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Jリーグディビジョン1 第4節

2009年04月04日 ヤマハスタジアム(磐田) ( Away )
緊迫した展開の中、赤嶺が一瞬の隙を確実に活かしてゴール!連勝を飾る
1
前半 0
後半 1
0 前半
0 後半
0
・82分:赤嶺 真吾   
観衆 8,716人    天気雨、無風    気温11.1度
主審 : 佐藤隆治   副審 : 相樂亨    : 二俣敏明
10 シュート 8
12 GK 7
6 CK 1
17 直接FK 18
0 間接FK 2
0 オフサイド 2
0 PK 0
' 42 大竹 洋平
' 73 鈴木 達也
' 77 羽生 直剛
' 89 長友 佑都
警告 ' 15 ジウシーニョ
' 37 那須 大亮
' 38 茶野 隆行
退場
Nr Pos    Change Name SH
20GK   権田 修一
5DF   長友 佑都2
3DF   佐原 秀樹
6DF   今野 泰幸2
25DF   徳永 悠平
7MF   浅利 悟
22MF   羽生 直剛
10MF   梶山 陽平2
19MF   大竹 洋平1
18 MF 65分 石川 直宏 1
9FW   カボレ1
40 MF 71分 鈴木 達也
24FW   赤嶺 真吾1
31 Sub/GK   廣永 遼太郎
2 Sub/DF   茂庭 照幸
4 Sub/DF   ブルーノ クアドロス
17 Sub/MF   金沢 浄
32 Sub/FW   近藤 祐介
Nr Pos    Change Name SH
1GK   川口 能活
5DF   駒野 友一
6DF   那須 大亮
3DF   茶野 隆行1
20DF   山本 脩斗
23MF   山本 康裕1
16MF   ロドリゴ
7MF   太田 吉彰2
14MF   村井 慎二
18FW   前田 遼一1
8FW   ジウシーニョ3
13 FW 70分 萬代 宏樹
31 Sub/GK   八田 直樹
4 Sub/DF   大井 健太郎
15 Sub/DF   加賀 健一
17 Sub/MF   犬塚 友輔
19 Sub/MF   岡田 隆
26 Sub/FW   押谷 祐樹


チーム一丸となって連勝をめざす
 リーグ第4節は、アウェイでジュビロ磐田と対戦。ナビスコ対神戸戦では、フレッシュなメンバーで臨み、守備を強く意識した戦いの中、相手の攻撃を無失点に抑え、苦しみながらも1対0で競り勝った。城福監督は「この戦いを土台にして、さらに積み上げていくことが、もっとも勝ち点3に近づくと判断。まずはリーグ戦績を五分に戻した上で新たなチャレンジを」と続け、今日もアウェイながら勝ち点3にこだわり、戦うことを誓った。

 対する磐田は現在18位。リーグ開幕対山形戦で6失点、第2節対G大阪戦で4失点を喫したが、徹底的に守備の立て直しを図り、ナビスコカップでは2試合ともに無失点でしのぎ切っている。東京としては、中央を固めてくる相手の守備に対して、あせらずに粘り強くサイドから仕掛けられるかがポイント。また、得点は少ないものの、前線のFWジウシーニョと前田の2トップには警戒が必要。この2人を自由にさせないように集中したマークが重要となってくる。

 東京は、日本代表からコンディションを整えて長友が先発に復帰。その他は神戸戦と同じメンバーで臨むことに。大竹は「堅い展開になれば、攻守両面でセットプレーがカギ。僕がいいボールを蹴ってそろそろ決めたい。もちろん流れの中でもゴールに向かうプレーを狙っていくし、先発で出続けるためには守備面でも期待に応えなければいけないと思っている。今節終わって1勝3敗になるのと、2勝2敗になるのでは大きく違う。その意味でもすごく重要な試合。一戦一戦に賭ける気持ちをプレーに出し切れるように頑張りたい」と話した。また、ブルーノ クアドロスが開幕戦以来のメンバー入りを果たした。

 浅利は「神戸戦にプラスαを付け加え、どれだけボールと人を動かして得点を奪えるかが大事。僕個人としては守備に意識を置きつつも、チームとしてポゼッションを高めていけるように、動きの面でも工夫していきたい。神戸戦で負けていれば明日の自分はないし、もし今日負ければ、その次はないと思う。それぐらいの強い気持ちをピッチの上で表現し、勝負したい」と危機感を持ちながら、結果を出して次につなげたいと誓う。互いに浮上のきっかけにしたい一戦だけに、厳しい戦いになることが予想される。試合は雨が降りしきるヤマハスタジアムにて、19時4分に磐田のキックオフで開始された。



権田の好セーブもあり前半を0対0で折り返す
 開始直後、いきなりピンチとなる。磐田FWジウシーニョが東京DFの裏をついてエリア内からフリーでシュートを打たれるも、権田が体を張ってセーブ!決定的な場面であったがゴールを許さず。気を取り直して東京もチャンスを作る。3分、左CKを大竹が蹴りファーの赤嶺がヘッド。ここからつないで再び大竹→羽生が左クロスを中に入れるが、GKにパンチングされる。9分には、中央に入った梶山を起点に、羽生→大竹から攻め上がった徳永が右クロス。ニアにカボレが飛び込んだが、ボールは浮いてしまった。

 互いに守備の意識が高く、ボールに対して激しい競り合いを繰り返す。特に東京は、ボールを支配し中盤まではよくパスが回るも、磐田の引いて固めたディフェンスの前に攻め手がなく、なかなかフィニッシュの形を作ることができない。逆に磐田のカウンターを受け、攻め込まれる。19分には、大竹の左CKに合わせた今野がヘディングシュート。勢いはあったが左に切れる。何とかセットプレーから相手ゴールに迫るも決定機までに至らず。

 34分には、磐田・右MF太田が前線に浮き球のパス。佐原がクリアしたが、ボールはエリア内に攻め上がったMF山本康のもとに…。ゴール真正面からフリーでシュートを打たれるが、これも権田が体を張り、ゴールは割らせず。前半終了間際にも、FW前田にドンピシャのダイビングヘッドを放たれるも枠の外に。権田の好セーブと相手のミスにも助けられ、0対0のまま、勝負は後半へと持ち越された。



勝負強さを発揮した赤嶺のゴールで勝ち点3をもぎとる
 後半もボールの奪い合いが続く。東京はあせらずパスを回してチャンスをうかがうも、シュートまで持っていけず。こう着状態の中、先に動いたのは東京。65分に大竹に代えて石川を、71分にはカボレに代えて鈴木を投入。ワイドなポジション取りで点を取りにいった。磐田は70分に、これまでチャンスの起点となっていたFWジウシーニョに代えてFW萬代を投入。これを機に東京がスピーディな攻撃でリズムを掴むが、攻め切れない。磐田のカウンターを受けるという展開を打開できない。

 しかし迎えた82分、右サイドの徳永がアーリークロスを送る。相手陣内中央で相手DFと赤嶺が競る。こぼれたボールを鈴木が短く前につなぎ、うまく相手DFの逆をとった赤嶺がドリブルで前進。GKの動きを見て狙い澄ましたシュートがゴールネットに突き刺さる! ワンチャンスを確実にモノにし、3シーズン連続で磐田戦で得点を挙げることに。勢いを取りもどすと、続く83分には、カウンターから右サイドを石川が相手2人を置き去りにして、中央へドリブルで駆け上がる。エリア外から左足で強烈なシュートを放つも相手GKの好セーブでCKに。

 反撃に出た相手の攻撃に対し、高い位置からプレッシャーをかけ、ゴール前に放り込んでくるボールにはセイフティに跳ね返してチャンスを作らせない。結局この貴重なゴールが決勝点となるとともに、守備では磐田の攻撃を無失点に抑えてタイムアップ。アウェイながら、非常に価値のある勝ち点3をもぎ取った。

 【選手コメント】《赤嶺》「試合内容はよくなかったと思う。結果が出せたことはよかったが。もう少しサイドからのクロスや、チャレンジしたスルーパスがあれば、チャンスもつくれると思うが…。ただ、前線にボールが出てこなくても焦ったり、イライラすることはなかった。いまは我慢も必要な時期。そういうやり方にトライしていると思っている。得点は、達也さん(鈴木)がタイミングよくパスを出してくれた。うまい具合にDFをかわせて、GKを見る余裕もあった。能活さんが重心をかけた反対を狙った。磐田戦やヤマハスタジアムに、特別な何かがあるわけではない。自分では意識はしていないが…。(「赤嶺選手が点を取れば負けない」とも)期待に応えられるように頑張りたい。次はホームなので負けるわけにはいかない。また点を取れるように頑張ります」《権田》「(立ち上がりにピンチがあったが、顔面で止めた?)いきなりくるとは思わなかった。顔面も間に合わず、のどで止めました(苦笑)。(あのプレーで乗った?)乗れたかどうかはわからないが、気持ちは入っていた。特にMF(山本)康裕には絶対に決められたくなかったので。あとから康裕に「なんで止めたんだよ! 決まってたら初ゴールだったのに」と言われましたが(笑)。今日は何度か危ない場面はあったが、DFが止めてくれたほうが多かったと思う。ボールを持てた分、攻め切れなくて詰まってカウンターになって、サイドが足りなくなった。攻めている時のバランスが悪く、リスクはあったが、最後のところでみんなが集中していた。(監督は「ゴンちゃんのお陰」と言っていたが)いつもGKが目立つのはよくないが、たまにであれば…もし自分のセーブで、チームがまた締まって、いくぞという雰囲気づくりになり、勝利に貢献できたのであればうれしい。(傷めた左肩は?)痛いが2日もすれば痛みは治まると思う。ファールになって負傷したのは余計だったが、あそこは絶対に飛び出さないといけない場面だった思っている」

 【城福監督の会見要旨】「我々は開幕から連敗していたので、今日勝って星を5分にして味スタに帰りたいという強い気持ちを持って臨みました。雨の中遠くまで来てくれたファンの期待に応えるべく、選手も強い気持ちを持ってやってくれました。ただ、前半は相手が強固なブロックを敷いてくることはわかっていたのですが、フィニッシュのところがどうしても中に行ってしまった。中盤で辛抱してボールを回しながら外を使うことが出来た場面は、ある程度崩せたのですが、中に中に行ってしまって奪われて、逆にワイドに使われるというようなことがあったと思います。権田が決定的なシーンを何度か防いでくれたこともあり、前半は0対0で終わることが出来たというのが我々にとっては、非常に運もあったかなと思います。後半はもう一度最後の崩すところをワイドにということを強く意識して入ったのですが、なかなかカボレが自分の動くスペースというのを見つけられずにいたので、少しそこに選手の交代を含め、立ち位置も含めて変化をもたせました。後から入った選手が非常にタスクを全うしてくれたので、ペースを手繰り寄せることが出来たかなと思います。とにもかくにもファンの方々の期待に応えることができてホッとしています」

 【磐田・柳下監督の会見要旨】「この悪天候の中、たくさんのサポーターが応援してくれて、是が非でもやはり勝ち点3を取らないといけないゲームだったと感じていますけれど、それが出来なくて悔しいですし、サポーターの方たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。ゲームに関しては、この2,3試合は守備が安定してきて、攻撃の方もチャンスを作ることが出来ており、選手にも自信が出つつあったので、このゲームもそういう感じで行けるかなと。実際、前半何度か決定的なチャンスを作っていましたし、それほど危ない場面も作られていなかったので、チームとしてはそんなに悪い状態ではないと思います。ただ、勝ち点3を取れない、無得点のゲームが3つ続いているということで、選手の自信が少し薄らいでくるのが心配です。我々としたら形はしっかりと出来ているので、このまま続けていけば必ず得点できるということで、トレーニングをしていきたいと思います。出来るだけ早く、メンタルを含めコンディションを回復させて次のゲームに臨みたいと思います」