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ナビスコカップ準々決勝第2戦

2009年07月29日 名古屋市瑞穂陸上競技場 ( Awayナビスコ )
名古屋の猛攻をはねのけて、準決勝進出を決める!
1
前半 0
後半 1
1 前半
1 後半
2
・85分:平山 相太  ・33分:巻 佑樹
・65分:吉田 麻也 
観衆 6,463人    天気曇、弱風    気温27.4度
主審 : 柏原丈二   副審 : 宮島一代    : 西尾英朗
12 シュート 10
12 GK 12
3 CK 7
20 直接FK 9
1 間接FK 3
1 オフサイド 3
0 PK 0
警告 ' 15 吉村 圭司
退場
Nr Pos    Change Name SH
1GK   塩田 仁史
33DF   椋原 健太
4DF   ブルーノ クアドロス
6DF   今野 泰幸
5DF   長友 佑都
10MF   梶山 陽平1
22MF   羽生 直剛1
18 MF 58分 石川 直宏 1
40MF   鈴木 達也2
27MF   田邉 草民1
13 FW 77分 平山 相太 1
9FW   カボレ1
25 DF 55分 徳永 悠平
24FW   赤嶺 真吾4
20 Sub/GK   権田 修一
3 Sub/DF   佐原 秀樹
8 Sub/MF   藤山 竜仁
28 Sub/MF   米本 拓司
Nr Pos    Change Name SH
30GK   広野 耕一
32DF   田中 隼磨
3DF   バヤリッツァ1
4DF   吉田 麻也1
6DF   阿部 翔平1
10MF   小川 佳純1
14MF   吉村 圭司1
18 FW 55分 津田 知宏
13MF   山口 慶1
26 DF 83分 佐藤 将也
19MF   杉本 恵太
28 MF 62分 田口 泰士
17FW   巻 佑樹3
16FW   ケネディ1
31 Sub/GK   長谷川 徹
20 Sub/DF   平木 良樹
24 Sub/MF   福島 新太
25 Sub/FW   新川 織部


準決勝進出目指し、チーム一丸となって戦う
ナビスコカップ準々決勝第2戦は、アウェイで名古屋グランパスと対戦。7月15日第1戦は5対1で快勝。そのため第2戦では、たとえ敗れたとしても3点差以内であれば準決勝への進出が決まる。現状優位に立っているといえるが、城福監督は「名古屋は相当な覚悟でこの試合に臨んでくるはず。ホームゲームでもあり、それに対して軽い気持ちで受けて立つと痛い目に会う。セミファイナルを自分たちで獲りにいく!という強い気持ちを前面に出したい」と話し、あらためて気を引き締めて戦う。

 対する名古屋は、リーグ戦の折り返しを迎え、オーストラリア代表のFWケネディが加入。すでに出場2試合で連続弾を挙げて得点源となるだけでなく、チームとしての意思が統一され、周りの選手のよさも引き出している。そのためこのFWケネディをターゲットにした攻撃をどう抑えきるかが大きなポイントになる。「いくら警戒してもFWケネディの背の高さは変えられない」と城福監督が苦笑するように、サイドをきっちり抑え、アーリークロスの出どころをケアしていきたいところだ。

 東京は、大きくメンバーを変更してフレッシュなメンバーで臨むことに。GKには今季初の公式戦出場の塩田が入り、これまでの徳永、米本、石川、平山に代わり椋原、鈴木、田邉、赤嶺がスタメンに。城福監督は「ここのところずっと同じ先発できていたので、刺激を与え、新たな選択肢を増やして、どういう組み合わせでも呼吸を合わせられるようにすることが狙い。選手それぞれに、怪我や疲労の蓄積などもあり、リカバリーが必要な選手もいる」と説明。

 この試合では、東京が先取点を取れれば、より優位に試合を進めることができるはず。名古屋も固い守備力を取り戻しているだけに、簡単ではないだろうが、名古屋の両サイドの上がったスペースや裏を狙って仕掛けていきたい。チームの総合力と試合の流れを読み、駆け引きが問われる一戦。一丸となって準決勝進出をもぎ取る!試合は名古屋市瑞穂陸上競技場にて19時に名古屋のキックオフで開始された。



1点のリードを許して前半終了
 互いに失点をしたくないという気持ちが強く、慎重な立ち上がりを見せた。その中でも東京はパスをつないでチャンスをつくりはじめる。13分、中央でこぼれを拾った梶山がドリブルで駆け上がり、右エリアに流れた赤嶺にスルーパス。これをダイレクトでシュートを放つも枠の外に。22分には、素早い切り替えから逆襲。カボレがドリブルから右エリアにラストパスを送る。そこに赤嶺がきっちり走りこみ、決定的なシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれた…。

 32分、梶山のサイドチェンジから椋原オーバーラップして右クロス。エリア内の赤嶺がヘディングシュートを放つが、わずかにタイミングが合わず、浮いてしまう。守備では、名古屋のロングボールをきっちりと抑えていたが、33分、今野と名古屋FW巻が競り合い、東京の右サイドにこぼれたボールに、FWケネディがすかさず反応。グラウンダーのパスを中央に折り返され、FW巻に飛び込まれて失点…。与えたくなかった先制ゴールを奪われてしまう。

 だが東京は気落ちすることなく、落ち着いた試合運びを続ける。36分には、田邉のくさびのパスを赤嶺がDFを背負ってボールをキープ。そこに後ろから走り込んだ羽生にわたり決定的なシュートを放つも、枠の上に。ロスタイムには、右前線でカボレ、鈴木、羽生、田邉のパスワークから羽生が前線に飛び出そうとするが、田邉からのパスをカットされ、逆襲をくらう。このカウンターは抑えたが、最後は名古屋右SB田中が攻め上がり、アーリークロス。しかし左エリアのFWケネディは触れず、ラインを割った。結局そのまま1点のリードを許して前半を終了した。



平山のゴールで勝負あり!準決勝進出を決める
 後半は、徹底してパワープレーを仕掛ける名古屋、その隙を突いて東京がカウンターを仕掛けるという展開に。50分、長友がオーバーラップして左クロス。右エリアにフリーで走ったカボレが、ボレーで合わせたが、ゴールに飛ばすことはできない。52分には梶山が素早リスタート。右前線に送った長いボールにカボレが追いつき、マークにきた相手DFを巧みに切り返し、飛び出したGKの頭越しにループを狙ったが、シュートは左上に外れる。

 東京はカボレ、羽生に代えて徳永、石川を立て続けに投入。選手交代を使い、反撃を仕掛けようとした。しかし65分、名古屋の右CKをクリアし切れず、攻め残っていたDF吉田にヘッドを決められ、2点目を失ってしまう。勢いに乗る名古屋は、その後も猛攻を仕掛ける。東京は押し込まれる時間が続き、77分には田邉に代えて平山を投入し、リズムを取り戻そうとする。

 時間の経過とともに、さらに前掛かりになる名古屋に対して、徐々にカウンターからチャンスを掴む。82分には、石川が右サイドを疾走し、ラストパスを送ったが、GKにキャッチされた。続いて、右エリアで相手DFを切り返して放った左足シュートは、DFに当たって左CKに。すると85分、赤嶺と相手DFが競り合ったこぼれを石川が拾い右エリアまで突進。マイナスの折り返しを平山が合わせてゴール。試合はそのままタイムアップとなりこの第2戦は敗れ、勝利数では並んだが、得失点差で上回り、準決勝進出が決定。9月に清水エスパルスと対戦することとなった。

 【選手コメント】《塩田》「久しぶりの公式戦のピッチで、緊張感も楽しさも感じた。帰ってこられたことはうれしいが、負けてしまったので最低限の仕事しかできなかったと思っている。ここのところ失点が少なかったので、今日も最少失点を意識していたが、攻められる時間が長く、2失点したことは課題。ただ、パワープレーを受ける中でも、しっかり点を取りにいって決められたことはよかったと思う。(スタンドからも大きな声援が?)ここまで支えてもらって、感謝の気持ちを持ってピッチに立った。チームメイトや家族や友人…いろいろな人に支えてもらって、グランドに戻れたことはすごくうれしい。これから結果を出すことで、その声援に報いていきたい。(権田選手とも支えあってきたが?)今後も、高いレベルでの切磋琢磨をして、タイトルを獲るためにがんばっていきたい」《平山》「負けてしまったが、本来の目的である準決勝進出は、最低限達成することができた。それはよかったと思う。ベンチに座っていた時もチャンスはあったので、あまり不安はなかった。僕たちが1点取ればずい分ラクになるはず…と思って観ていた。出場にあたっては 名古屋はロングボールが多かったので、まず僕たちFWが蹴り出すところをしっかり抑えようとした。ゴールは、ナオさんがキレキレだったので、そこに合わせていこうと思っていた。そうしたら、思い通りのパスがきて、ごっつぁんゴールでした。(《連続負けなし》は止まったが?)みんな、そんなに暗くなっていないし、次に切り替えます。川崎との試合に勝利することと、あと、僕たちには優勝という目標があるので、ナビスコのタイトルに向かって一つずつ勝っていきたい」

 【城福監督の会見要旨】「我々の最低条件である準決勝に進出するという結果を得ることができたことは、非常に良かったと思いますし、選手も各々に頑張ってくれたと思います。今日負けはしましたが、最低限の結果を求めた試合運びを出来たというのは、1つの成果としてしっかりと見ていきたいと思います。ただ我々は、今日の試合では隙を見せずに1点を取れば試合は終わると思っていました。そういうゲームプランで、選手の1点を取りに行くという姿勢とそこに至るまでの最終的なシュートの直前までの動きは出来ていたと思います。それが、決定機を外し続けることによって、相手の息を吹き返させるということを思い知らされる試合になりました。本来は可能性を相手に感じさせるような試合では無かったですけれども、あれだけ決定機を外せば、そういうゲームになるということを選手は心に刻まなければいけないですし、我々がリーグ戦でもナビスコカップでも、次のステージを目指すのであれば、相手の息の根をもっと早く止めなければいけなかった。そこは、成果とともに、自分たちの課題として、リーグ戦を含めて次につなげていければと思います。今日は、遠くまで来てくれたファンの方と準決勝進出を喜ぶことが出来てよかったと思います」

 【名古屋・ストイコビッチ監督の会見要旨】「我々のチームはいいプレーを見せてくれたと思います。勝つことが出来ましたけれど、ハードな内容のゲームになりました。第1戦の結果をふまえてのゲームでしたので本当に難しいゲームになりました。激しく行くことが出来ていましたし勝利しましたが、ただそれで十分ではない試合でした。今日は本当に東京での(第1戦の)負けというものが、大きかったと思います。(試合運びという点では攻め切れなかったのでは?)最初の10分のところで、しっかりプレッシャーを掛けて3ゴールくらい取ることができれば良かったのですが、第1戦の結果が大きかったですね。ただ、3点目を我々が取りに行きましたけれど、もう少しのところで取れると思っていました。我々としては、本当に今日は持っているものを出せたと思いますし、3点目を取ることができていれば全てが変わって色々な可能性が出てきたと思います。試合の内容に関しては満足していますし、本当に選手は努力してくれたと思います。東京の方も、カウンターをしっかりと狙ってくるチームで、いいチームですし難しいゲームでした。このような結果になりましたが、我々はACL、そしてリーグ戦に焦点を絞って前に進んでいきたいです」