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Jユースカップ2010 第18回Jリーグユース選手権大会
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Jリーグディビジョン1 第8節

2010年04月24日 万博記念競技場 ( Away )
【0-2】 前半のチャンスを活かせず、後半に2失点を許し敗戦
0
前半 0
後半 0
0 前半
2 後半
2
  ・66分:ルーカス
・75分:宇佐美 貴史 
観衆 17,590人    天気晴、弱風    気温13.0度
主審 : 佐藤隆治   副審 : 中井恒    : 石川恭司
12 シュート 11
9 GK 11
6 CK 2
17 直接FK 11
3 間接FK 11
2 オフサイド 10
0 PK 0
' 90 キム ヨングン
警告 ' 17 高木 和道
退場
Nr Pos    Change Name SH
20GK   権田 修一
5DF   長友 佑都
3DF   森重 真人
6DF   今野 泰幸
17DF   キム ヨングン3
2MF   徳永 悠平
22MF   羽生 直剛1
11 FW 71分 鈴木 達也 1
18MF   石川 直宏1
14MF   中村 北斗
10 MF 59分 梶山 陽平 2
13FW   平山 相太1
16FW   リカルジーニョ2
24 FW 59分 重松 健太郎
1 Sub/GK   塩田 仁史
15 Sub/DF   平松 大志
33 Sub/DF   椋原 健太
9 Sub/FW   赤嶺 真吾
Nr Pos    Change Name SH
1GK   藤ヶ谷 陽介
21DF   加地 亮
2DF   中澤 聡太
5DF   山口 智
4DF   高木 和道
23MF   武井 択也
7 MF 46分 遠藤 保仁 2
17MF   明神 智和1
10MF   二川 孝広
13MF   安田 理大
32FW   大塚 翔平2
9 FW 46分 ルーカス 1
33FW   宇佐美 貴史5
24 FW 84分 星原 健太
29 Sub/GK   木村 敦志
6 Sub/DF   下平 匠
28 Sub/DF   菅沼 駿哉
8 Sub/MF   佐々木 勇人


難敵・ガンバ大阪に対して果敢に勝利を目指す
 リーグ第8節は、アウェイでガンバ大阪と対戦。前節京都戦は引分けに終わり、リーグ戦では3/28大宮戦を最後に勝利を果たすことができていない。特に攻撃については得点数も少なく、思うようなサッカーができず、もどかしい戦いが続いている。城福監督は「決して選手のモチベーションが低いわけでも、やる気がないわけでもない。勝利に対するエネルギーをどう出すか、それが一つに向いていなかった」と省み、その課題を整理し、今節は果敢に勝ち点3を狙う一戦となる。

 対するG大阪は現在、勝ち点7で13位。故障者にも苦しみ、リーグ戦ではまだ1勝のみ。今節は主軸となるMF遠藤、ルーカスのメンバーに復帰をしたものの、「もともと地力があり、選手個々の判断の質が高い。誰が出場してもそのクオリティは変わらない」と城福監督は話す。G大阪は、前線に若く、勢いのあるFW宇佐美、大塚らを揃えるが、彼らに簡単にパスを出させないためにも、中盤での主導権争いが見どころの一つに。またDF加地とMF安田理をウイングに置く3-5-2の布陣の相手に対して、いかにサイドで起点をつくれるかがカギ。そこから先制点を奪うことができれば、勝ち点3を得るチャンスは増えるはずだ。

 東京は、前節から中村が先発に復帰、また梶山がリーグ第2節以来のメンバー入りを果たした。攻撃陣について、「試行錯誤という言葉も間違いではない」と率直に述べる城福監督だが、「チームの戦い方を明確にする中で、誰かがよくないから誰かに代わるという消去法ではなく、準備をしている選手がチャンスを活かしてブレイクスルーしてほしい」と、競争の中から結果につなげることを意識。

 昨季は1分1敗で終わり、特にアウェイでは大敗を喫した対戦であり、そのリベンジを果たしたい一戦。同じパスサッカーを志向し、「G大阪から学べるものはたくさんある」と城福監督。それでも「G大阪のコピーをするつもりは全くない。G大阪から学ぶことで、さらに東京の個々の武器、ストロングポイントをより活かせるはず」と決意を込め、堂々と「対等以上の戦い」に持ち込み、勝利をめざす。試合は17時3分に東京のキックオフで開始された。



決定機を作るもあと一歩及ばず...
 立ち上がりは、互いに自分たちのサッカーからリズムをつかもうと慎重に試合に入った。どちらも無理をせず一進一退の展開が続く中、8分にはリカルジーニョが相手陣内中央をドリブルで持ち上がり、自らシュートを狙ったがGKがキャッチ。11分はカウンターから石川は左前線・DFの裏へ浮き球。走ったリカルジーニョが、左エリア内へマイナスに切り込み、シュートを放ったが枠外に。19分にはキム ヨングンがエリアまで攻め上がり、平山からのパスを受けてチャンスをつくる。

 中盤での出足の早いプレスからリズムを作ると、徐々に東京がボールを支配する時間を長くし、G大阪のDFの裏を狙って好機につなげた。23分には平山が前線で起点となり、左サイドに走った石川から中央につなぎ、羽生→右から上がった長友が、中に回って右エリア角からシュートを放つが、GKセーブ。37分にはキム ヨングンのサイドチェンジから石川が右サイドを抜け出し、速いクロスを送るが、中央の平山は合わせられず。

 すると39分、羽生のパスにリカルジーニョが飛び出し、右からフリーで上がった石川につなぐ。石川はエリア内で持ち出し、シュートを狙ったが、相手DFの戻りも早く、ワンテンポ遅れて打ち切れず。絶好のチャンスを逃し、CKを得るに留まった。その後はG大阪がパスを回しながら反撃に出る場面、カウンター気味に仕掛ける局面もあり、東京にリズムを掴み切らせず。スコアレスで後半へと折り返した。



相手の高い決定力に2失点を許し敗戦
 G大阪は後半からFWルーカス、MF遠藤を投入。4-4-2の布陣に変えてきた。しかし後半の立ち上がりに決定機をつくったのは東京だった。51分に石川が右サイドを突破し、中央のリカルジーニョへピタリとクロスを送る。しかしリカルジーニョは合わせることができず…。55分には長友がG大阪MF安田理に競り勝ちライン際まで突破。中央にマイナスのパスを送るが打ち切れず。クリアを拾ったキム ヨングンが強烈なミドルを放つが、DFに阻まれる。

 リズムを掴みきろうと、59分には梶山、重松がイン。61分にはキム ヨングンから前線へのロングフィードを平山が頭で落とし、石川が右エリアから狙い澄ましたシュートを放つが、わずかに左に切れて…。チャンスを逃し続ける中で迎えた66分、G大阪FWルーカスが東京陣内・左寄りからミドルを放つ。ボールは権田の手元で変化したようにこぼれてネットにイン。先制を許してしまった。

 この得点でリズムに乗ったG大阪は、ルーカスを起点に勢いのある攻撃を仕掛ける。その後、東京も鈴木を投入するが、75分には東京DFがFWルーカスに入ったボールをクリアし切れず、ゴール前に転がったボールをFW宇佐美に詰められる。シュートは一度は権田がセーブするが、こぼれたボールをMF遠藤が巧みにつなぎ、FW宇佐美に決められる。反撃に出る東京もキム ヨングンの強烈なミドルや、CKのこぼれから梶山がゴールを狙ったが、結局無得点で悔しい敗戦を喫した。

 【選手コメント】《梶山》「自分が出場してから失点してしまったし、時間帯としても、こちらが流れを掴みきれない時間に取られてしまった。ただ、チャンスに決めないとこういうことになるという当然の結果なのかもしれない…。ゴール前で相手をワイドに広げたり、縦にも間延びさせたり…という仕掛けを、もう少しバランスよくできれば、もっとリズムは出ると思う。城福監督のもとで3年目、みんなつなぐことはできてきたという手応えはある。そこからつなぎながらも、最後のところで点を取らないと…。ゴール前でのプレーに自分も絡んで、みんなでゴールを取りたい。試合に出られなかったことは、自分が一番悔しかった。その悔しさをピッチの上でプレーに変えて頑張りたい。(足の状態は?)途中出場で、難しい展開ではあったが、ボール感覚は徐々によくなってきている。試合中では何も気にならなかったが、明日リバウンドが出ないように、しっかりとケアしたい。そして少しずつ出場時間を延ばしていきたい」《キム ヨングン》「悔しかったし、残念だった。でももっと戦いたい気持ちもあって、試合後は少し立ち上がれなかった…。(積極的にミドルやFKも狙っていったが?)チームとしてシュートが少ないとも感じたので、自分が許される範囲では積極的に狙ったが…。もっと精度を高められるようにしていきたい」

 【城福監督の会見要旨】「昨年ここですごく悔しい思いをしているので、選手とともに我々は、考えうるベストな準備をして今日戦いましたけれど、結果として0対2であったということは、受け止めなければいけないと思います。ゲームの内容は、前半はある意味では我々のプラン通りになりましたが、両チームのエリア内の精度の差がそのままスコアに出たと思います。今週末で順位が何位になるか分かりませんが、おそらく今現在の順位が我々のエリアの中の内容であり、エリアの中の精度が、今の順位であると受け止めなければいけない。どれだけいい形を作っても、その手前までボールを運んでも、そこの精度がないということが今の我々の現実だと。それを選手とともに取り組んでいきたいと思います。なかには考えられないシュートミスもありましたが、そこの部分も含めて、我々の実力であるという受け止め方をしたいと思います」

 【G大阪・西野監督の会見要旨】「前半は拮抗というよりは、凡戦というか、攻め手の糸口がなかなか見つからなかった。迫力ある攻撃を受けなかったのが幸いしましたけれど、流れとしてはオフェンスの面で、なかなかうまく機能しなかった。万全ではないですけれど思い切って2人をスイッチした中で、FC東京のリズムにも助けられましたけれど、一人ずつ落ち着いてボールを動かせて、展開できている感じはしました。ロングフィードが多過ぎた前半だったので、ハーフタイムに落ち着いて、自信持って組み立てから自分たちのテンポを取り戻すように、少し遅れてもしっかりボールを動かしていくと。やっとかなりいいアクセントになってボールをさばけた。好機はかなり少なかったですけれど、そういう中でもしっかり点を取って結果を出したことに、ほっとしてはいます。二人(MF遠藤・FWルーカス)に関しても、45分通してはまだまだと感じますし、全体的な流れも少し上げていかなければならないかなと。タカシ(FW宇佐美)も意欲的に狙った中での得点だったと思うし、いいプラス材料も少しは見えてきたかなと思います」