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Jリーグディビジョン1 第4節

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2012年03月31日 味の素スタジアム ( Home )
【0-1】 主導権はにぎるものの得点を奪えず、逆にカウンターから失点を許し今季リーグ初黒星
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前半 0 
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 1
  ・56分:佐藤 寿人 
観衆 16,229人   天気 雨、強風   気温 16.3度
主審 : 佐藤隆治   副審 : 原田昌彦  : 金田大吉
7 シュート 5
7 GK 5
4 CK 5
8 直接FK 17
4 間接FK 4
4 オフサイド 4
0 PK 0
' 10 谷澤 達也
' 61 徳永 悠平
' 81 ルーカス
' 89 石川 直宏
警告 ' 31 森崎 和幸
退場
Nr Pos    Change Name SH
20 GK   権田 修一
2 DF   徳永 悠平 1
3 DF   森重 真人
5 DF   加賀 健一
13 FW 90分 平山 相太
6 DF   太田 宏介
18 MF   石川 直宏 1
4 MF   高橋 秀人 1
27 MF   田邉 草民 1
22 MF   羽生 直剛 1
19 MF 65分 大竹 洋平
39 MF   谷澤 達也
11 FW 65分 渡邉 千真
49 FW   ルーカス 2
1Sub/GK 塩田 仁史
33Sub/DF 椋原 健太
37Sub/MF 橋本 拳人
7Sub/MF 米本 拓司
Nr Pos    Change Name SH
1 GK   西川 周作
24 DF   森脇 良太
5 DF   千葉 和彦
4 DF   水本 裕貴
6 MF   青山 敏弘 1
25 MF   大崎 淳矢 1
29 MF 85分 野津田 岳人
14 MF   ミキッチ
2 DF 90分 ファン ソッコ
16 MF   山岸 智
8 MF   森崎 和幸
15 MF   高萩 洋次郎
11 FW   佐藤 寿人 3
9 FW 84分 石原 直樹
13Sub/GK 増田 卓也
35Sub/MF 中島 浩司
27Sub/MF 清水 航平
20Sub/MF 石川 大徳

2007年より勝利のない広島に対し、魅力的なサッカーで4連勝をめざす一戦

 リーグ第4節が開催。ホーム味スタにてサンフレッチェ広島を迎え撃つ。前節神戸戦ではキレのあるカウンターから2得点を挙げ、3連勝を果たした。その内容に誰も満足はしていないが、それでもアウェイではしぶとく勝ち点をもぎ取り、ホームでは魅力的なサッカーで勝つことを目標にしたい。その意味でも今節はホームで、90分をとおしてどれだけ自分たちのサッカーで勝ち切れるかが焦点になる。

 ただし今節は長谷川が出場停止。梶山もふくらはぎに故障を抱え、欠場することに。そのため今季初先発の田邉がボランチを務め、トップ下には羽生が入る形で臨むことになった。

 対する広島は、現在リーグ戦は2勝1敗。今季から森保一監督を新指揮官に迎えたが、昨年までのチームの特長を活かした戦いで好調を維持している。その中でもFW佐藤の素早い動き出し、スペースを突く流動性には細心の注意が必要だ。MF大崎や野津田ら、若くフレッシュな選手も勢いに乗らせると怖い存在で、一瞬も気の抜けない展開になりそうだが、だからこそ広島の前線によい形でパスを入れさせないように、パスの出所へのプレスを意識したい。

 梶山、長谷川とここまで主軸を担ってきた2選手が欠場し、踏ん張りどころだともいえるが、「誰が出ても同じようにめざすサッカーを(ポポヴィッチ監督)」という目標のもと、それぞれの特長を活かしつつ、連動したサッカーで勝利をめざす一戦。風雨が強く、嵐のような天候のもと、試合は14時3分に広島のキックオフでスタートした。

互いに特長を活かして切り替えの早い攻防に。だが決定機を作れず

 立ち上がりから攻撃的な姿勢を打ち出し、2分には徳永のミドルで今日1本目のシュートを放つ。だが広島も、戻りの素早い守備でスペースを消し、ボランチのところでボールを奪ってカウンターを仕掛けるという狙いを徹底してきた。それに苦しみ、東京はなかなか効果的な縦パスからスイッチを入れることができなかった。

 守備では集中を切らさず、広島を自由にさせなかったが、20分には広島・シャドーのMF大崎が右に展開。右MFミキッチのクロスに合わせ、中央のFW佐藤に飛び込まれる。東京DFがしっかり寄せて打ち切らせずシュートは枠をそれたが、一つの形を作られてしまった。逆に23分には中盤の田邉がインターセプト。すぐ前につなぎ、羽生がドリブルで持ち上がってシュートを放ったが……枠をとらえることができなかった。

 26分には広島の左CKから、FW佐藤にファーから回り込むような形で狙われる。打ち切らせなかったがこぼれを巧みにつながれ、エリア中央のMF大崎に決定的な形を作られたが、ボールは東京DFをかすめて枠外に。38分には広島の前線へのボールを森重が奪い、加賀、羽生、ルーカスの巧みなキープから谷澤、高橋が絡み、右の徳永へ。流動的なポジションから次々と飛び出し、前にボールを運んだがチャンスには至らず。切り替えの早い攻防が続く中で決定機は作れず、シュート数は互いに3本という展開で前半を終了した。

またしてもFW佐藤のゴールを許し……今季初の無得点でリーグ戦黒星

 後半開始から東京がリズムをつかもうとした。49分、高橋のサイドチェンジから中央の石川→太田が左クロス。ルーカスがヘディングを放つが枠外に。直後には中央の羽生→ルーカスの落としから、再び羽生が裏に飛び出した石川にスルーパス。良い形だったが、オフサイドに…。54分には引いた広島DFをつり出そうと高橋がミドルを放つが、勢いがなかった。

 チャンスを活かしきれないまま迎えた56分、広島DFからボランチの青山が右にさばき、MFミキッチがサイドをドリブルで攻め上がる。これを抑えることができず、早いタイミングで精度の高いクロスを入れられる。これに合わせて絶妙のタイミングで東京DFの裏に飛び出したFW佐藤をつかまえ切れず。広島の後半最初のシュートを見事に決められ……。警戒していた形から先制を許してしまった。

 65分には谷澤、羽生に代えて渡邉を前線に、左MFには今季初出場となる大竹を投入。一気に2選手を交代させ、攻撃の活性化を狙った。73分、早いテンポでボールを動かし、サイドチェンジを交えて前に運び、左サイドの大竹がGKとDFの間にクロス。GKのパンチングのこぼれが右エリアの田邉に渡りそうになったが、広島DFに抑えられた。

 74分にはスピーディな仕掛けから、石川が左サイドのライン際で粘り、中へ持ち込む。中央エリアのルーカスにくさびを入れ、落としたところに渡邉が飛び出したが、DFに阻まれてCKを得るにとどまった。85分には加賀に代えて平山を投入。前線の高さを増したが、ロスタイムの4分を含めてクロスを放り込む場面も少なく……。広島陣内に押し込みながらも最後まで守備ブロックを崩すことができず、今季初の無得点でリーグ戦初の敗戦を喫した。

 【選手コメント】《田邉》「まず守備から入れと指示されていたし、バランスも意識していた。ただチームの展開として流動的な形が出せず、ボランチの2人ともが下がってボールを回す…というふうになってしまった。広島は立ち上がりから引きが早かった。後半はワンタッチで相手を動かそうとも考えていたが、完全に縦パスを狙われた。相手のボランチを食いつかせたり、引き出すようなプレーができず、待ち構えているところにパスを出して取られる…ということが続いてしまった。効果的な縦パスをなかなか入れられなかった。ただこの敗戦を引きずっていてはダメだと思う。今日の反省をまた練習から活かせるようにしていきたい」

 《太田》「シュートまで持ち込むことがなかなかできなかった。特に前半はパスコースもなく、相手の戻りも早くてすぐに5バックになり、スペースがなかった。前を向けなかったし、下げることしかできなかった。もう少し大胆さも必要だったのかもしれない。後半は自分たちのつなぎはある程度できたと思うが…。今後、こういう相手に対してどう崩していくかが問題。今日、課題として出たことをポジティブに捉えていきたい」

 【ポポヴィッチ監督の会見要旨】「結果に対してもちろん満足はできないが、内容は悪くなかったと思う。私たちはボールを動かして主導権を握ることにトライし続けたし、相手はしっかりと守ってカウンター狙いで全員が引いていた。そのような相手に対しても、自分たちがやるべきことをやろうとしていたことは評価できる。広島に対しては、10人でしっかりと守ったという部分に関しておめでとうと言うしかないし、カウンターの質も高かった。結果に恵まれなかったが、良いサッカーをして結果を得るため、今日の試合から課題を見つけてそれを活かしていきたい。

 (長谷川と梶山がいない影響は?)2人を欠いてもやるべきことは変わらないということを見せられたと思う。その点に関しては満足している。最後の時間帯はボールを蹴ってしまったが、それは私たちのパワープレーではない。私たちのパワープレーというのは、最後まで繋いでいく・やってきたことをやる・やるべきことをやること。その部分に関しては今日の経験を次に活かしたい」

 【広島・森保監督の会見要旨】「選手が勝ちたいという気持ちで90分間走り、チームとしてやるべきことに規律を持って戦い抜けたとことが勝因だと思う。2節前のアウェイ清水戦では雨の中、たくさんのサポーターに残念な思いをさせてしまった。今日もこの雨の中、応援しに来てくれたサポーターのために選手は走り、勝利をプレゼントできたことはよかった。

 攻撃時にボールを保持した場合、MFミキッチやMF山岸が高い位置を取ることはコンセプトの中にあり、それが得点シーンに繋がった。得点そのものは自陣からボールを持ち出して、クロスにFW佐藤が中央に入った形。ハーフタイムには、前半にクロスは何回かあったが中央の枚数が足りていないので、クロスに対してしっかり入ろうと伝えた。(東京にボールを保持される時間が長かったが?)切り替えを早くしてコンパクトにブロックを作って対応しようとした。お互いの距離感を近くして、ブロックの中に相手が入って来たときにしっかり対応しようと選手には伝えていた」

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