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ナビスコ予選第1節

2009年03月25日 日立柏サッカー場 ( Awayナビスコ )
柏のサイド攻撃に苦しめられ、最後まで決定力を欠き3失点でナビスコ初戦を落とす
1
前半 1
後半 0
2 前半
1 後半
3
・33分:カボレ  ・22分:山根 巌
・32分:ポポ
・47分:大津 祐樹 
観衆 5,835人    天気雨一時曇    気温5.9度
主審 : 家本政明   副審 : 高橋佳久    : 村上孝治
21 シュート 9
13 GK 15
10 CK 5
13 直接FK 18
3 間接FK 2
3 オフサイド 2
0 PK 1
' 31 徳永 悠平
' 46 藤山 竜仁
' 71 佐原 秀樹
警告 ' 73 南 雄太
退場
Nr Pos    Change Name SH
20GK   権田 修一
25DF   徳永 悠平1
3DF   佐原 秀樹
2DF   茂庭 照幸
8DF   藤山 竜仁
10MF   梶山 陽平3
17MF   金沢 浄2
18MF   石川 直宏2
19 MF 63分 大竹 洋平 1
22MF   羽生 直剛1
40 MF 52分 鈴木 達也 5
9FW   カボレ3
13FW   平山 相太3
24 FW 59分 赤嶺 真吾
31 Sub/GK   廣永 遼太郎
33 Sub/DF   椋原 健太
7 Sub/MF   浅利 悟
32 Sub/FW   近藤 祐介
Nr Pos    Change Name SH
21GK   南 雄太
23DF   藏川 洋平
3DF   近藤 直也
13DF   小林 祐三
4DF   石川 直樹
2MF   鎌田 次郎2
18MF   山根 巌1
14FW   太田 圭輔1
11FW   ポポ2
9FW   北嶋 秀朗1
37 MF 89分 山 正登
27FW   大津 祐樹2
15 FW 87分 菅沼 実
33 Sub/GK   菅野 孝憲
25 Sub/DF   村上 佑介
17 Sub/MF   永井 俊太
28 Sub/MF   栗澤 僚一
10 Sub/FW   フランサ


ナビスコカップ開幕、強い気持ちで新たなスタートをきる
 2009Jリーグヤマザキナビスコカップが今日からスタート。予選リーグ初戦は柏レイソルと対戦する。今季のナビスコカップは、2グループ各7チーム(Bグループ=山形/千葉/柏/東京/清水/京都/神戸)による一回戦総当たりの予選リーグが行われ、上位2チームが決勝トーナメントに進出する。

 リーグ戦の初勝利から中3日での開催、また日本代表の長友、今野が不在となるが、城福監督は「フラットな競争の中で、準備してきてくれた選手を」と、藤山が左サイドバックを、ボランチは梶山と金沢が組む布陣で臨むこととなった。また浅利、廣永、椋原も今季初のメンバー入りを果たし、ベンチに控える。

 対する柏は、リーグ戦では3戦ともに引き分け。今節は新たな気持ちでホームでの初勝利をめざしてくるはずだ。今季より高橋真一郎監督の指揮のもと、これまでの『強固な守備から縦へのスピードを活かしたサッカー』に加え、パスワークで崩していくサッカーにもチャレンジしている。今節はメンバー構成を変え、FW北嶋を最前線に、トップ下にFWポポ、両サイドにFW太田・大津という布陣で臨んできたが、なによりスピーディで迫力のあるカウンターには大いに警戒が必要だ。

 勢いを掴みたい大事な大会の初戦。チームの総合力が問われるとともに、個々の特長をどれだけ活かせるかがポイントになるだろう。城福監督は「今季の我々は、一つタイトルを獲ることが最大の目標。決勝の舞台に立ちたいという思いは強い」と、あらためてタイトル獲得に向けて意気込みをみせ、新たな大会のスタートラインに立って強い気持ちで勝利をめざすことを誓った。どんよりと曇り、時折小雨が混じる日立柏サッカー場。厳しい寒さを感じる中、試合は19時ちょうどに柏のキックオフでスタートした。



2点を先行されたが、カボレのゴールで追い上げ!
 キックオフ直後から柏にリズムを掴まれた。スピーディな攻撃から、右MF太田をはじめ、サイドを起点に次々と攻め込まれた。だが、東京の守備陣も落ち着いて対応。そこから切り替えの早い攻撃を仕掛け、12分、石川がドリブルで猛突進。スピードに乗ってミドルを放つが、シュートはバーを直撃…。19分には、中央のカボレが、右からの浮き球のパスをトラップで抑え、すぐさま反転してシュート! ゴール右下隅に飛んだが、柏GKの好セーブに阻まれ…。今度は、そのこぼれを右エリアの至近距離で拾った平山がシュートするが、ファーのポストに当たって外に跳ね返り…チャンスを活かしきることができなかった。

 22分には、柏DF石川に東京の右サイドを突破され、高い位置からクロスを入れられる。これを中央に上がっていたMF山根にピタリと合わせられ、ついにゴールを割られる…。落ち着いて反撃に転じたかったが、しかし、攻める途中でミスが出て、再び柏の鋭いカウンターをくらうという展開は変わらず。31分は、東京陣内でDFからのパスを柏にカットされ、徳永がたまらずファールで阻止。柏に左エリア手前からのFKを与える。32分、このFKを柏FWポポが直接狙い、落ちたボールが豪快に左下に決まり、2点目を失った…。

 だが直後の33分には、柏MFのバックパスをGKがトラップミスしたところにカボレが猛然と詰め、ボールを奪ってゴール! ともに速攻を仕掛け合う中で1点差に追い上げる。その後、41分には柏MF太田→FW北嶋の仕掛けを、佐原、茂庭がよく防ぎ、反撃に出る。羽生→カボレが右サイドを突破するが、しかしフォローに誰も間に合わなかった。44分には、左サイドバックにポジションを変えた徳永が仕掛け、左エリアに進入。うしろにつなぎ、石川がクロスを上げたが、しかし右エリアの平山には合わず…。それでもようやく東京らしいリズムも出始め、反撃に期待をかけ、後半へと折り返した。



多くのチャンスを作りながらも、3失点が響き、厳しい敗戦…
 だが、後半開始早々の46分、右からのパスを、中央エリア内でゴールを背に受けた柏FW大津が、反転してマークする藤山をすり抜けようとする。これを藤山がファールで倒したとの判定でPKを与える。このPKをFW大津自身に決められ、3点目を失ってしまった…。

 52分には羽生に代えて鈴木を投入。直後に鈴木が左サイドを突いて起点となり、ゴール前に波状攻撃を仕掛ける。身体を張った柏DFのこぼれを粘り強く拾って、梶山が右エリアに持ち込み、シュート。しかし再びDFにブロックされ、こぼれから佐原がミドルを放ったが、前線の平山のもとに飛んでそこからフィニッシュには持ち込めなかった。

 59分には平山に代えて赤嶺を、63分には石川に代えて大竹を投入。運動量が落ち始めた柏に対して、気迫を込めてボールを奪い、前線にボールを集めてチャンスにつなげた。64分にはセットプレーのこぼれからカボレが右クロス。攻め残っていた佐原、梶山がつなぎ、そのこぼれから鈴木がシュートするが、大きく上に。68分には、権田のFKを受けた鈴木が、思い切ってミドル。柏GKパンチングで左スローインに。しかしそこから攻め込むことはできなかった。

 74分には梶山が中盤で柏ボールを奪いドリブル。大竹→徳永が仕掛けるが、柏に阻まれる。そのこぼれを大竹が奪い、左エリア手前から前線に強いクロス。しかしファーの赤嶺には合わず、わずかにラインを割る。81分には、梶山を起点に攻め込み、右エリアの鈴木が冷静に相手DFをかわしてシュートを放つ。しかし次にカバーに入った柏DFがブロック。こぼれから、大竹が右エリア手前からゴールを狙ったが、枠外に。結局、後半10本のシュートを放つもいずれも決めきることができず。3失点が響き、厳しい敗戦を喫した…。

 【選手コメント】《金沢》「立ち上がりから柏の勢いに押し込まれた。そこを割り切って持ち堪えられればよかったのだが…。DFと中盤のマークの受け渡しがあいまいになってしまい、そこで主導権を握られた。自分としてはバランスを取ることと、ボールに触る機会を多くしてさばいていくことを考えていたが、常に2点を追いかけることになり、厳しい展開になった。ナビスコの大事な初戦であることは、みんなわかっていたし、気持ちも入っていた。それを結果に結び付けられず、とても残念」《平山》「ボールの取られ方が悪く、ショートカウンターを受けるという繰り返し。数的不利な状態で逆襲を受け、キツかった。特に前半は、もう少しシンプルにプレーすればよかったかと反省が残る」

 【城福監督の会見要旨】「雨で非常に寒く、平日のナイターという状況の中、アウェイまで応援に来てくれたサポーターの方に勝ちをプレゼント出来なかったことがとても残念。ゲームの内容は、ピッチがスリッピーで、判断と技術が要求される中、技術だけでなく判断のところで甘い場面が多くあったと思う。それから1対1のところで甘さが出た場面がいくつかあった。判断と奪われ方が悪いため、肉体的な負荷が高くなり、戦えなかったのかもしれないが、目の前の1対1というところで戦っていないことに不満が残った。ボールの奪われ方が悪いと、相手はカウンターが鋭いというのがわかっていたので、まずは攻撃の終わり方をシュートや、あるいは相手の裏を突いて終われるようにしたかった。けれども、ピッチがスリッピーという状況で、相手の裏を突く、あるいはシュートで終わるという展開が出来なかった。それ故に、相手の得意なカウンターを何度もくらったと感じている。非常に悔しいが、まずは目の前の相手と戦うことを次の試合ではお見せできるように修正して準備していきたい」

 【柏・高橋監督の会見要旨】「前後半通して、選手が本当に勝ちたいという気持ちをピッチの上で表現してくれた。危ない場面もあったが、ツキもあったし、ツキを呼び込むくらい勝ちたいという気持ちを持って自分自身も戦った。選手も戦ってくれて、そしてサポーターも戦ってくれた。今日はそれに尽きると思う。これまで試合に出ていなかった選手をたくさん使ったが、練習で、出ていた選手と比べても遜色の無いプレーをしていた。試合に出たいという気持ちを持っていたはずだし、彼らは自分が出た時にどんなプレーをするかということも、イメージしていてくれた。今まで先発で出た選手も含めて、いい意味での競争になると期待できる」