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Jリーグディビジョン1 第30節

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2012年10月27日 味の素スタジアム ( Home )
【5-0】 終始札幌を圧倒し、大量5点を奪い完勝!
5
前半 1 
後半 4 
 0 前半
 0 後半
 0
・17分:チャン ヒョンス
・47分:田邉 草民
・59分:石川 直宏
・64分:石川 直宏
・81分:ネマニャ ヴチチェヴィッチ 
 
観衆 20,696人   天気 晴、弱風   気温 17.0度
主審 : 今村義朗   副審 : 安元利充  : 木川田博信
18 シュート 9
8 GK 13
3 CK 3
5 直接FK 9
4 間接FK 1
4 オフサイド 1
0 PK 0
' 90+5 徳永 悠平
警告
退場
Nr Pos    Change Name SH
20 GK   権田 修一
30 DF   チャン ヒョンス 1
14 DF   中村 北斗 1
3 DF   森重 真人
2 DF   徳永 悠平
4 MF   高橋 秀人 2
10 MF   梶山 陽平
17 MF 73分 河野 広貴 1
7 MF   米本 拓司
32 MF 63分 ネマニャ ヴチチェヴィッチ 1
18 MF   石川 直宏 4
27 MF   田邉 草民 2
49 FW   ルーカス 5
9 FW 85分 エジミウソン 1
1Sub/GK 塩田 仁史
5Sub/DF 加賀 健一
33Sub/DF 椋原 健太
11Sub/FW 渡邉 千真
Nr Pos    Change Name SH
21 GK   高原 寿康
10 DF   宮澤 裕樹
4 DF   河合 竜二
6 DF   岩沼 俊介 1
5 MF   山本 真希 2
15 MF   古田 寛幸 2
17 MF   岡本 賢明 2
8 MF 85分 砂川 誠 1
37 MF   ハモン
27 MF 60分 荒野 拓馬
18 MF   芳賀 博信
31 MF   前 貴之
23 FW   大島 秀夫 1
32 FW 74分 近藤 祐介
30Sub/GK 杉山 哲
34Sub/DF 岡山 一成
38Sub/FW テレ

約1か月ぶりのホームゲーム、最下位札幌を迎え撃つ

 リーグ第30節が開催。ホーム味スタにてコンサドーレ札幌を迎え撃つ。前節C大阪戦は、後半の立ち上がりに失点し、公式戦8試合連続で先制を許すことに。それでも冷静さを失わずに反撃に出て引き分けに持ち込んだが、ポポヴィッチ監督は「追いかける立場になると、どうしても精神的、肉体的にも消耗して余裕がなくなる」と省みる。

 その課題を解消するためにも、今節はなんとしてでも先制点を奪い、試合を優位に進めたい一戦だ。今節は森重の出場停止があける一方、長谷川が前節の退場により、2試合の出場停止に。そのためチャン ヒョンスをセンターバックに、右サイドバックに徳永、左に中村、ダブルボランチを高橋と米本が務める形で臨むことになった。

 対する札幌は、第27節でJ2降格圏の16位以下が確定。しかし、そこからの2試合はMF河合をDFに起用する形で、上位の浦和、鹿島に対して1勝1分と負けなし。今節はDF櫛引が出場停止、またDF奈良とFW榊をU-19日本代表の活動のため欠き、メンバー構成を変えざるを得ない状況ではあるが、その“意地と奮起”は、決してあなどることはできない。

 また前半のアウェイ戦では札幌にリズムをつかまれて苦しんだだけに、組織的なカウンター、MF古田、FW大島らの一発に対するリスク管理を怠らず、攻守の主導権を握りたい。90分をとおして隙をつくらず、気迫を込めて勝利をつかむ! 日が落ちて肌寒さを感じるものの秋晴れの天候のもと、試合は17時4分に札幌のキックオフでスタートした。

チャン ヒョンスの初ゴールで先制点をもぎ取る

 立ち上がりからリズムをつかみ、札幌ゴールに迫った。開始2分、札幌ゴール前でルーカスと梶山のパス交換から、梶山がエリア内にまわりこんだルーカスにラストパスを送り、決定的な場面を作ったが、ルーカスがフリーで放ったシュートは右ポストに阻まれた。その後も東京がボールを支配し、札幌陣内で試合を進めていたが、10分には札幌・FW大島を起点に、MF岡本のパスからDF岩沼が左エリア内に進入。シュートチャンスを作られたが、米本がスライディングでカットし、CKに逃れた。

 徐々に札幌にもカウンターを活かした攻撃の形を作られることになったが、16分には徳永がサイドを上がって果敢に仕掛け、右CKを得る。17分、石川の蹴ったCKはクリアされるが、こぼれに反応した梶山がヒールで右サイドの石川につなぐ。ここから送ったていねいな右クロスに合わせ、チャン ヒョンスがファーから相手DFをかわして飛び込み、豪快なヘディングを突き刺してゴール! セットプレーの流れから、リーグ戦では第26節以来となる先制点をゲットした。

 直後の19分には札幌MF岡本が左サイドから思い切りよく仕掛け、スピードに乗ったドリブルシュートを打たれる。だが権田のセーブでCKに逃れると、その後は東京が主導権を握った。27分には札幌陣内での細かいパスワークから、田邉→梶山→ルーカスが落とし、ゴール正面の田邉が決定的なシュートを放ったが、GK正面を突く。

 30分には右を上がった米本がサイドを変え、左寄りの梶山→右の石川から、中央のルーカスに。連動する形で決定的なチャンスを作ったが、ルーカスのシュートはわずかに左に……。札幌のスピーディな反撃に対しては米本を中心にピンチの芽をつぶしたものの、追加点を奪うことはできず、1点リードのままで前半を終了した。

田邉、石川、ヴチチェヴィッチが……怒涛のゴールラッシュで第27節以来の勝利

 後半も果敢に攻め込み、47分には高橋がエリアに縦パスを入れる。これは相手DFにクリアされたが、こぼれを奪った田邉がドリブルで突っかけ、再びエリアにこぼれたボールを高橋がフォロー。受けた田邉がドリブルで左エリアに持ち出し、角度のないところから左足のシュートを放つ。これが相手DFの股下を抜けて、逆サイドのポストをかすめてネットにイン! 後半立ち上がりの早い時間帯に2点目を奪うことに成功した。

 これで勢いをつかみ、59分には自陣で田邉が札幌ボールを奪い、前進。ルーカス→右の石川が縦パスを入れる。一度は札幌に奪われるが、ここで相手DFにプレッシャーをかけて突っ込んだ石川がボールを奪い返し、スピードを活かしてエリア中央からシュートを決めて3点目。

 63分には、米本に代わってネマニャ ヴチチェヴィッチが左サイドにイン。田邉がボランチにまわる布陣でさらに攻め込み、64分には自陣でパスを回して、押し上げた森重がエリア内に浮き球のパスを送る。これに合わせて絶妙のタイミングで裏に抜け出した石川が、相手DFに競られながらも、左足でワンタッチシュートを見事に流し込み、自身の2ゴール目をマーク。4点目を奪って札幌を突き放しにかかった。

 それでも足を止めず、一矢報いようとする札幌の反撃に合う場面もあったが、74分に札幌・MF山本が右エリアから放った決定的なシュートは権田が片足でセーブし、ゴールは許さなかった。同時に攻撃の手も緩めず、81分には自陣から人数をかけてパスをつなぎ、石川→徳永→やや右寄りのヴチチェヴィッチがドリブルで前進。相手DFを巧みにかわしながら、エリア手前からコントロールしたミドルを逆サイドの上に突き刺してボール。

 ヴチチェヴィッチの2試合連続弾で5得点目を奪うと同時に、守備では無失点に抑えて快勝! 9月29日第27節磐田戦以来の勝利をつかんだ。

 【選手コメント】《チャン ヒョンス》「みんながよい動きをしていたので、5得点という結果になったと思う。個人的には少し間があいてのスタメンだったが、今日のためにコンディションを作ってきた。それで勝てたとこがうれしいし、こういう試合を続けていけるように、さらに調子を上げていきたい。

 得点は、石川選手がクロスを上げたときに、人生で初といっていいぐらいインスピレーションがわいた。走り込んで無我夢中で叩きつけた。あと4試合も勝ち続けたい。勝たなければ…という気持ちを、自分にとってプレッシャーにせず、よい方向にもっていきたいと思う」

 《石川》「結果的に5得点できたが、常に『この1点が勝負』と考えていたし、何より今日は先制点がほしかった。まずその1点を狙っていこうとした。試合をとおしてシンプルにプレーができたし、つなぎに加わるところと、フィニッシュに持ち込む場面を使い分けるイメージもよかったと思う。チームで共有ができていた。

 ゴールはやはりやみつきになる(笑)。得点をして勝つことが自分の仕事だし、そういう意味ではこれまで仕事をしていなかった。残り少ないが、シュートやアシストなど、得点に直結するプレーをしてチームが勝てるように頑張りたい。(250試合出場だが?)やはり個人もチームも、積み重ねなんだと思う。今日のような試合をして、次の試合がよくない…ではダメ。さらによい内容を積み重ねられるように、前向きなチャレンジを続けて結果につなげていきたい」

 【ポポヴィッチ監督の会見要旨】「私がコメントすることによって、今日の内容と結果を崩したくない。どんな綺麗な言葉を並べるよりも、選手たちが雄弁に語ってくれた。それぐらい選手たちがピッチの上でどういうサッカーをして結果を得たか分かると思う。無失点に抑えたことも、決めるべきところでしっかりと決めることができたことも評価できる。これまでにも、決めるべきときに決めていれば違った試合になったことはあるし、我々が先制するまでに相手に決められてはいけない、ということも今日は実践できた。決めるべきときに決めていればこのような試合になるということも見せられた試合だった。

 試合前には『今シーズンで一番難しい相手と戦うかもしれない。厳しい試合になるかもしれない』と選手たちに話した。相手は失うものもない。昨季の最終節でも0対2で負けているし、そこからメンバーもほとんど変わっていない。絶対に侮れないし、余計な重荷を背負っていないので、怖い相手だと思っていたが、今日は我々が、自分たちのやってきたこと・やるべきことをしっかりとピッチで示せた。ここ最近チャンスは作れていても得点に結びつけることができず、ファン・サポーターのみさんに勝利を届けることができなかった。

 そして自分が忘れられないのは、ナビスコカップ準決勝第2戦・清水で敗れたあとに、みなさんの泣いている姿や顔。それは今でもハッキリと残っていますし、自分もあの敗戦は痛かったし苦しかった。ただ、それでもブレずに、目指しているものを積み上げて、貫いていく、やり続けていくことが大切だと思っていた。それが自分たちの力になることはハッキリしていたので、これからも魅力的な攻撃サッカーを示し続けていきたい」

 【札幌・石崎監督の会見要旨】「出場停止の選手やアンダー世代の日本代表に選手を送り込んでいるため、本来センターバックの選手が今日は一人もいない状態。そこでどう戦っていくかというところで、ボランチのできる選手を後ろに下げた。立ち上がりにピンチはあったが、我々にもチャンスがあり、そこで決めきれなかった。途中で守備のバランスが悪く、押し込まれる時間が続いたので、4バックにシステムを変えてから前半は少し落ち着いたと思う。

 ただ、後半の早い時間帯に失点をしてしまい、どうしても前掛かりになった。そして失点をしてしまうといういつもの悪い形になってしまった。それでも選手たちは最後まで諦めずによく走ってくれたし、よく戦っていた。この気持ちを来年に繋げるためにも、残り4試合をきっちりと戦っていきたい。(気持ちだけでなくプレーを見ても最後まで攻撃的に戦っていた?)そうですね。若い選手が多いのでここでどれだけ良い経験ができるか。東京に対して何が足りないかを感じてもらいたいし、気持ち・技術・戦術の部分でいい経験をして次に繋げて欲しいと思います」

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