートを打つことを意識していたが、精度を上げないといけない。ピッチコンディションが悪く1点の重みが非常にあった。チームとして勝つことはもちろんだが、自分自身もチームの勝利に貢献できるように得点だけじゃなく、特徴でもある前線からの守備も含めてこの1週間良い準備をしたい。」
本日も選手への温かいご声援誠にありがとうございました。
引き続き、FC東京U-18への熱いご声援を何卒よろしくお願いいたします。