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Jユースカップ2010 第18回Jリーグユース選手権大会
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Jリーグディビジョン1 第11節

2010年05月09日 NDソフトスタジアム山形 ( Away )
【3-0】 重松のワザありゴールを皮切りに今季初の3得点で勝利!
3
前半 2
後半 1
0 前半
0 後半
0
・25分:重松 健太郎
・38分:羽生 直剛
・79分:今野 泰幸 
 
観衆 11,176人    天気晴、中風    気温17.3度
主審 : 野田祐樹   副審 : 山崎裕彦    : 下村昌昭
20 シュート 11
7 GK 17
10 CK 2
22 直接FK 18
2 間接FK 0
2 オフサイド 0
0 PK 0
' 21 重松 健太郎
' 40 今野 泰幸
' 81 徳永 悠平
警告 ' 90 西河 翔吾
退場
Nr Pos    Change Name SH
20GK   権田 修一
5DF   長友 佑都1
3DF   森重 真人1
6DF   今野 泰幸2
17DF   キム ヨングン2
2MF   徳永 悠平
22MF   羽生 直剛3
11 FW 69分 鈴木 達也
18MF   石川 直宏1
8MF   松下 年宏2
10 MF 54分 梶山 陽平 1
13FW   平山 相太3
24FW   重松 健太郎3
9 FW 73分 赤嶺 真吾 1
1 Sub/GK   塩田 仁史
33 Sub/DF   椋原 健太
14 Sub/MF   中村 北斗
16 Sub/FW   リカルジーニョ
Nr Pos    Change Name SH
1GK   清水 健太
14DF   宮本 卓也
26 DF 40分 山田 拓巳
4DF   西河 翔吾
22DF   園田 拓也
13DF   石川 竜也1
11MF   北村 知隆2
15 FW 69分 長谷川 悠 2
19MF   秋葉 勝
17MF   佐藤 健太郎
7MF   宮沢 克行
8 MF 59分 増田 誓志 2
10FW   田代 有三2
9FW   古橋 達弥2
20 Sub/GK   植草 裕樹
3 Sub/DF   石井 秀典
5 Sub/MF   下村 東美
21 Sub/FW   ハン ドンウォン


連戦の最後を勝利で締めくくりたい一戦
リーグ第11節は、アウェイでモンテディオ山形と対戦。前節は、第4節以来に失点をゼロに抑え、連敗はストップしたものの、攻撃では無得点に終わった。チャンスをつくりながらも、チームとしての固さがあったことも否定できず、「自分たちで自分のクビを締めている」と石川は省みる。“1点”のきっかけさえ掴めれば、浮上の兆しも見えるだけに、伸び伸びとしたプレーでゴールを奪い、連戦の最後を勝利で締めくくりたい一戦としたい。

 対する山形は、前節時点で4勝2分4敗の勝ち点14で8位につける。ここまでの総得点は10、総失点は12と、失点が上回る状況だが、僅差の勝負をモノにして勝ち点を積み上げている。昨季の対戦では、山形の堅守と鋭い速攻に苦しめられたが、今季はFW田代、MF増田、韓国のストライカーFWキム クナン、ハン ドンウォンらが加入、選手層に厚みを加えている。城福監督は「昨季からのスタイルを貫き、全員の守備意識が高い。さぼる選手が誰もいないし、個人としてもチームとしても守備の意思統一はJリーグでトップクラス」と印象を話す。

 東京は、梶山が足の状況を考えてサブに。ボランチには徳永を戻し、左右サイドバックにはキム ヨングンと長友。左MFには松下、2トップは平山、重松の布陣で臨むことに。城福監督が「相手のチャンスを逃さない集中力や、徹底したパターンは脅威」と話すように、気の抜けない戦いになることが予想されるが、山形のボールの出所を抑え、サイドで主導権を握ることができるかが勝利のカギ。サイドから崩して、危険なエリアでチャンスのシーンを多くつくり、ゴールの可能性を高めていきたい。

 前日は山形対策に重点を置くとともに、一部の戦術練習は非公開にした。試合の準備としてはいつもと同様のものだが、「選手の意思統一を図るため、いまの状況でのベストのアプローチを考えてのこと」と城福監督は説明。そして「小平に来てくださるみなさんには迷惑をかけることになったが、それを上回るものをチームに植え付け、今日のピッチで表現したい」と続けた。試合はNDソフトスタジアム山形にて16時04分に東京のキックオフで開始された。



重松のワザありシュートで先制!羽生も続き、2点をリードして折り返す
 序盤から山形のプレスをかわしてボールを支配し、サイドを起点に攻めに出た。10分、相手陣内で素早くリスタート。石川のアーリークロスを重松が追いかけ、左CKに。松下のキックをファーで今野が折り返すが、平山はシュートを打てず。14分には右サイドで徳永→長友→石川が右サイドの奥深くを突いてマイナスのパス。エリア内でゴールを背に受けた平山が反転してシュート体勢に入るが、ブロックされて打ち切れず。こぼれに羽生が詰めてミドルを狙ったが、これは枠外に。

 23分にはDFラインでボールを回し、羽生→石川の縦パスから、徳永が前線へフィード。これをエリアの平山が落とし、石川がスピードに乗ってシュート! しかしバーの上に…。すると25分、羽生から縦パスを受けた平山が落とし、松下がシュートタイミングをずらして左エリアの重松にスルーパスを送る。重松は相手GKの股下を抜くシュートをきっちり決めてGOAL! ゴール前の落ち着いたプレーで待望の先制を果たした。

 その後も落ち着いてDFラインとボランチでボールを回し、前線の平山がボールをよく収め、特に右サイドを起点に攻撃する。38分にはカウンターから重松→左前線の平山がキープして、攻め上がった羽生にパス。羽生が左エリア手前から狙ったミドルは、ゴール右下ぎりぎりに吸い込まれるようにイン! ゴールをめざす強い姿勢が実り、2点目を奪う。終盤には山形・MF北村に、DFの間からラインの裏に抜け出され、エリア中央の至近距離から決定的なシュートを打たれたが、権田が好セーブでピンチを救い、前半は2点のリードで折り返した。



後半も追加点を奪い、3-0の完勝
 後半開始から山形が勢いよく攻める。51分、左エリアすぐ外からのFKを山形・FW古橋が直接狙い、鋭いシュートを打たれるが、バーぎりぎりで権田がセーブ! CKに逃れる。52分には速攻から、スルーパスが前線の山形・FW田代のもとに送られる。東京DFもしっかり寄せて勢いに乗らせず、シュートは権田がキャッチ。激しいプレスから鋭いカウンターやサイド攻撃を仕掛けてきたため、勢いに押し込まれてラインが下がる場面もあったが、東京DFも集中を切らさずに対応し、攻撃に転じる。

 55分には松下に代えて梶山を投入。再度試合を落ち着かせ、ボールを支配する。64分には梶山が、中央に位置取った石川からリターンを受けて前に上がり、エリアに入ったところで右の重松に。重松は果敢にシュートを放ったが、コースがなく枠外に。68分には東京が速攻を仕掛け、重松が左サイドから中にドリブル。相手DFを十分に引き付けて、右エリアに抜け出した平山にラストパス。平山は相手GKと1対1となりシュート! しかしGKにセーブされ、絶好のチャンスを逃す……。

 その後も羽生、重松に代えて鈴木、赤嶺を投入し、攻撃の手をゆるめない。カウンターの応酬になる時間帯もあったが、それでも自分たちのサッカーでさらなる追加点を狙う。78分には平山のシュートからCKを奪う。すると79分、石川の蹴った左CKを今野が身体ごと押し込むようにして3点目をゲット! その後も平山を起点にチャンスをつくった。4点目こそ奪えなかったが、守備では権田の好セーブもあり、山形にゴールを割らせず。今季初の3得点を挙げ、リーグ戦では第4節以来となる勝利を果たした。

 【選手コメント】《重松》「(ゴールについて)左前線でキープしたときから、相手の裏は狙っていた。そこから羽生さんのパスが相太さんに入って、ワンちゃんにつながったのでシュートだと思った。ただ、僕も裏に走れたので大声で呼んだら、ワンちゃんがギリギリのタイミングで切り替えて、いいパスを出してくれた。角度がなかったので右足でトラップして、左でグラウンダーの強いシュートを狙おうとした。思い切り打てば、どこかにこぼれるかもしれないと思ったので。決まったことはうれしかったし、先制できてよかった。でも1点で満足はできず、もう1点取りたかったのだが。交代は足を少し攣ったため。それでも結果的にチームとして3点を取って、かつ無失点で勝てたことは大きい。こういう試合を続けていきたい。

 《羽生》「いまはホッとしている…というのが正直な気持ち。ここまでは、ゴールに対してナーバスになり過ぎていたと思う。そこでリラックした雰囲気を作るために、練習でミニゲームを用意してもらったり、そこで選手同士でゴールを取るための話し合いをした。今日も監督から『もう点が入るか入らないかは関係ない。躍動できるかどうかが最大のポイント』と言われていた。ずっと苦しかったけれど、とにかく入らなくてもシュートを打ち続けるしかないと考えていた。それが結果につながったのでうれしい。(狙える場面ではとにかく打つことを意識した?)自分のシュート力や精度を考えたら、年間十何点も取れるような選手じゃない。でも、チームとしてシュートを狙おうという意識を植え付けたかった。固くなって打たないのではなくて、気持ちよく打って外してもいい、という姿勢。打てる場所にいることが大事なんだよということを表現し続けたかった」

 【城福監督の会見要旨】「我々のチームが今置かれている状況は非常にしんどい立場で、選手は悲壮感の方が躍動感よりも上回ってしまっているような状況での試合か続いていました。今日はとにかく躍動感を鮮明に出して欲しいと言って送り出しました。山形という素晴らしいチームに3-0で勝てたことは非常に良かったと思いますが、我々がここ数試合味わった苦しさは、こんなものでは全く解消されないです。次に勝ち点3という結果を出さないと今日勝った意味がないと強く思っています」

 【山形・小林監督の会見要旨】「思ったよりも選手が疲労していて、動けなかったというのが第一印象です。動けなかったのでラインが下がった状態で守備をさせ、要所要所で守れている感じはしていました。動かないと疲れているという事です。その中でも、判断の早さだったり、正確な技術があれば動かなくてもできることはあるので、そこは求めていかなければならない。急に変わることではないでしょうけれど、こういう事を経験しながら精度を上げていく必要があると思います。3点ともミスから始まっているものですから、ちょっと残念です。決してFC東京が前からプレスを掛けてきている訳ではなくて、少しボールが回るとラインが下がるので、両サイドバックはずいぶん高い位置を取れたのですが、そこにいくまで何本かボールを回せなかった。早いカウンターとボールを回すところの区別ができれば良かったと思います。1失点であればどうかと思っていたんですが、ミスから2失点目をしてしまって残念です。思ったよりも重かったなというのが正直な感想で、リフレッシュさせたメンバーを入れた方が良かったのかなと。コンディションはいいとの報告もあり、私もそう判断していたので、そこは残念です。もう少し後半から出た選手を積極的に使っても良かったのかなと感じました」