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1999年09月25日 駒沢陸上競技場 ( Jリーグ ディビジョン2 )
3位大分を突き放す4発で快勝!首位をキープ!
FC東京 4 前半 2
後半 2
前半 0
後半 2
2大分トリニータ
・18分:アウミール
・39分:アマラオ
・85分:藤山竜仁
・86分:鏑木享 
・89分:神野卓哉
・89分:川崎元気 
観衆 4,186人    天気    気温0.0度
主審 :   副審 :    :
19 SH 18
11 GK 8
4 CK 7
22 直接FK 17
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 0
Nr Pos Change Name SH
22 GK   鈴木敬之
12 DF   梅山修
3 DF   サンドロ
26 DF   小峯隆幸
8 DF   藤山竜仁 2
7 MF   浅利悟
6 MF   新條宏喜 2
10 MF   奥原崇 2
17 FW 59分 鏑木享 2
15 MF   アウミール 3
18 MF   岡元勇人 3
28 FW 69分 榎本潤 1
11 FW   アマラオ 4
16 MF 80分 小池知己
32 Sub/GK   仁田尾博幸
4 Sub/DF   山尾光則
Nr Pos Change Name SH
1 GK   小山健二
4 DF   平岡靖成 1
5 DF   若松大樹
12 DF   山崎哲也
9 MF 33分 崔大植 2
26 DF   吉村寿洋
8 MF   山根巌 1
10 MF   ウィル 7
14 MF   エドウィン 2
18 FW   梅田高志 1
11 FW 45分 塩川岳人
28 FW   神野卓哉 3
30 FW   竹村栄哉
7 MF 68分 川崎元気 1
17 Sub/GK   吉坂圭介
16 Sub/MF   金本圭太


帰ってきた「背番号10」
みんなが待っていた。東京ガスFCの頃からチームを応援していたファンなら、このチームの「10番」の勇姿は鮮明に浮かぶはずであり、その凄さも知っている。昨年の天皇杯でベルマーレ戦に出場して以来、実に約10ヶ月ぶりに公式戦のピッチに戻ってきた男は...、そう、「FC東京の10番」奥原崇である。奥原といえば、95年に東京ガスFCに入部して以来、常にチームの攻撃の中心選手として活躍し、チームを勝利に導いてきた。2年前の天皇杯でベスト4に入った時の立役者でもある。彼のプレーの特徴は、ダイレクトパスを多用し、パスを出してはトップスピードで相手DFの裏へ走り込み、決定的な仕事をする。かと思えば、柔軟なテクニックで自らドリブルを仕掛け、相手ゴールに向かって突進しゴールも狙う。そんな彼の復帰は、今後、最も過酷な時期を迎えるチームにとって、計り知れない明るい話題に違いない。今シーズンは、開幕前から腰痛に悩まされ、リーグ戦の半分以上を棒に振ることになった奥原であるが、この日、累積警告で欠場した由紀彦に代わって公式戦初出場、満を持しての「J2デビュー」を飾った。



最終ラウンド初戦の大一番
キックオフ時刻の気温35.6℃。10月もすぐそこに迫ったこの時期に、今シーズン最高気温の中で試合をするとは思わなかった。この後、カップ戦を含めて「16日間で5試合」という超過酷な時期を迎えるだけに、選手の消耗を考えると、ここは何としても90分で決着をつけておく必要があった。最終ラウンド初戦の相手は、3位の大分。首位(東京=勝ち点55)と3位(大分=勝ち点46)の直接対決となったが、東京が勝てば(勝ち点3を加え)、3位との勝ち点差が「12」に開き、2位の川崎Fとともに上位グループから頭一つ抜け出すことになる。逆に負ければ、再び混戦へ突入することになるため、この日の試合は確実に勝利を収めたかった。今後を大きく左右する大一番は、真夏のような強い日差しの中、キックオフされた。



アウミールの芸術的なFKで先制!
試合が始まると、約10ヶ月ぶりに公式戦のピッチに立った奥原が、そのブランクを全く感じさせない軽快なプレーを披露。右サイドの攻撃的なポジションを与えられた奥原は、左サイドに入った岡元とともに、相手DFの裏スペースへの積極的な走り込みで前線をかき回した。その奥原、岡元が引張って作ったスペースにアマラオ、アウミールが飛び込み、細かいパスやドリブル突破で大分DFを翻弄した。

対する大分は、現在リーグ得点ランク2位の決定力を誇る神野、ゲームメイクだけでなく、強引なドリブルからの強烈な一発を持つウィルのアタッカーコンビに、以前東京ガスの中盤で活躍したこともあるテクニシャンのエドウィンが絡み、破壊力のある攻撃を仕掛けてきた。特に、中盤で激しく動き回るエドウィンがよくボール絡み、そこから左右に展開するか、中央の神野、ウィルへ鋭いパスを供給して攻撃を組立てた。

先制したのは東京。18分、東京はカウンターから右サイドバックの梅山が約60mのドリブルで攻め上がると、ペナルティエリア手前で大分DFが堪らずファール。このFKのチャンスに、アウミールが低く、カーブのかかった鋭いシュートで直接決めて先制点をゲットした。勢いに乗る東京は、23分、ゴール前でボールを受けたアマラオが鋭い切り返しフェイントでマークをかわし、左足でゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で無効に。アートなゴールは、幻となってしまった。その後も一進一退の激しい攻防を繰り返す両チーム。30分過ぎ、大分ペースの時に、ウィルが立て続けに強烈なシュートを放つが、GK鈴木がファインセーブで防ぐ。エドウィンにも右サイドを何度か突破されたが、東京はサンドロ、小峯を中心に安定したディフェンスを見せ、決定的な仕事をさせなかった。逆に39分、東京に待望の追加点が生まれる。カウンターから奥原が絶妙のボールをゴール前の岡元へ。岡元と大分DFが競ってこぼれたボールをアマラオが奪うと、見事なフェイントでマーカーを外し、左足で豪快に2点目を決めた。



アウミールの芸術的なFKで先制!
試合が始まると、約10ヶ月ぶりに公式戦のピッチに立った奥原が、そのブランクを全く感じさせない軽快なプレーを披露。右サイドの攻撃的なポジションを与えられた奥原は、左サイドに入った岡元とともに、相手DFの裏スペースへの積極的な走り込みで前線をかき回した。その奥原、岡元が引張って作ったスペースにアマラオ、アウミールが飛び込み、細かいパスやドリブル突破で大分DFを翻弄した。

対する大分は、現在リーグ得点ランク2位の決定力を誇る神野、ゲームメイクだけでなく、強引なドリブルからの強烈な一発を持つウィルのアタッカーコンビに、以前東京ガスの中盤で活躍したこともあるテクニシャンのエドウィンが絡み、破壊力のある攻撃を仕掛けてきた。特に、中盤で激しく動き回るエドウィンがよくボール絡み、そこから左右に展開するか、中央の神野、ウィルへ鋭いパスを供給して攻撃を組立てた。

先制したのは東京。18分、東京はカウンターから右サイドバックの梅山が約60mのドリブルで攻め上がると、ペナルティエリア手前で大分DFが堪らずファール。このFKのチャンスに、アウミールが低く、カーブのかかった鋭いシュートで直接決めて先制点をゲットした。勢いに乗る東京は、23分、ゴール前でボールを受けたアマラオが鋭い切り返しフェイントでマークをかわし、左足でゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で無効に。アートなゴールは、幻となってしまった。その後も一進一退の激しい攻防を繰り返す両チーム。30分過ぎ、大分ペースの時に、ウィルが立て続けに強烈なシュートを放つが、GK鈴木がファインセーブで防ぐ。エドウィンにも右サイドを何度か突破されたが、東京はサンドロ、小峯を中心に安定したディフェンスを見せ、決定的な仕事をさせなかった。逆に39分、東京に待望の追加点が生まれる。カウンターから奥原が絶妙のボールをゴール前の岡元へ。岡元と大分DFが競ってこぼれたボールをアマラオが奪うと、見事なフェイントでマーカーを外し、左足で豪快に2点目を決めた。



奥原&岡元から鏑木&榎本へ
前半を2点リードで終えた東京は、後半に入ると、暑さと(2点リードの)気の緩みから、動きが悪くなった。特に前線のアマラオが疲労して守備に体力を割けなくなると、前からの積極的なディフェンスができなくなり、東京は全体的に引き気味に。中盤で余裕を持って(ボールを)回せるようになった大分は、ウィルを中心に何度もゴールチャンスを作るようになる。防戦一方の東京は、相手を脅かすことができなくなった奥原、岡元に替え、鏑木、榎本の”フレッシュコンビ”を投入。これで流れが変わる。2点を追う大分は、どうしても前(=攻撃)に出ざるを得ないため、ディフェンスの裏にスペースができる。このスペースに勢い良く飛び出せるフレッシュな2人の加入は、有効な速攻(=カウンター攻撃)を可能にした。後半40分、その鏑木からのパスにアウミールが抜け出し、強烈なシュートを放つと大分のキーパーが前へ弾いた。そこに、カウンターで攻撃参加していた左サイドバックの藤山が詰め、豪快に3点目を叩き込んだ。これで勢いに乗る東京は、その1分後、再びカウンターからアウミールがディフェンス裏に出すと、榎本が抜け出し左サイドを突進。同じタイミングで中央に上がってきた鏑木にパスを通すと、鏑木はマークにきたDFを鋭い反転でかわすと左足でシュート。4点目を叩き込んだ。前半は、奥原&岡元、後半は鏑木&榎本と、先発と控えがそれぞれが持ち味を十分に発揮し、相手に脅威を与えた東京のアタッカー陣。この後、カップ戦、リーグ戦とハードな日程が続き、過酷な総力戦となることが予想される中で、この日のアタッカー陣の活躍はチームに自信を与えた。試合は結局、勝利を確信し集中力が切れた後に2失点をするなど、反省材料も残したものの、なによりも結果が求められるこの時期に、最終ラウンド最初の大一番で確実に勝利を収めたことは大きい。

<大熊監督コメント>

終了間際の集中力を欠いたプレーなど満足いかないところはあるが、この時期は何よりも結果が大事。その意味では、確実に勝ち点3を獲得できたことは良かった。「J1昇格」についてはよく質問されるが、今はまだ意識していない。とにかく目の前の試合で結果を出すことに全力を尽くすだけだ。この後は鹿島戦に向けて気を引き締め直し、最高の結果を出せるように戦略を考えたい。